北朝鮮がミサイル発射、日本上空通過をうけて1ドル＝108.83円へ円急騰、NYダウ様子見で5ドル安（学校で教えてくれない経済学）

北朝鮮が日本時間29日午前5時58分ごろミサイルを発射、襟裳岬沖1,180キロ地点に落下したと伝えられたあと対円でドルが急落、1ドル＝108.83円で取引された。NY市場取引時間内ではドルは1ドル＝109.05～109.41円で取引されていた。ユーロは対ドルで買われ、対円でもユーロは買われ1ユーロ＝130.20円で取引された。ドル下落を受けてNY金相場は反発、オンス1,309．70ドルで取引された。ハリケーンが米テキサス州に上陸、被害拡大でNY原油はバレル46.57ドルへ下落した。一方NYダウは30日にGDP４～６期改定値、9月1日、米雇用統計発表控えて様子見5ドル安、21,808ドルで取引を終えた。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」はフランスF2ニュース開始直後、午前6時過ぎからテレビ画面が北ミサイル発射情報に切り替わり、約2時間、午前8時から放送の「キャッチ！世界のトップニュース」まで通常番組は中断された。6時14分に「ミサイルは日本上空を通過、1,180キロ先の太平洋上に落下しました」と続き、電話インタビューを受けた専門家が登場、NHK記者とのやり取りで「今回の北朝鮮ミサイル打ち上げは予告なしで始めて。打ち上げ角度は普通。グアムまでの3,000キロを想定したとみられる」と解説していた。NHKソウル支局の幸田記者は「韓国軍、米軍は現在分析中」と話した。韓国KBSは「北朝鮮は29日午前5時59分、ミサイル1発を発射した。日本上空を通過した。最大高度は550キロ。29日午前7時から国家安全保障会議が開催される。韓米軍事演習に対抗するためとみられる。9月9日、朝鮮開国記念日を控えている。」と伝えた。

29日朝放送のドイツZDFは「米国に上陸したハリケーンは600ミリ/㎡の大雨を降らせ、100万都市ヒューストンを襲った」と伝えたあと「フランス、イタリア、スペイン、ドイツ」4ケ国はアフリカ3国と移民対策問題で28日パリで協議した。フランスはけしかけた。ドイツはけしかけられた。ドイツ代表はリビア経由の移民対策に9,000万ユーロ支援していると反論した。リビアからのヨーロッパへの地中海経由の難民の数が今年に入り90%減の異変が起こっている。それはリビア民兵組織がアフリカ南部からの難民を捕まえ収容しているためだ。EUは口約束だけ何も手を打たないとアフリカ代表は非難した。」と解説していた。ドイツZDFは「ニーダーザクセン州の病院の看護師の男が86人の患者を死亡させたとして殺人罪に問われている。当の看護師が関係した患者に死亡が異常に多いとの内部告発で分かった。不整脈治療のあと蘇生させることでポイントを稼ごうとしていた。関係者の意見では今回の事件は氷山の一角だ。内部告発を自由に出来る体制を作ることが先だと指摘する専門家の意見を紹介していた。インドNDTVは「インドと中国で2ケ月以上にわたった紛争で両国の軍隊が撤退した。来月BRICS会議を控えての動きとみられる。中国外務省、華報道官は軍の撤退に明言を避けた。」と伝えた。豪ABCは「ローマ法王はドヒンギャに生きる権利を与えられなければならない」と話したと伝えた。（了）