ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ウクライナ東部で戦闘激化、ロシアルーブル最安値更新、ドイツ景況感悪化でユーロ続落、

2014-10-01 08:17:01 | 経済学
週末米雇用統計待ちで様子見、NYダウ28ドル安(学校で教えてくれない経済学)


香港ハンセン指数が2営業日続落、2月以来最大の下げ幅となった。抗議デモがすぐに終わる見込みがない。デモ参加者が増えて緊張が高まることを投資家は懸念していると30日付けブルームバーグニュースが伝えた。30日付のWSJ紙電子版でAndrewBrowne記者は「中国政府が厳しい対応に乗り出してきたときそれがどのような形になるかが問題だ。本当に中国政府が懸念しているのは、完全な民主主義によって香港を制御しきれなくなり、不安定な状況が中国の他の地域に広がることだ。デモ隊は梁振英行政長官の辞任のみならず、17年の行政長官選挙を自由選挙で長官選出を求めているが実現することはほとんどない。」と書いていた。一方、近着10月7日号「ニューズウイーク誌」日本版で「英字紙サウスチャイナ・モーニングポスト調査で香港市民の半数が、中国が提案する方法での行政長官選挙が撤回されることを願っているが、今回の占拠デモでより自由な選挙を手に入れることが出来ると信じている市民はわずか5%だった。」とパトリック・ウイン記者が書いていた。

一方、9月のドイツの失業者数は、前月比1万2,000人増、予想に反して増えた。失業率は6.7%と前月と変わらず。失業者増は2ケ月連続。ユーロ圏経済回復の遅さやロシアとの緊張がドイツ経済に影を落としている」と30日付のブルームバーグ電子版が伝えた。ドイツ関連では先の二ューズウイーク誌は「ドイツ経済『最強神話』のウソ」のタイトルで、フィリッペ・ルグラン(元欧州委員会金融問題顧問)は「ドイツは今、時代に適応できず苦しんでいる。停滞のツケを負わされているのは労働者だ。過去15年間に生産性は17.8%向上したが、実質賃金は99年より低い。労働者は働く意欲を失い、企業は低コストに甘んじてより利益率の高い分野へ投資を怠るからだ。」と書いていた。

NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから1日が始まる。10月1日朝放送の香港ATVは「英カメロン首相は香港の情勢を見て見ぬふりは出来ないと語った」と伝え「台湾の馬総統は普通選挙は香港にも中国にも恩恵をもたらすと語った」と伝えた。インドNDTVは「モディ首相とオバマ大統領との首脳会談が30日から始まった」と伝えた。フランスF2は「薬剤士が30日、処方箋なしでスーパーなどで薬が販売できる規制撤廃の動きに対する反対デモを行った」と伝えた。一方、フランスF2はフランスの財政赤字が初めて2兆ユーロを突破した。05年の2倍。毎年生まれる赤ん坊1人あたり3万ユーロにあたる」と伝えた。中国CCTVは30日、国慶節65周年食事会に招かれた江沢民氏他の要人を写しながら習主席の演説を伝えていた。ロシアRTRはウクライナ東部で戦闘が止まないと伝えた。30日、ロンドン市場でロシアルーブルは1ドル=44.4450ルーブルへ下落、史上最安値を更新した。

30日、NY市場は、消費者信頼感指数が予想外に低かったことを受けてNYダウは乱高下したが週末雇用統計待ちで様子見前日比28ドル安、17,042ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.493%と横ばい、NY為替は1ドル=109.62円、1ユーロ=138.46円一方NY原油(WTI)はバレル91.16ドル、NY金はオンス1,210.50ドルと共に反落した。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする