ＮＹダウ様子見で横ばい、ＮＹ原油WTIバレル70ドル、ロンドンブレント同80ドル突破（学校で教えてくれない経済学）

米国の対イラン制裁強化に伴う米在庫減、ハリケーン米東海岸直撃ドルと予想で50万人が避難、12日、ロンドン市場でブレントオイルが5月来初のバレル80ドルを超えた。NY原油（WTI）は米原油在庫減を材料に前日比1.9％高、バレル70.37ドルで取引を終えた。12日NY株式市場ではハイテク株は売られたが、エネルギー株が下げを埋め、NYダウは前日比ほぼ横ばいの27ドル高、25,998ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦懸念はくすぶったままだ。NY外為市場では年内あと2回利上げは織り込まれているが、12日発表の米生産者物価指数が予想を下回ったことを材料にドルが売られ、1ドル＝111.23円、1ユーロ＝129.35円で取引された。米利上げはドル高・円安要因。一方、ドル高は途上国通貨安を招く。途上国通貨安が円高要因となっている。3すくみの状況が外国為替市場で展開されている。

13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアテレビは「東方経済フオーラムで開かれたロシア、プーチン大統領、中国、習主席、安倍首相などが並んだフオーラムパネルデイスカッションの席上でプーチン大統領は「いま思いついたのですが、日本との平和条約を条件を付けないという形で、今年12月までに結ぶことを提案する。領土問題は平和条約締結後段階を踏んで進める。環境づくりが大事だ。ロシアは世界最大の国土面積の国である。しかし、島の問題はお互いの国民感情が複雑に絡む微妙な問題だ。時間がかかる問題だ。」と語った。」と伝えた。ロシアテレビは「安倍首相は中国、習主席と会談、安倍首相は10月中国訪問と年内の習主席日本訪問を申し入れた。習主席は日本訪問を「留意する」と述べた」と伝えた。中国CCTVは「習主席は12日、東方経済フオーラム出席の際、安倍首相と会談した。今年中日国交回復40年という節目の年を迎える。習主席は「日本との関係は歴史問題、台湾問題を抱えているが、両国共通の利益を求めて、中日関係正常化を進めたい。中国はWTOルールを尊重する」と話した」と伝えた。

13日朝放送の英BBCは「プーチン大統領は東方経済フォーラムパネルの席上で「英国が発表した英国がいうスパイ容疑者2人のロシア人は工作員ではない。普通の民間人だ。ロシア政府は一切関与していない。本人が一番よく知っているはずだ。英国政府は2人に直接話を聞いて確かめたらすぐにわかることだ」と話した。 」と伝えた。

13日朝放送の韓国KBSは「韓国副首相は「韓国経済は深刻な雇用問題に直面している。政策見直しを行う。最大の問題は最低賃金制度改正だ。来年春に最低賃金引き上げを行うがそれ以降は慎重に状況を見極める必要がある。大統領府、市場関係者などと会談を予定している。」と伝えた。韓国KBSは「南北連絡事務所開設を決めた。9月14日,朝10時30分から開始される。365日、24時間、南北間で連絡が可能となる。民間交流が積極的行われると同時に文韓国大統領とキム北朝鮮委員長との間に直接メッセージ交換が可能となる。韓国側は15～20人が常駐する。」と伝えた。韓国KBSは「韓国人コロナウイルス感染者は陰性と判明した。今後どこで誰と接触し感染したのかの調査が進められる」と伝えた。（了）