ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米利上げ後ずれ観測からNYダウ304ドル高、TPP交渉大筋合意が株高を支援、NY外為市場で、

2015-10-06 10:23:56 | 経済学
ドル買い・円売り進み1ドル=120.49円(学校で教えてくれない経済学)


2015年のノーベル医学生理学賞に大村智(おうむらさとし)、北里大特別栄誉教授(80)、ウイリアム・キャンベル、米ドリュー大教授(85)の二人が「寄生虫によって引き起こされる感染症の治療の開発」で、屠呦呦(ト・ユー・ユー)中国中医科学院博士(84)が「マラリアの新規治療法に関する開発」で選ばれたとスエーデン、カロリンカ研究所が10月5日発表した。「開発途上国で感染症対策に役立っている。人類への計り知れない貢献をしている」と称えた。大村氏は静岡県伊東市のゴルフ場周辺の土にいた新種の方線菌が出す物質から寄生虫に効果がある抗生物質「エバーメクチン」を発見、79年に報告。キャンベル氏はそれが家畜に効果があることを確認した。その後米製薬会社メルクとの共同研究で駆除薬「イべルメクチン」を開発、それがオンコセルカ症(河川網膜症)などの特効薬として普及した。イベルメクチン服用で感染の危機から救われる人は年間で3億人に上る。屠氏はマラリア薬の「アルテミシニン」をキク科のクソニンジンから抽出することに成功したと6日付のヤフーブログに掲載されていた。

6日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で特にロシアテレビは3氏のノーベル賞受賞を詳細に紹介し「今回の受賞はノーベル賞設立の精神に立ち戻った意味で画期的だ。」と高く評価していた。中国CCTVは3氏の受賞を伝え、屠氏は1971年にマラリア薬を開発した。薬の開発の結果、マラリアの死亡者は50%減少した」と紹介していた。ドイツZDFは「2015年のノーベル医学生理学賞に中国人、日本人、アイルランド人の3人が受賞した。日本人とアイルランド人の二人は寄生虫と感染症に立ち向かった。中国人の屠氏の受賞は漢方のノーハウから生まれた。花の成分から抽出した」と紹介していた。一方、ドイツZDFはメルケル首相がインド訪問、モディ首相と会談したと伝え「現在人口13億人だが間もなく人口で中国を抜く。今後、インドは最も発展の可能性の高い国である。ドイツの投資先として期待が大きい。ただ、人口過密ぶりは深刻で特に大都市では終わりのない渋滞が続いている。モディ首相は『ドイツはインドの力強いパートナーである』と語った。メルケル首相は『テロとの戦い、防衛、軍事面でのインドとの連携を深めたい。ドイツはインドに様々分野でノーハウを提供できる』と語った。インドには現在1,600社のドイツ企業が進出しているが、今なお様子見状態だ。」と伝えていた。

週明け5日のNY市場では先週末発表の米雇用統計で米国経済の減速懸念が出てきた。その後発表されたISMデータも景気減速を裏付けた。市場では年内利上げ観測が大きく後退したとして、NYダウは304ドル高、16,776ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル72セント高、46.26ドル、NY金は横ばいのオンス1,138ドルで取引された。 NY外為市場では株高を背景にドルが買われ、1ドル=120.47~49円、1ユーロ=134.77~83円で取引された。NHK/BS「キャッチ!世界の視点」{経済情報}出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「利上げ後ずれ観測が強まってきている。今週末にかけて地区連銀総裁発言を注目したい」と話していた。TPP交渉大筋合意のニュースが全般株高を支援している。(了)

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