鼠蹊部痛の治療。 コラボ鍼はいろんな痛みの治療に使えます（8/27の臨床実践塾の準備）

今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC２ブログ に書いていく予定です。

写真１

　
写真2

コラボ鍼は、鍼灸での経絡走行や筋肉の起始停止を考え、さらに運動療法的な治療法を組み合わせて組み立てた治療法です。
鍼灸は元々臓腑を狙って治療するのが主体ですが、皮だけに引っ掛けて治療するスキン鍼という方法もあります。

スキン鍼は、頭痛の治療に手指の皮に鍼を引っ掛けて治す方法でも使うのですが、即座に頭痛を治めてくれるので、鍼灸師としては面白い方法だと思います。
しかし、残念ながら持ちが悪いので、それだけで治療を終わると、再発しやすいので、病因となる臓腑の治療まで行なう必要があります。

ということは、スキン鍼を使うと、その経絡上に現れた症状は、鍼で気血の流れを調整すると、短時間であっても治める事ができるということになる。
そこで症状が治まっている間に、筋・骨格系の調整をすれば、筋・骨格系の治療にも使えることになる。

それならば、筋・骨格系の治療だけでもいいのではないか、ということになりますが、筋・骨格系だけの治療法だと、1～2割は症状が残る感じがするし、臓腑の治療がないので、治療効果の持続期間に問題があると考えるのです。
そこで、このコラボ鍼を考えたのですが、このコラボ鍼を使うと、鍼の痛みもなく、治療効果の持ちもいいのです。

具体的には、スキン鍼と「操体法」や「新正体法」の理論を応用します。
操体法というのは、医師の橋本敬三先生考えたもので、かなり普及された治療法です。
一方の新正体法というのは、柔道整復師の宮本紘吉先生が編み出したもので、名古屋から西の方は私が講習をして回っていました。

操体法理論：　動きやすい方に動かして、抵抗を加えて瞬間脱力する
新正体法理論：　動きにくい方に動かして、緊張を与えてから瞬間脱力する
初めての方は混乱するかも知れませんが、ここで説明を入れますと紙面が足りませんので、「これが運動系の理論」ということだけ覚えていてください。

具体的には患側にスキン鍼をして、健側に運動系理論での治療を施す治療です。
そう言われてもわかり難いと思いますので、もっと具体的に説明します。

「腰掛けに座っていても鼠蹊部が痛む」という方が来られました。
仰臥になって、両膝を立て、右膝を外側に倒すと鼠蹊部に痛みが出ます。

鼠蹊部の痛みは、股関節や内転筋群とも関係が深いのですが、胆経とも関係がありますので、写真１のように右下腿の胆経にスキン鍼をします。
この場合、鍼の痛みは全くありません。

そして、写真2のように体の右側を下に寝てもらい、左足を挙げてもらいます。
その挙げた左足を私が上から軽く押さえます。
患者さんには、「押されないようにしてね」といいながら力を入れてもらいます。

そして10秒ほどしたら足を降ろしてもらいます。
それから再び左足を挙げてもらい、私が上から軽く押さえます。
これを3回ほど繰り返すと、それでOKです。

鍼を抜いてから、

「はい起きて座ってみてください」と座らせます。

「どう？　痛みを確認してみて」と聞くと、患者さんは上半身を、前後左右に動かしながら笑い出します。（⌒_⌒）

で、「どうですか？」と聞くと、

「はい。痛くありません」と言います。

この理論を患者さんに説明すると混乱を起しますので、説明はしません。(^_^;)

トランプ政権,財政政策で進展を材料にNYダウ196ドル高、ドル買い戻され1ドル＝109.68円（学校で教えてくれない経済学）

トランプ政権と議会共和党との間で個人と企業に対する減税の財源確保で合意が前進と伝えられ、株が買われ債券が売られたと23日付けブルームバーグ電子版でRandallJensenn記者が書いた。24日からのジャクソンホールを控えて様子見の中もNYダウは196ドル高、21,899ドルで取引を終えた。米債券売られ利回りが上昇、ドルが買われ、1ドル＝109.68円、1ユーロ＝129.02円で取引された。NY原油（WTI）はバレル47.64ドルへ小幅反発、NY金はドル反発を受けてオンス1,285．10ドルへ反落した。

23日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「トランプ米大統領は22日、アフガニスタン政策転換を明らかにした。具体的にいつから、いくら増派するかは明言しなかった。マチス国防長官は具体的計画策定に入ると語った。トランプ大統領は「私は直感で判断し行動している。アフガニスタンから撤退すると選挙期間中言った。その直感は間違っていた。アメリカはテロリストを殺す。」と述べた。ガニ、アフガニスタン大統領は歓迎するとの談話を発表した。米メディアによれば約4,000人増派を検討していると伝えた。2001年の米同時多発テロ直後10万人駐留していた。現在は8,500人である。」と伝えた。ドイツZDFは「トランプ政権はアフガニスタン増派を決めた。外交で得点稼ぎを狙っている。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「マチス米国防長官は、22日、イラクを電撃訪問した。イラクモスル近郊にあるISの最後の拠点、タルアファル奪還に向けてイラク民主連合を支援すると語った。テロと断固戦うと語った」と伝えた。米ABCは「トランプ大統領は23日に予定されているアリゾナ州でのトランプ支持派の集会に予定通り出席する。先般、白人至上主義者との反対派とのデモで多数の負傷者が出たことから厳重な警戒態勢が敷かれている」と伝えた。フランスF2は「カタルーニア州警察は22日バルセロナテロ集団は大規模な破壊テロ計画を準備していた。容疑者の1人は証言を始めている。120本のボンベ、火薬を隠し持っていた。標的の一つとしてサクラダ・ファミリア教会を十分下調べをしていた。テロ実行犯のユネス・アブーヤアク—ブ容疑者は事件5日前からパリと隠れ家のあるリボイを往復していた。12人からなる組織で8人が射殺。残り4人の捜査が22日から始まった。」と伝えた。

シンガポールCNAは「アメリカと韓国との間で22日始まったFTA交渉は平行線に終わった。アメリカ代表はアメリカの貿易赤字が倍増した。韓国はアメリカに自動車を160億ドル輸出、韓国はアメリカから自動車を20億ドルしか輸入していない。FTAの結果だ。韓国代表はFTAと無関係だと反論した」と伝えた。シンガポールCNAは「殺虫剤入り卵が台湾の2ケ所の養鶏所で報告され台湾保健省は調査を開始した。当養鶏所の卵は全量廃棄された」と伝えた。韓国KBSは「ジュネーブで22日開かれた軍縮関係会合で北の代表は核とミサイルの開発は自己防衛のためである。交渉のテーブルに着く用意はない。アメリカこそ核の脅威を煽り我々を挑発している。」と語った」と伝えた。（了）