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鍼灸治療には、特殊な鍼の打ち方をする「特殊鍼法」というものがあります。
いわゆる、一般的な鍼の打ち方として、五兪穴で選穴する方法、経絡の虚実で選穴する方法、経絡の流れで選穴する方法などがありますが、それらとは違う鍼の打ち方をするわけです。
また、鍼の打ち方ではなく、鍼の種類によって特殊なものもあれば、鍼をする時の患者さんの姿勢などによる特殊鍼法もあります。
そして、体の一部に全身を投影させて、体の一部から全身を治療する方法というのもあります。
七星鍼法にもいろいろな特殊鍼法がありますが、それらは病気や症状によって使い分けています。
では、何のためにそのようなことをするのかということになりますが、一言でいうと、「治療効果を上げるため」ではないかと思います。
もちろん、「治療効果を上げるため」だけではなく、それぞれに理論がありますので、一概には言えません
ただ、一般的な鍼治療よりも治療効果を上げるたに生まれてきたのが、特殊鍼法であることは間違いありません。
私もいろいろな特殊鍼法を考えてきましたが、私が目指したのは、
① 即効的な治療法である
② 治療効果が高い
③ わかりやすくて導入しやすい
というような点を考えながらいろいろな特殊鍼法を開発してきました。
そして、その中には、その鍼法に合った診断法が必要なのもありました。
ですから、一つの治療法を組み立てるのに、「治療法」と「診断法」の両方を考えなければなりません。
たとえば、30年以上前に開発した「骨格矯正鍼」、中国から巨針を持ち込んだ直後に考えた「経筋腱収縮牽引の原理」、頭部と全身の関係を考えた時に考えた「頭蓋JAA」、1穴で全身の骨格を整えることができないかと考えた「一穴整体鍼」、患者さんに症状と経絡の関係を知ってもらうために考えた「七星一穴鍼法」、鍼灸ではありませんが、鍼が怖いと言う方のために考えた「FAT(高次整体)。
どれも、それなりに治療効果が高いものです。
毎月の臨床実践塾(実技講習)では、それらの理論や実技を解説してきましたが、もっと多くの鍼灸師が「特殊鍼法」を使えたら、病気で辛い思いをしている方々を少なくすることができるはずです。
ですから、小難しい「理論や実技」を置いといて、何とか簡単にできないものかと、常に考えていて、だいたいの構想がまとまってきましたので、9月23日の臨床実践塾では、具体的に特殊鍼法の使い方を解説しようと思います。
今までも多くの特殊鍼法を紹介してきましたので、「今度は何が新しいのだ」と思う方も多いと思います。
それは、症状⇒診断⇒治療という流れにして、「症状で即、治療する」という形にしようかと考えているのです。
何故かと言うと、先ほども話した通り、いろいろな症状や治療法がありますので、それらを結び付ける作業をできるだけ削除するわけです。
つまり、症状を見て、聞いて、すぐに「この治療法がいい」というテキストを作ろうというわけです。
臨床を始めたばかりの人でも、
症状⇒診断⇒治療
が連続的にできるようにする方法を考えているわけです。
それは、三味線や二胡を学ぶときに、最初はどこを押えていいのかわかりませんが、柄に印をつけておけば、初心者でも「似たような音」が出せるのと一緒です。
一般的な鍼治療(モデルは私)(^ワ^)
鍼灸治療には、特殊な鍼の打ち方をする「特殊鍼法」というものがあります。
いわゆる、一般的な鍼の打ち方として、五兪穴で選穴する方法、経絡の虚実で選穴する方法、経絡の流れで選穴する方法などがありますが、それらとは違う鍼の打ち方をするわけです。
また、鍼の打ち方ではなく、鍼の種類によって特殊なものもあれば、鍼をする時の患者さんの姿勢などによる特殊鍼法もあります。
そして、体の一部に全身を投影させて、体の一部から全身を治療する方法というのもあります。
七星鍼法にもいろいろな特殊鍼法がありますが、それらは病気や症状によって使い分けています。
では、何のためにそのようなことをするのかということになりますが、一言でいうと、「治療効果を上げるため」ではないかと思います。
もちろん、「治療効果を上げるため」だけではなく、それぞれに理論がありますので、一概には言えません
ただ、一般的な鍼治療よりも治療効果を上げるたに生まれてきたのが、特殊鍼法であることは間違いありません。
私もいろいろな特殊鍼法を考えてきましたが、私が目指したのは、
① 即効的な治療法である
② 治療効果が高い
③ わかりやすくて導入しやすい
というような点を考えながらいろいろな特殊鍼法を開発してきました。
そして、その中には、その鍼法に合った診断法が必要なのもありました。
ですから、一つの治療法を組み立てるのに、「治療法」と「診断法」の両方を考えなければなりません。
たとえば、30年以上前に開発した「骨格矯正鍼」、中国から巨針を持ち込んだ直後に考えた「経筋腱収縮牽引の原理」、頭部と全身の関係を考えた時に考えた「頭蓋JAA」、1穴で全身の骨格を整えることができないかと考えた「一穴整体鍼」、患者さんに症状と経絡の関係を知ってもらうために考えた「七星一穴鍼法」、鍼灸ではありませんが、鍼が怖いと言う方のために考えた「FAT(高次整体)。
どれも、それなりに治療効果が高いものです。
毎月の臨床実践塾(実技講習)では、それらの理論や実技を解説してきましたが、もっと多くの鍼灸師が「特殊鍼法」を使えたら、病気で辛い思いをしている方々を少なくすることができるはずです。
ですから、小難しい「理論や実技」を置いといて、何とか簡単にできないものかと、常に考えていて、だいたいの構想がまとまってきましたので、9月23日の臨床実践塾では、具体的に特殊鍼法の使い方を解説しようと思います。
今までも多くの特殊鍼法を紹介してきましたので、「今度は何が新しいのだ」と思う方も多いと思います。
それは、症状⇒診断⇒治療という流れにして、「症状で即、治療する」という形にしようかと考えているのです。
何故かと言うと、先ほども話した通り、いろいろな症状や治療法がありますので、それらを結び付ける作業をできるだけ削除するわけです。
つまり、症状を見て、聞いて、すぐに「この治療法がいい」というテキストを作ろうというわけです。
臨床を始めたばかりの人でも、
症状⇒診断⇒治療
が連続的にできるようにする方法を考えているわけです。
それは、三味線や二胡を学ぶときに、最初はどこを押えていいのかわかりませんが、柄に印をつけておけば、初心者でも「似たような音」が出せるのと一緒です。