ＮＹダウ158ドル高続伸、南北首脳会談後、ポンぺオ米国務長官、リーガン米特別代表と北側との会談を発表と韓国KBS(学校で教えてくれない経済学）

「人民元切り下げはやらない。」との中国政府の発言のあと、ＮＹ市場で、キャタピラー株、ボーイング株の値上がりが相場をリード、19日のNYダウは158ドル高、26,405ドルで取引を終えたと20日付ブルームバーグ電子版が伝えた。NY原油（WTI）がバレル71.12ドルへ反発、ＮＹ金はオンス1，208.30ドルで小幅上げた。米 中貿易戦争が第2の冷戦の始まりという見方もある中で、足元の米企業業績は堅調に推移しているとのコンセンサスが相場を支えている。FOMC会合を控えて米債券が売られ利回りが上昇したが、反応薄で、NY外為市場では1ドル＝112.26円、1ユーロ＝131.01円で取引された。

20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「最高裁判事候補のカバナー氏の女性暴行疑惑に関連した米上院公聴会の24日開催が決まった。暴行被害を訴えた女性の証言は決まっていない。トランプ大統領は「カバナー氏は何一つ悪いことをしていない」と擁護した。」と伝えた。20日朝放送の英BBCは「20日間の南北首脳会談後、共同声明が発表され、キム北朝鮮委員長は、ミサイル施設、ニョンビョン核施設撤去を条件付きながら明らかにした。キム委員長の年内韓国訪問が決まった。韓国は来週、南北会談の内容についてホワイトハウスを訪問し伝える。文韓国大統領にとっては、今回の共同宣言が隠れ蓑でないことを祈るのみだろう。」と伝えた。

20日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は南北首脳会談の共同声明のあと「とてもいい知らせだ。」と述べた。キム委員長に会うのかと記者会見で聞かれて「様子を見る」と答えた。ナウアート米国務省スポークスマンは「ポンぺオ米国務長官は米朝会談の準備をしている。」と答えた。リーガン特別代表がウイーンでイ・ヨンホ北朝鮮外相との会談が決まった。アメリカも今回の南北会談を新しい進展と見ているようだ。」と伝えた。韓国KBSは各国の反応の中で、中国はテレビで生中継された南北両首脳の初日の会談、マスゲームでの様子を大々的に報道した。ところが合意文章の発表のあと突如扱いが小さくなった。奇妙な動きだ。」と伝えた。

20日朝放送の英BBCは「英国のEU離脱をあと半年に控えてEU首脳が19日、オ―ストリーのソールスブルクに集まった。英国では英国のＥＵ離脱交渉あと英ポンドが下落、物価が上昇、ガソリン価格は11％値上がりした。英国はＥＵに6,160ポンド輸出しており全体の44％を占める。一方、英国のＥＵからの輸入は6,420億ポンドで輸入全体の53％を占める。一方、ＥＵの英国向け輸出は全体の8％に過ぎない。最大のメイ首相は問題はアイルランドと英国の北アイルランドとの国境問題を従来通りとする案だ。EUトスク議長は「EUは全く受け入れられない」と語った。お互い妥協が求められるが合意無き離脱が選択肢として浮上している。」と伝えた。20日朝放送の豪ABCは「英国のＥＵ離脱が来年3月末と決まっているが560億ドル規模の英ファッション業界が対応に苦慮している。デザイナーへのビザ問題ふくめ目前に迫った2019年春物の準備が五里霧中の状態だ。」と伝えた。（了）