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腸骨と仙腸関節を同時に整えるテクニック
腸骨も仙腸関節も、それぞれに整えればいいのですが、臨床現場では、できるだけ時間短縮を考えて治療を行います。
そして、それが患者さんの負担を少なくする方法でもあるのです。
先日の臨床実践塾では、腸骨の前傾と仙腸関節の歪みを同時に整える方法を解説しました。
実技を公開している時、モデルになってくれた方が、たまたま膝関節がおかしかったようで、矯正をしていたら、膝がバキバキと鳴るのです。
「えっ?」と思い、
「膝がおかしかったんですか?」と聞くと、
「今朝から膝がおかしいなー、と思っていました」ということでした。
結果は聞かなかったのですが多分、良くなったのではないかと思います。
というのは、このテクニックを使うと、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節が整うからです。
このテクニックは、自分ではできないし、他の方に施すときも、場合によっては、術者の足まで使います。
上の写真を見ると、マスクを掛けた先生が、右足をベッドに乗せて、右膝でモデルの方の膝に当てているのがわかると思います。
ですから、ちょっと器用さも必要になってきます。
しかし、あまり器用でないと思われる人は、腸骨と仙腸関節を別々に矯正すればいいので、「問題はない」と言えば、問題はありません。
ただ、このテクニックを使うと、「O脚矯正」もできるので、O脚の患者さんが来られた時には、このテクニックを使った方がいいと思います。
そして、上の写真では、ベッドの上に目の粗いシーツが敷かれていますが、それだと患者さんの足を下側に滑らせにくいので、できれば滑りのいいシーツの方がいいです。
話は変わりますが、その日に行った「新・頸椎矯正法」はほんとに良かったと思います。
参加された方からも、「あれはいいですね」とメールも来ていましたので、多分そのテクニックを使ってみたのではないでしょうか。
多分、新・頸椎矯正法に関連する上部胸椎の矯正も一緒に使ったのではないでしょうか。
と言うのは、新・頸椎矯正法の前に、座位で1~2分上部胸椎を矯正するだけで、頚椎矯正の結果がだいぶ違うからです。
正直言うと、私自身、頚椎矯正がこんなにもいろんなところに変化を出すとは思ってなかったので、改めて頚椎矯正の重要性を認識したぐらいです。
頚椎矯正で、一番問題になると思われたのは、
① 正確に頚椎1番を触ることができるか
② 頚椎の歪みをどう判断し、どう矯正するか
の2点だと思います。
私もカイロやオステオパシーの講習を受けたり、DVDを購入して勉強したりしたのですが、今回私が考えたようなこの新・頸椎矯正法のようなテクニックはなかったのです。
あるかも知れませんが、私は出会うことがなかったのです。
ですから、上手く矯正するための角度や力は何度も試しました。
この方法なら手技療法に慣れてない鍼灸師でも使うことができるので、もう一度、来年にでもセミナーを開催しようかと考えています。
腸骨と仙腸関節を同時に整えるテクニック
腸骨も仙腸関節も、それぞれに整えればいいのですが、臨床現場では、できるだけ時間短縮を考えて治療を行います。
そして、それが患者さんの負担を少なくする方法でもあるのです。
先日の臨床実践塾では、腸骨の前傾と仙腸関節の歪みを同時に整える方法を解説しました。
実技を公開している時、モデルになってくれた方が、たまたま膝関節がおかしかったようで、矯正をしていたら、膝がバキバキと鳴るのです。
「えっ?」と思い、
「膝がおかしかったんですか?」と聞くと、
「今朝から膝がおかしいなー、と思っていました」ということでした。
結果は聞かなかったのですが多分、良くなったのではないかと思います。
というのは、このテクニックを使うと、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節が整うからです。
このテクニックは、自分ではできないし、他の方に施すときも、場合によっては、術者の足まで使います。
上の写真を見ると、マスクを掛けた先生が、右足をベッドに乗せて、右膝でモデルの方の膝に当てているのがわかると思います。
ですから、ちょっと器用さも必要になってきます。
しかし、あまり器用でないと思われる人は、腸骨と仙腸関節を別々に矯正すればいいので、「問題はない」と言えば、問題はありません。
ただ、このテクニックを使うと、「O脚矯正」もできるので、O脚の患者さんが来られた時には、このテクニックを使った方がいいと思います。
そして、上の写真では、ベッドの上に目の粗いシーツが敷かれていますが、それだと患者さんの足を下側に滑らせにくいので、できれば滑りのいいシーツの方がいいです。
話は変わりますが、その日に行った「新・頸椎矯正法」はほんとに良かったと思います。
参加された方からも、「あれはいいですね」とメールも来ていましたので、多分そのテクニックを使ってみたのではないでしょうか。
多分、新・頸椎矯正法に関連する上部胸椎の矯正も一緒に使ったのではないでしょうか。
と言うのは、新・頸椎矯正法の前に、座位で1~2分上部胸椎を矯正するだけで、頚椎矯正の結果がだいぶ違うからです。
正直言うと、私自身、頚椎矯正がこんなにもいろんなところに変化を出すとは思ってなかったので、改めて頚椎矯正の重要性を認識したぐらいです。
頚椎矯正で、一番問題になると思われたのは、
① 正確に頚椎1番を触ることができるか
② 頚椎の歪みをどう判断し、どう矯正するか
の2点だと思います。
私もカイロやオステオパシーの講習を受けたり、DVDを購入して勉強したりしたのですが、今回私が考えたようなこの新・頸椎矯正法のようなテクニックはなかったのです。
あるかも知れませんが、私は出会うことがなかったのです。
ですから、上手く矯正するための角度や力は何度も試しました。
この方法なら手技療法に慣れてない鍼灸師でも使うことができるので、もう一度、来年にでもセミナーを開催しようかと考えています。