1950年来最高、穀物相場上昇懸念:10月12日付WSJ紙記事(学校で教えてくれない経済学)
「オバマ米大統領はアフガニスタンに9,800人の兵士を維持、17年も5,500人を残すことを決めた。事実上、アフガニスタン情勢の対処という任務を次期政権に引き継ぐ形となった」と15日付WSJ紙電子版でGarole E.Lee記者が書いた。16日 朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「オバマ政権はアフガニスタンでの戦略見通しを変更した」と伝えた。英BBCは「アフガニスタン紛争後14年1ケ月を迎える。アメリカは10万の兵士を派遣した。昨年3万8,000人になった。現在は9,800人が派遣されている。オバマ大統領は遅くとも2016年にはアフガニスタンから完全撤退を大統領選挙公約していた。オバマ大統領にとってもっとも望ましくない決定となった。アフガニスタン北部の主要都市クンドゥズがタリバンに一時占拠されたことがきっかけだった。」と伝えた。
ドイツZDFは16日朝の放送で「15日、EU首脳会議が開かれ難民問題を協議した。メルケル首相は『難民問題でEU内部で混乱が起こっている』と語った。EUユンケル議長は『難民対策費用22億ユーロが届いていない』と話した。シリアでの戦闘が収まる気配がない。フランスオランド大統領は『トルコは力を貸してくれるだろう』と語った。EU会議でイタリアとギリシャに難民管理センターを設けることを決めた。ドイツ連邦議会は改定難民法を可決した。3ケ月の難民収容期間を6ケ月まで延長とドイツ語教育助成金を増加、難民への現金給付を増やすことなどが含まれる」と伝えた。ドイツZDFは「アメリカ情報機関NSAが2年前メルケル首相の携帯電話を盗聴していたことが分かり問題になった。ところがドイツ連邦情報局もアメリカを含む同盟国の情報収集を行っていたことを認めた」と伝えた。豪ABCは「タンブル政権はダーウイン港を中国に貸し出すことを承認した。1942年、日本軍はダーウインを占拠したが、ダーウインがいかに戦略的に重要な拠点だということを
日本軍がわかっていたからだ。地元住民のとってはいいことかもしれない。現政権は中国の南シナ海への進出に反対している。なぜ中国人に戦略港を開け渡すのかと労働党首は非難した。豪州国内で当惑が広がっている」と伝えた。フランスF2は政府は年金給付時期を現行の61歳から遅らせることを決めた。経営者と労組協議も結論が出なかったと伝えた。
その他特記事項として16日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」出演のWSJ紙日本版担当、坂野隆児氏はWSJ紙10月12日付記事でエルニーニョ現象により海水面の高さが1950年以来最も高い。アメリカでは20年来の高さだ。アメリカでは予想外の干ばつの被害が出ている。国際相場で今年年央から乳製品、粗糖、パーム油、小麦相場は上昇に転じている。IMFはエルニーニョ現象の影響を懸念するレポートを出したと紹介していた。
15日NY市場では年内利上げなしとの見方からNYダウは前日比217ドル高、17,141ドルで取引を終えた。株高を受けてドル買戻しからNY外為市場では1ドル=118.88円、1ユーロ=135.20円で取引された。NY原油(WTI)は小幅安バレル46.30ドル、NY金はオンス1,187.90ドルへ上げた。相場は鳥の生態に似ている。バードウオッチングは大切だ。(了)
「オバマ米大統領はアフガニスタンに9,800人の兵士を維持、17年も5,500人を残すことを決めた。事実上、アフガニスタン情勢の対処という任務を次期政権に引き継ぐ形となった」と15日付WSJ紙電子版でGarole E.Lee記者が書いた。16日 朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「オバマ政権はアフガニスタンでの戦略見通しを変更した」と伝えた。英BBCは「アフガニスタン紛争後14年1ケ月を迎える。アメリカは10万の兵士を派遣した。昨年3万8,000人になった。現在は9,800人が派遣されている。オバマ大統領は遅くとも2016年にはアフガニスタンから完全撤退を大統領選挙公約していた。オバマ大統領にとってもっとも望ましくない決定となった。アフガニスタン北部の主要都市クンドゥズがタリバンに一時占拠されたことがきっかけだった。」と伝えた。
ドイツZDFは16日朝の放送で「15日、EU首脳会議が開かれ難民問題を協議した。メルケル首相は『難民問題でEU内部で混乱が起こっている』と語った。EUユンケル議長は『難民対策費用22億ユーロが届いていない』と話した。シリアでの戦闘が収まる気配がない。フランスオランド大統領は『トルコは力を貸してくれるだろう』と語った。EU会議でイタリアとギリシャに難民管理センターを設けることを決めた。ドイツ連邦議会は改定難民法を可決した。3ケ月の難民収容期間を6ケ月まで延長とドイツ語教育助成金を増加、難民への現金給付を増やすことなどが含まれる」と伝えた。ドイツZDFは「アメリカ情報機関NSAが2年前メルケル首相の携帯電話を盗聴していたことが分かり問題になった。ところがドイツ連邦情報局もアメリカを含む同盟国の情報収集を行っていたことを認めた」と伝えた。豪ABCは「タンブル政権はダーウイン港を中国に貸し出すことを承認した。1942年、日本軍はダーウインを占拠したが、ダーウインがいかに戦略的に重要な拠点だということを
日本軍がわかっていたからだ。地元住民のとってはいいことかもしれない。現政権は中国の南シナ海への進出に反対している。なぜ中国人に戦略港を開け渡すのかと労働党首は非難した。豪州国内で当惑が広がっている」と伝えた。フランスF2は政府は年金給付時期を現行の61歳から遅らせることを決めた。経営者と労組協議も結論が出なかったと伝えた。
その他特記事項として16日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」出演のWSJ紙日本版担当、坂野隆児氏はWSJ紙10月12日付記事でエルニーニョ現象により海水面の高さが1950年以来最も高い。アメリカでは20年来の高さだ。アメリカでは予想外の干ばつの被害が出ている。国際相場で今年年央から乳製品、粗糖、パーム油、小麦相場は上昇に転じている。IMFはエルニーニョ現象の影響を懸念するレポートを出したと紹介していた。
15日NY市場では年内利上げなしとの見方からNYダウは前日比217ドル高、17,141ドルで取引を終えた。株高を受けてドル買戻しからNY外為市場では1ドル=118.88円、1ユーロ=135.20円で取引された。NY原油(WTI)は小幅安バレル46.30ドル、NY金はオンス1,187.90ドルへ上げた。相場は鳥の生態に似ている。バードウオッチングは大切だ。(了)