ブラドーセントルイス連銀総裁発言で(学校で教えてくれない経済学)
「米議会、エボラ出血熱への政府対応を厳しく批判」のタイトルで10月17日付けのWSJ紙電子版は「オバマ米大統領は16日も出張をとり止め、ホワイトハウスのエボラ対策責任者と今後の対応を協議した。16日の米下院公聴会に出席したCDC(米疾病対策センター),フリーデン所長は『空路での訪米禁止措置を取っても、陸路などで入国する。発熱の有無や誰と接触したかなどについてチェックできない』と指摘した。」と16日付のWSJ紙電子版は伝えた。17日朝放送のNHK/BSで、スペインTVEは、イタリアミラノで16日からASEM(アジア欧州会議)がはじまったと伝えた後「16日、EU緊急保健相会議で感染者の出国阻止では一致したが英、米、仏で実施されている空港での体温検査の義務づけは各国の判断にゆだねることになった。」と伝えた。
17日朝放送の豪ABCはエボラ出血熱で4,500人が死亡、感染者が9,000人に達したとWHO(世界保健機関)が発表したと伝えた後「アボット首相は『オーストラリアは西アフリカ3国などエボラ出血熱対策のため救助隊を派遣しない。オーストラリア国内に帰国者を受け入れる対応ができないためだ。』と語った」と伝えた。一方、英BBCはシェオレナへ出発直前の看護師がインタビューで「エボラ感染防止に貢献できる。防護は万全だから何も心配していない。」と答える様子を映していた。安倍首相はASEM会議前のインタビューで「日本政府はエボラ出血熱感染防止に積極的に対応する」と答えたとNHK/BSが伝えた。
17日朝放送のロシアRTRは、プーチン大統領がセルビアを訪問し、ロシアがナチスドイツとの戦いに勝利した70周年記念式典に出席したと伝えたあと「ASEM会合では、クライナ情勢、欧州の対ロシア制裁が主要議題となる。メルケル首相はプーチン大統領が到着直後に会談を予定している。ASEM会議の合間に、プーチン、ポロシェンコ、ウクライナ大統領との会談が予定されている。ウクライナ東部では16日もウクライナ政府軍の砲撃が続いている。」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル首相は『ウクライナ政府の停戦協定ミンスク合意の実行が最優先だ』と語った。」と伝えた。メルケル、プーチン会談は4ケ月振りとなる。
16日、NY市場ではタカ派のセントルイス連銀、ブラード総裁が『米FOMCの債券購入プログラムの終了を遅らせることが必要かもしれない。』と発言、米2年債、10年債の利回りが反発、一時1.51%まで急落していた10年債利回りが2.16%へ戻した。NYダウは、一時、前日比140ドル近く下げていたが、ブラード発言後買い戻され、前日比24ドル安、16,117ドルで取引を終えた。債券利回り反発を受けてドルが買い戻され、1ドル=106.30円、1ユーロ=136.04円で取引された。NY原油(WTI)は一時バレル80ドル割れまで下げたが、82.70ドルまで戻した。ドル反発でNY金相場はオンス1,240.50ドルと小幅下げた。
ドイツ経済の不振から欧州株急落の最中、ミラノで開催されたASEM会議にはロシア敵視を強める米国は参加していない。裏舞台でのロビー活動が主役を演じるかもしれない。(了)
「米議会、エボラ出血熱への政府対応を厳しく批判」のタイトルで10月17日付けのWSJ紙電子版は「オバマ米大統領は16日も出張をとり止め、ホワイトハウスのエボラ対策責任者と今後の対応を協議した。16日の米下院公聴会に出席したCDC(米疾病対策センター),フリーデン所長は『空路での訪米禁止措置を取っても、陸路などで入国する。発熱の有無や誰と接触したかなどについてチェックできない』と指摘した。」と16日付のWSJ紙電子版は伝えた。17日朝放送のNHK/BSで、スペインTVEは、イタリアミラノで16日からASEM(アジア欧州会議)がはじまったと伝えた後「16日、EU緊急保健相会議で感染者の出国阻止では一致したが英、米、仏で実施されている空港での体温検査の義務づけは各国の判断にゆだねることになった。」と伝えた。
17日朝放送の豪ABCはエボラ出血熱で4,500人が死亡、感染者が9,000人に達したとWHO(世界保健機関)が発表したと伝えた後「アボット首相は『オーストラリアは西アフリカ3国などエボラ出血熱対策のため救助隊を派遣しない。オーストラリア国内に帰国者を受け入れる対応ができないためだ。』と語った」と伝えた。一方、英BBCはシェオレナへ出発直前の看護師がインタビューで「エボラ感染防止に貢献できる。防護は万全だから何も心配していない。」と答える様子を映していた。安倍首相はASEM会議前のインタビューで「日本政府はエボラ出血熱感染防止に積極的に対応する」と答えたとNHK/BSが伝えた。
17日朝放送のロシアRTRは、プーチン大統領がセルビアを訪問し、ロシアがナチスドイツとの戦いに勝利した70周年記念式典に出席したと伝えたあと「ASEM会合では、クライナ情勢、欧州の対ロシア制裁が主要議題となる。メルケル首相はプーチン大統領が到着直後に会談を予定している。ASEM会議の合間に、プーチン、ポロシェンコ、ウクライナ大統領との会談が予定されている。ウクライナ東部では16日もウクライナ政府軍の砲撃が続いている。」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル首相は『ウクライナ政府の停戦協定ミンスク合意の実行が最優先だ』と語った。」と伝えた。メルケル、プーチン会談は4ケ月振りとなる。
16日、NY市場ではタカ派のセントルイス連銀、ブラード総裁が『米FOMCの債券購入プログラムの終了を遅らせることが必要かもしれない。』と発言、米2年債、10年債の利回りが反発、一時1.51%まで急落していた10年債利回りが2.16%へ戻した。NYダウは、一時、前日比140ドル近く下げていたが、ブラード発言後買い戻され、前日比24ドル安、16,117ドルで取引を終えた。債券利回り反発を受けてドルが買い戻され、1ドル=106.30円、1ユーロ=136.04円で取引された。NY原油(WTI)は一時バレル80ドル割れまで下げたが、82.70ドルまで戻した。ドル反発でNY金相場はオンス1,240.50ドルと小幅下げた。
ドイツ経済の不振から欧州株急落の最中、ミラノで開催されたASEM会議にはロシア敵視を強める米国は参加していない。裏舞台でのロビー活動が主役を演じるかもしれない。(了)