ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左の肩が凝り過ぎて痛いのですが (9月24日の臨床実践塾)

2017-09-18 12:18:36 | 診断即治療と虹彩学
今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC2ブログ に書いていく予定です。



左肩が凝り過ぎて痛いのですが


 
僧帽筋            小菱形筋



「左の肩が凝り過ぎて気分が悪い」という方が来られました。
そして、「凝りを通り過ぎて痛いのです」と言う。
凝りのある部分は、僧帽筋や小菱形筋、或いは肩甲挙筋、上後鋸筋辺りなのですが、
「奥の方で凝っている」とも言います。

そして、凝りを探すのに、あちらこちら触るので、
「申し訳ないけど、だいたいでいいですから、ここら辺、というところを指で押さえてくれますか。それと、ブログにも使いたいので、写真も取らせてもらえませんか。写真、使ってもいいですか?」
「はい。写真使ってもいいですよ」ということで、写真まで撮らせてもらった。

このような場合に、筋・骨格系で考えますと、胸椎のズレや胸肋関節の動きが悪いことが多いので、そこら辺を調整してみたのですが、どうもスッキリしないようです。
そこで、最近ではあまり使わないカイロのハードな矯正で、ボキボキッと矯正してみたのですが、それでも取れない様子でした。

実はこの方「潰瘍性大腸炎」もありますので、「あっ!」と思い大腸に目を向けて、六臓診で診ましたら、反応があるのです。
※ 六臓診とは、脈診の確認をしたり、診断が着きにくい時に使う診断法です。
そして仰臥になってもらい、下降結腸を軽く押圧してから、再び肩の痛みを確認してもらったら、

「あ、取れました。お腹が原因だったのですか?」と言うので、

「そうですね。肩には大腸経という経絡が流れているからねー」と返事をしたら、

「そしたら、肩が痛くなったらお腹を解せばいいのですか?」と言う。

さて困った。

潰瘍性というは、出血性疾患なので、下手に解すと出血させてしまうからです。
背部兪穴を使うなら、その心配はないのですが、腹部から直接大腸を刺激すると悪化させてしまう可能性が高くなるのです。

ですから私は、

「う~ん!」と唸ってしまいました。

すると、家庭療法に慣れているこの方が、

「ホカホカカイロで温めてはダメですか」と言う。

それなら大丈夫だろうと思ったので、

「そうですね。それなら多分大丈夫と思うのでやってみてください」と答えた。

大腸が炎症などを起していると、わかりやすいのですが、「潰瘍性大腸炎」がある方で、脈診でもわかり難かったので、患部の治療をしてしまったのです。
しかし、患部の治療でも取れない凝りというのは、多くは他に原因があり、その原因を整えないと治まらないのです。

今度の 臨床実践塾 では、そのようなやり方も含めて説明しますので、「迷いのない診断」を学んでもらうつもりです。

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第104回尚歯会(神戸住吉地区敬老会)会場風景≪スケッチ&コメント)

2017-09-18 06:14:09 | スケッチ

第104回尚歯会(神戸住吉地区敬老会)

江嵜企画代表・Ken


第104回「尚歯会」、住吉地区敬老会が、9月16日(土)午後1時半から神戸市立住吉小学校講堂で開かれ楽しみに出かけた。関係者挨拶のあと、神戸市立住吉中学校吹奏楽部の演奏のあと演芸会と続き午後3時半過ぎにお開きとなった。会場の様子をスケッチした。神戸市立住吉中学校吹奏楽部は、今年の神戸市の大会で銀賞をとったそうだ。

例年8月末に、住吉地区在住の70歳以上対象者8,000人近い該当者に主催者の住吉学園から案内状が配布される。午後1時半からの演芸会には会場はほぼ満席になった。演奏会も楽しみの一つであるが、案内状を持参すれば誰でも記念品がもらえることも当会の人気の一つである。

記念品だけ受け取り帰宅する方も多い。記念品の数が半端でない。一人で持って帰れない。車を利用する。案内状を持参すれば誰でも記念品を手にすることができるのもいい。住吉小学校前を南北に走る道路は開門時間12時半前から大渋滞する。

袋詰めされた記念品の中身は、人気の和歌山名産の梅干し2ケース例年通りだが佃煮、せんべいに加えて今年は8ケ入りの和菓子が用意されていた。いろいろリクエストがあるのだろう。

今年のレセプションには、漫才にシンクタンク、漫談に人気復活の月亭八方、人気歌手の日野美歌とトップクラスを呼んだからギャラも相当なものだろう。さすがに一流の演技である。月亭八方の漫談では会場が爆笑で湧いた。日野美歌さんの声量豊かな歌唱力に改めて驚いた。

尚歯会は、今年で104回を迎える。明治44年(1911)12月、住吉村が主催し、村の繁栄を支えて来た村民の長寿を祝い、敬い尊ぶことを目的に始めた。戦争と水害で2年休んだ歴史があるが、その他の年は切れたことがないと言う。昭和25年(1950)、神戸市と合併後、住吉学園に受け継がれた。

尚歯会の「歯」は年齢を表す。「尚歯」は敬老を表す。今年の敬老の日は9月18日であるが、住吉「尚歯会」は例年、9月の第3土曜日に開かれる。漫才に出演したシンクタンクが会場を回りインタビューしていた。この日の参加者で最高齢者は93歳だった。2人いた。二人とも声に張りがあり、明るかった。

先日厚生労働省が発表していたが、日本で今年100歳以上が6万7,824人だそうだ。理想論かもしれないが、孫や子供に少しでも負担を減らす。元気で迎えてこその敬老の日でありたいと願う次第である。(了)

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