ウクライナ問題、武装解除などで4者合意(学校で教えてくれない経済学)
EU,アメリカ、ロシア、ウクライナ4者会合が17日スイス、ジュネーブで開かれ、「①全ての当事者は,暴力、威嚇、挑発行為を自粛する、②全ての違法な武装勢力は武装解除する、③ウクライナ都市で不法に占拠された公共の場所を解放する、④ウクライナ国内で広範囲な対話を呼びかける、⑤欧州安保協力機構(OSCE)が派遣する監視団が主要な役割を果たす。」などで合意された。19日朝放送のドイツZDFは「EU,ロシア、アメリカ、ウクライナ4者外相級会合がジュネーブで開かれ武装解除するなどで合意した。当初予想されていなかった結果である。ウクライナ、ロシアの同席は紛争以降では今回が初めて。ラブロフ外相は慎重ながら楽観的な談話を発表した。ケリ―米国務長官は「占拠された場所は明け渡される。重罪犯罪者に特赦は適用されない。」と語った。」と伝えた。ドイツZDF、Kampen記者はジュネーブから「今回の合意はロシアがいかに孤立していたかを過小評価していたことを示した。ロシアから1億ユーロの資金が流失した。」とレポートしていた。
ロシアRTRは17日、プーチン大統領が12回目のロシア全国各地からの参加者と公開討論の中でプーチン大統領は「ジュネ―ブでの4者会合は重要です。ロシアは従来から対話を重視してきた。民主主義的手法と対話によってのみ問題は解決されます。」と語り「ロシアの軍事介入はあるのか。」との質問には「ありません。ウクライナの問題はウクライナ住民が決めることです。」と答える様子を写していた。一方、ケリ―米国務長官は、4者会合の後の記者会見で「数日以内に措置を取らなければ、アメリカはロシアに対する追加制裁措置を発動する。」と警告したと英BBC、ドイツZDF,フランスF2共に伝えていた。フランスF2は今回の4者会での合意を「ロシアが武装施設の撤収を決めたことは誰も考えていなかった。ラブロフ外相が武装解除を申し出た。」と驚きをもってF2記者が話していた。英BBCは4者会同合意を「成果をあげました。」とニュ-ス冒頭で英BBC記者が総括した。
一方、18日朝放送の韓国KBS、英BBC,米ABCがそれぞれ韓国船「セゥオル号」沈没のニュースを詳しく伝えた。なかでも英BBCは「安全性の観点からなぜ沈没し、多数の犠牲者を出すにいたったのか。原因究明について世界が注目している。」とレポートを結んでいた。米ABCは現地17日夕方の放送で“Disaster at Sea”のタイトルで、航海記録を分ごとに追い、いろいろな原因が考えられるが右旋回した。それが車など積み荷が移動して船舶が損傷、海水が侵入、沈没を速めた可能性がある。線内放送で動くなと指示。線内の方が安心と伝えた。ところが、船長が傾き始めた後30分で船外に脱出していた疑いが出て来た。捜査が始まっている」と紹介していた。
17日、NY市場でNYダウははじめ大きく下げたがあとウクライナ情勢の進展から安心感が広まり、NYダウは前日比16ドル安、16,408ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.721%へ上昇した。NY外国為替市場では、1ドル=102.41円、1ユーロ=141.44円、NY原油(WTI)はバレル104.30ドル、NY金はオンス1,293.40ドルで取引された。(了)
EU,アメリカ、ロシア、ウクライナ4者会合が17日スイス、ジュネーブで開かれ、「①全ての当事者は,暴力、威嚇、挑発行為を自粛する、②全ての違法な武装勢力は武装解除する、③ウクライナ都市で不法に占拠された公共の場所を解放する、④ウクライナ国内で広範囲な対話を呼びかける、⑤欧州安保協力機構(OSCE)が派遣する監視団が主要な役割を果たす。」などで合意された。19日朝放送のドイツZDFは「EU,ロシア、アメリカ、ウクライナ4者外相級会合がジュネーブで開かれ武装解除するなどで合意した。当初予想されていなかった結果である。ウクライナ、ロシアの同席は紛争以降では今回が初めて。ラブロフ外相は慎重ながら楽観的な談話を発表した。ケリ―米国務長官は「占拠された場所は明け渡される。重罪犯罪者に特赦は適用されない。」と語った。」と伝えた。ドイツZDF、Kampen記者はジュネーブから「今回の合意はロシアがいかに孤立していたかを過小評価していたことを示した。ロシアから1億ユーロの資金が流失した。」とレポートしていた。
ロシアRTRは17日、プーチン大統領が12回目のロシア全国各地からの参加者と公開討論の中でプーチン大統領は「ジュネ―ブでの4者会合は重要です。ロシアは従来から対話を重視してきた。民主主義的手法と対話によってのみ問題は解決されます。」と語り「ロシアの軍事介入はあるのか。」との質問には「ありません。ウクライナの問題はウクライナ住民が決めることです。」と答える様子を写していた。一方、ケリ―米国務長官は、4者会合の後の記者会見で「数日以内に措置を取らなければ、アメリカはロシアに対する追加制裁措置を発動する。」と警告したと英BBC、ドイツZDF,フランスF2共に伝えていた。フランスF2は今回の4者会での合意を「ロシアが武装施設の撤収を決めたことは誰も考えていなかった。ラブロフ外相が武装解除を申し出た。」と驚きをもってF2記者が話していた。英BBCは4者会同合意を「成果をあげました。」とニュ-ス冒頭で英BBC記者が総括した。
一方、18日朝放送の韓国KBS、英BBC,米ABCがそれぞれ韓国船「セゥオル号」沈没のニュースを詳しく伝えた。なかでも英BBCは「安全性の観点からなぜ沈没し、多数の犠牲者を出すにいたったのか。原因究明について世界が注目している。」とレポートを結んでいた。米ABCは現地17日夕方の放送で“Disaster at Sea”のタイトルで、航海記録を分ごとに追い、いろいろな原因が考えられるが右旋回した。それが車など積み荷が移動して船舶が損傷、海水が侵入、沈没を速めた可能性がある。線内放送で動くなと指示。線内の方が安心と伝えた。ところが、船長が傾き始めた後30分で船外に脱出していた疑いが出て来た。捜査が始まっている」と紹介していた。
17日、NY市場でNYダウははじめ大きく下げたがあとウクライナ情勢の進展から安心感が広まり、NYダウは前日比16ドル安、16,408ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.721%へ上昇した。NY外国為替市場では、1ドル=102.41円、1ユーロ=141.44円、NY原油(WTI)はバレル104.30ドル、NY金はオンス1,293.40ドルで取引された。(了)