排尿時の違和感と尿の色 （12月23日の臨床実践塾）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

崑崙というツボ

男性には少ないのですが、女性は「排尿時の違和感」を感じる方が時々います。

11月30日：
この方は排尿時に違和感があり、シャワーのときにお腹に力を入れたら、尿道から黒い糸みたいなのが出てきたそうです。
そして、尿の色が茶褐色だったそうで、尿道もヒリヒリとした感じがあったそうです。
おそらく、膀胱や尿管に潰瘍が起こったと思います。

この症状に対する治療として、右崑崙に透熱灸を3壮しました。
崑崙穴は、上の写真に示した部位で、外踝の後ろ側で、外果とアキレス腱の間です。
崑崙の効能でよく知られたのが、腰痛ではないかと思いますが、私は何年も腰痛で使ったことがありません。

そして、崑崙は「膀胱経」になるのですが、体内の気血を巡らす作用があると言われています。
つまり、気や血の通りを良くするというわけです。
ですから、鼻血や鼻詰まり、鼻水などにも効果があります。
同時に、膀胱経は足の後ろ側を流れていますので、足の疲れや浮腫みなどにも効果があります。

さてこの方への治療で、
「何故、右の崑崙だけにお灸をしたのか」というところが問題になるかも知れません。
答えを言いますと、「仙骨診」です。
仙骨診をして、右だけを調整したほうがいいと判断したので、右だけにお灸をしたわけです。

12月6日：
それで、どうなったかというと、一週間後に来られたときには、
「尿の色やヒリヒリする感じはなくなりました」と言っておりました。

この治療でのポイントは、片方だけお灸をしたことです。
両側にお灸をしたなら、おそらく症状を残すことになっていたと思います。
理由は、崑崙を使って、膀胱経の治療と同時に、左右のバランスを調整したからです。
つまり、骨格を整えることで、下腹部にかかる負荷を減らすことができるからです。


これは、考え方として面白いので、12月23日の臨床実践塾で解説します。

米FRB高官が金融政策でハト派発言とWSJ紙報道後、NYダウ795ドル安から79ドル安へ急反発、一方、ファーウエイCFOア逮捕を米国がカナダに要求後、米中貿易摩擦不透明感残す渡米CNN

(学校で教えてくれない経済学）

「米FRB高官が2019年以降、利上げについて「Wait&See(様子見)」姿勢をとることを示唆した」と6日付WSJ紙が電子版トップで伝えた。同紙電子版は「米国通信大手、華為技術（ファーウエイ）最高財務責任者（CFO）、孟晩舟（モウ・サンジョウ）氏がカナダで身柄を拘束されたことから米中貿易摩擦が悪化、ひいては世界経済に悪影響を及ぼすとの見方からアジア株、欧州株が急落、その流れを受けて米国株も大きく値を下げて取引をスタート、NYダウは一時最大785ドル下げていた」と伝えた。WSJ紙のFRB報道後NYダウは急速に値を戻し、前日比79ドル安、24,947ドルで取引きを終えた」と伝えた。NY外為市場では株安、ドル安の流れから1ドル＝112.65円、1ユーロ＝128.19円で取引された。6日のNY原油（WTI）は6日のOPEC総会で具体的な減産幅が決まらず審議延長が決まり続落、バレル51.49ドルで取引を終えた。NY金はオンス1，247.60ドルと小幅下げた。

6日付のワシントンポスト紙、NYタイムズ紙、フイナンシアルタイムズ紙は電子版トップで「ファーウエイCFO身柄拘束は米朝貿易摩擦激化させる」と伝えた。中国CCTVは「ならず者国家が行う蛮行だ」と非難した。7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で香港TVBは「ファーウエイCFO身柄拘束は同社が米国のイラン制裁違反したためと見られている。先に同じく通信大手ZTE社が米知的資産窃盗容疑で取引停止を迫り、同社は10億ドル罰金を支払い解決した。」と伝えた。上海、東方衛視は「ファーウエイCFO孟氏の身柄が米国の要請により拘束された。なぜか理由を明らかにし、同氏の身柄を直ちに釈放すべきだ」と伝えた。

7日朝放送の英BBCは「北アイルランド（英国）とアイルランドとの間の国境は二年限定でEU離脱後も変更しない」という妥協案「バックストップ」（最後の守り手）をめぐって6日の英議会は紛糾した。この日議会では延長期間をさらに延長するという方向でメイ首相は英国議会を暫定案で合意に持ち込もうとしている。背景には合意無き離脱を何としても避けたいメイ首相の強い期待がある。」と伝えた。7日朝放送のフランスF2は「フリップ仏首相は7日金曜日のイエローベルトによる燃料税反対デモを回避するためパリ全市に厳戒態勢で臨むと仏議会で表明した。マクロン仏大統領は今のところ明確な発表をしていない。金曜日のあと名何らかの燃料税に関する演説を行うもと見られている。」と伝えた。

7日朝放送の米CNNテレビは「米国政府はファーウエイCFO、モン・ワンジョン氏逮捕と身柄の米国への引き渡しをカナダ政府に要求した。トランプ大統領は12月1日、米中首脳会談は今回の事実を知っていて夕食会を行い、90日の中国に対する関税引き上げを行はないと決めたのか。しかも、第43代ブッシュ米大統領葬儀が行われていたさなかであったことが今後の米中貿易戦争解決に不透明感をさらに高めた。」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮イ外相が6日、北京を訪問、王毅外相と会談した。習近平主席との会談が検討されているかもしれない。米朝は年明けの首脳会談再開を決めている。」と伝えた。（了）