米中貿易問題が重し、ＮＹ市場様子見、プーチン大統領と安倍首相会談も領土問題進展なし（学校で教えてくれない経済学）

米中貿易摩擦が引き続き重しとなり週明け10日のNY株式市場は様子見、NYダウは59ドル安と続落した。NY外為市場も様子見、1ドル＝111.13円、1ユーロ＝128.84円と小幅な値動きに終始した。NY原油（WTI）はバレル67.54ドル、NY金はオンス1,199.80ドルと共に小幅安で取引を終えた。EUバーニア担当官が「英国のEU離脱手続きが6~8週間内にも合意に至る」との発言を行い、英ポンドが買われた。しかし、11日朝放送の英BBCは「EU担当官の話はメイ首相を喜ばすかもしれないが、具体的中身のあるは話でない。貿易は従来通り、アイルランド国境問題はあいまいなまま残すと言った英国案では英国議会は仮に通過してもEU議会で承認されるはずもない。」と伝えた。

11日朝放送の韓国KBSは「9月18日からの南北首脳会談に韓国側から200人が同行することで合意された。大統領府は与野党合同の代表者、経済関係者の参加を呼びかけている。特に南北経済拡大への期待が大きい。ただ、どの企業参加するかなど具体的なことは決まっていない。」と伝えた。11日放送の韓国KBSは「北朝鮮独立70周年記念パレードがピョヤンで10日行われた。昨年と比べ今回はICBMの姿はなかぅた。キム委員長の演説はなかった。キム委員長と中国ナンバー３の栗戦書（リージャンシュー）常務委員長が並んでパレードを見守った。パレードにICBMがなかったことにトランプ米大統領は「ありがとう。非核化は実現不可能と言われているがキム委員長の行動に感謝する。」と自らのツイッターに書き込んだ。」と伝えた。香港TVBは「9月9日、北朝鮮独立記念パレードが行われた。ICBMは今回登場しなかった。アメリカへの配慮がにじみ出ていた。背景の一文字に英語が登場した。」と伝えた。中国ＣＣＴＶは「栗戦書常務委員長がキム委員長に習主席からの親書を手渡した。北朝鮮70年独立パレードに参加、独立戦争で戦死した中国兵の墓碑を慰霊した」と伝えた。

11日朝放送のロシアテレビは「プーチン大統領は安倍首相とともにマツダのエンジン工場を視察した。プーチン大統領は「大阪は南クリル諸島での経済開発に力を入れる。墓参含めロシア人と日本人との交流を進めるために入国制度を簡素化する。平和条約締結は今すぐの話ではないが努力をする。」と話した。」と伝えた。安倍首相は「日本とロシアとの間で70年間にわたって未解決は問題が残っている。平和条約締結と北方四島返還である」と両首脳の記者会見で語った。と伝えた。11日朝放送のシンガポールCNAは「インドネシア、ジョコ大統領は大統領は文韓国大統領と10日会談した。文韓国大統領の昨年11月インドネシア訪問の答礼として行われた。」と伝えた。シンガポールCNAは「燃料価格の高騰に対する抗議デモが野党国民会議派の呼びかけにより行われた。現在インド、ムンバイではガソリンの値段はリッター1ドル20セントまで値上がりした。インドルピーが2年来の最安値を更新している。インドはエネルギーを全量輸入に依存している。」と伝えた。韓国KBSは「韓国でドバイから帰国した韓国人からMERSコロナウイルス感染確認された。感染者と同じ飛行機に409人が搭乗、内外国人115人で内57人と連絡が取れていない。」と伝えた。（了）