FOMC議事録発表後、米年内再利上げ薄まるとしてドル売り、NYダウは25ドル高と様子見（学校で教えてくれない経済学）

FOMC議事録発表後、16日、米債券が急騰、利回りが下落、NY外為市場でドルが売られ、1ドル＝110.17円、1ユーロ＝129.66円で取引された。NYダウは25ドル高、22,024ドルで取引を終えた。「トランプ政権への助言グループ2つが解散した。トランプ大統領はツイッターで金正恩委員長のグアム攻撃見送り決断を評価したが市場に影響はなかった」と17日付けブルームバーグ通信はつ与えた。NY原油（WTI）は先行き原油生産増加懸念が再燃、バレル46.78ドルへ下落した。NY金は、FOMC議事録発表後、年内追加利上げの可能性は薄まったとしてオンス1,282.50ドルへ反発した。

17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「アイルランドと北アイルランド（英国）との国境は英国のEU離脱後も現状通りとメイ首相は明らかにした。英国はEUから離脱は英国への外国人流入を減らす狙いからだ。何のためのEU離脱なのかとの批判が野党から出ている。アイルランドと北アイルランドの国境周辺の住民は歓迎している。」と伝えた。英BBCは「空母クイーンエリザベスがポーツマス港にはじめて姿を見せた。来年末完成する。メイ首相は船上で「イギリスの誇りだ」と話した。サッカー場3つ分の大きさ。問題は護衛する戦艦、潜水艦がいない。3000億ポンドをかけて建造した。どうして使うのかと野党は批判している。」と伝えた。

韓国KBSは「トランプ大統領は「よく考えた決断だ」と金正恩氏を褒めたたえた。ティラーソン国務長官、マチス国防長官は正反対の対応で警戒心を解いていない。8月30日、韓国国防省はワシントンで韓米国防相会談を予定している。一方、中国を訪問中のダンフオード参謀本部長は中国と北朝鮮国境から50キロ地点の中国軍基地を訪問した。」と伝えた。
香港TVBは「北朝鮮はグアムへの4発のミサイル発射を延期した。ティラーソン米国務長官は「これからの対応はキム氏の出方次第だ」と語った」と伝えた。ロシアテレビは「ウクライナ、ポロシェンコ大統領は15日、北朝鮮ミサイルに使われたエンジンがロシア製であるかどうか調査を開始すると発表した。ウクライナは自らの失敗があるといつもロシアの責任にする」と伝えたあと、ロシアテレビ記者によるグアムからのレポートを流した。「東京経由でグアムに到着しました。グアムはなにごともなかったような落ち着きを見せています。嵐の前の静けさのようです。」とレポートしていた。香港TVBは「北のミサイルエンジンはロシアから買ったものだとNYタイムズが報じた。北がミサイル技術を入手可能な国は中国かロシアだと指摘している。」と伝えた。上海東方衛視は「IMFは15日、中国経済は3回目の上方修正を行った。改革は安定的に推移している」と声明を出した」と伝えた。フランスF2は「フランス政府は「日常保安警察」を復活すると発表した。これはマクロン大統領の選挙公約だった。サルコジ大統領時代の1998年に廃止された制度である。野党は警察の最重要事項は捜査だ。町のお回りさんは要らないと反論している」と伝えた。フリピンABS-CBDは「麻薬撲滅作戦で32人が死亡した」と伝えた。豪ABCは「米国はNAFTA再交渉をカナダと開始した。トランプ氏は強硬に批判していた。」と伝えた。（了）