ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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宝塚歌劇、月組公演「All for One at 宝塚大劇場(スケッチ&コメント)

2017-08-06 07:43:54 | スケッチ


月組公演「All for One at 宝塚大劇場

江嵜企画代表・Ken


宝塚歌劇、月組公演「All for One」~ダルタニアンと太陽王~(脚本・演出/小池修一郎),二幕もの浪漫活劇を8月3日(木)午後3時開演をたまたま時間が取れたという長女と出かけた。

読売ファミリーの企画で2階ペア席@3,000で、A席@5,500円が当たれば倍お得、同B席@3,500円でも割安、当日会場での抽選で座席が決まる。この日はB席で外れたが、最上段はスケッチにはむしろ全体がワイドに見渡せてよかった。

いつものように座るなり構図を決め会場の様子をスケッチする。舞台が開けば手暗がりになリ描けなくなるからだ。目の前のご婦人から鉛筆を走らせた。いつも通りだが、惜しむらくは、男性の客の姿はまばらだった。

今回は、世界の古典・デュマの「三銃士」をもとに小池修一郎氏が脚本・演出を担当した。三銃士の名の通り、動きの速い剣術の場面も多く、目まぐるしく回転する舞台を堪能した。

舞台は太陽王と呼ばれたルイ14世の時代。王の剣の相手に選ばれたのがダルタニアン。王はダンスのレッスンには夢中だが剣には興味を示さない。ほどなくして、ルイ14世が女であるという秘密が暴露されるという大胆な設定だ。

ルイ14世ことルイーズとダルタニアンとのラブロマンス。ハッピーエンドとなる展開と分かると、小池マジックの妙か、いつのまにか物語に引きずり込まれてしまっていた。

セリフ回しもわかりやすくよかった。夏休みに入って子供さんの観客も多く、時に大喝采も起こり、舞台と客が一つになって楽しかった。

宝塚歌劇の売りは演技である。しかし、衣装、ダンス、特に音楽に捨てがたい魅力がある。今回は、ルイ14世を演じた愛稀れいかさんの歌唱力に脱帽した。

8月6日、72年前の今日、広島に原爆が投下された。大阪からでも神戸からでも小1時間で、電車に乗れば、宝塚歌劇と言う、知る人ぞ知る、別世界を訪れることができる。戦争のない日々を送れる今の幸せに改めて感謝である。(了)

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