NYダウ様子見、NY外為、イエレン発言後、年末利上げ期待から1ドル＝112円台に戻る、ドイツ政権懸念からユーロ売り（学校で教えてくれない経済学）

イエレンFRB議長が26日の講演で当局は政策引き締めで「ゆっくりし過ぎないよう注意すべきだ」と述べた後、ドルが買われた。26日、NY外為市場で1ドル＝112.25円、1ユーロ＝132.3取引された。ユーロが対ドル、対円で売られた。ユーロが売られた。ドイツ総選挙後のメルケル政権への懸念が影響した。NYダウは共和党による減税案発表を控えて様子見、11ドル安、22,284ドルで取引を終えた。NY原油（WTI)はバレル51.88ドル、NY 金はオンス1,297．00ドルへ反落したと27日付けブルームバーグ電子版が書いた。

27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「米国政府は「北朝鮮は米爆撃機の飛行に対応措置が取れなかったようだ」と発表した。その後北朝鮮は米報道に具体的反応を見せていない。米当局は米戦闘機の飛行を北朝鮮が知らなかったようなので公表したと発表した。26日、ダンフォード米参謀本部長は米国は軍事行動をとる用意はないが、北のミサイル防衛能力は発達していると認識している』と語った。」と伝えた。韓国KBSは「ホワイトハウスは26日、北朝鮮制裁追加として北の8銀行との取引禁止、中国、ロシア、リビア、UAEで活動する26人を制裁リストに入れる」と発表した」と伝えた。韓国KBSは「中国は8月貿易統計で北朝鮮から164万トン1億3,000万ドルの石炭を輸入したと発表した。安保理決議違反だとの見方が出ている。一方、北朝鮮は水面下で対話を進めている。北担当官がロシアを訪問した。」と伝えた。27日付けブルームバーグ電子版でDavidTweed記者、KangaKong記者は「韓国国防研究院（KIDA）のパク・テグアン氏は「領空外で敵機を撃墜するのは空中給油システムがなければむつかしい。北朝鮮はまだそのシステムがないと思う。」と述べた」と書いた。

中国CCTVは陸中国外務省報道官は「アメリカと北朝鮮の言葉での応酬は感心しない」と述べたと伝えた。ベトナムVTVは「メコンデルタ国際会議に500人参加、メコンデルタを持続可能にするための諸策を協議した。現在海水の逆流による塩害、長年にわたる干ばつ被害が深刻化している」と伝えた。米ABCは「トランプ大統領はプロフットボールNFLの抗議に時間を割き、プエリトリコに関心を持っていないと批判された。トランプ大統領は「プエルトリコは300万の米国人が生活している。プエルトリコを訪問予定である」と語った。」と伝えた。ドイツZDFは「メルケルCDUの連立与党CSUの間で選挙期間中凍結していた難民上限問題で対立がにわかに表面化してきた。」と伝えた。英BBCは「26日、メイ首相はEUトスク大統領と会談した。メイ首相は「単一市場EUへのアクセス、離脱後2年間で200億ユーロ支払、自由貿易協定締結を求めたとみられる。トスク大統領は「EU離脱交渉は進展していない」と語った」と伝えた。フランスF2は「独シーメンスがフランス最大の鉄道会社アルストム（ALSTOM）を傘下に収めることが決まった。シーメンスはフランス人従業員を4年間保証すると言明した。しかし、誰も信用していない。アルストム従業員に不安が広がっている」と伝えた。国際問題は時間の経過とともに早晩日本にふりかかってくる。一人でも多くの日本の若者が世界の動きに少しでも目を向けて欲しい。（了）