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左肩はここまでしかいきません
まだ痛いですけど楽です
「左肩が開きにくい」という方がいました。
このところ、新・頸椎矯正法とその関連部位の矯正法が面白いもので、「首が」とか「肩が」なんて聞くと、ニヤッとなってしまいます。
「よし!」と気合が入るのです。(^_^;)
この方は、ひどい状態ではなかったのですが、手を広げてもらったら、体全体を左に捻じるような恰好でしたので(写真①)、新・頸椎矯正法と上肢の矯正をしました。
その結果、写真②のように、体を捻じらずにも腕を広げることができるようになりました。
しかし、まだ開きは良くない」ようでしたので、大円筋辺りを探ってみたら、明らかに「左側が硬い」のです。
大円筋
これは五十肩の症状と一緒ですので、
「四十腕、五十肩」と言いますが、その前兆が出てますね」と言うと、「やっぱり?」という顔をしていました。
おそらく、誰かにそのように言われたのだと思います。
この方の年齢ですか?
えっと、ええーっとですね、多分40ぐらいです。(笑)
さてでは、何故「新・頸椎矯正法」で腕が楽になったのでしょうか。
これは神経の走行を見てもわかるのですが、腕の神経は、頚椎から流れてきています。
つまり、頚椎に障害があれば、腕にも異常が出てくわけです。
たとえば、第5頚神経根に障害が出ると、
① 腕を挙げることができない
② 上腕の感覚異常
③ 肘が曲げられない
などの異変が出てきます。
同じように、第6~第8頚神経根、及び第1腕心経根に障害が出ても、上肢に異変が出てきます。
このブログで、前に紹介した頚椎癒合の患者さんは、第5・第6間の椎間板に問題がありましたが、その方が訴えていた上肢関連の症状は、
① 手の痺れ
② 上腕後面・外側・前腕・小指など強い痺れと痛み
③ 肩甲骨が取れそう
④ 左五十肩
等々でした。
ですから、頚椎を調整しても肩関節の動きが良くなるわけです。
そして、この方は大円筋が硬くなってましたので、自分で大円筋を解してもらうようにしました。
大円筋の硬さは、急に軟らかくすることができないからです。
と、話はそれで終わるのではなく、肩関節の可動域が悪い場合は、僧帽筋や大胸筋や広背筋なども硬くなっている場合が多く、さらに上肢の筋肉群にも異変が出ている場合があります。
ですから、特に、上肢の筋肉群は肩関節に与える影響が強いので、上肢の筋肉群も調整しておきます。
手法はそんなに難しいことはなく、肘関節や手関節などから矯正していけばいいです。
左肩はここまでしかいきません
まだ痛いですけど楽です
「左肩が開きにくい」という方がいました。
このところ、新・頸椎矯正法とその関連部位の矯正法が面白いもので、「首が」とか「肩が」なんて聞くと、ニヤッとなってしまいます。
「よし!」と気合が入るのです。(^_^;)
この方は、ひどい状態ではなかったのですが、手を広げてもらったら、体全体を左に捻じるような恰好でしたので(写真①)、新・頸椎矯正法と上肢の矯正をしました。
その結果、写真②のように、体を捻じらずにも腕を広げることができるようになりました。
しかし、まだ開きは良くない」ようでしたので、大円筋辺りを探ってみたら、明らかに「左側が硬い」のです。
大円筋
これは五十肩の症状と一緒ですので、
「四十腕、五十肩」と言いますが、その前兆が出てますね」と言うと、「やっぱり?」という顔をしていました。
おそらく、誰かにそのように言われたのだと思います。
この方の年齢ですか?
えっと、ええーっとですね、多分40ぐらいです。(笑)
さてでは、何故「新・頸椎矯正法」で腕が楽になったのでしょうか。
これは神経の走行を見てもわかるのですが、腕の神経は、頚椎から流れてきています。
つまり、頚椎に障害があれば、腕にも異常が出てくわけです。
たとえば、第5頚神経根に障害が出ると、
① 腕を挙げることができない
② 上腕の感覚異常
③ 肘が曲げられない
などの異変が出てきます。
同じように、第6~第8頚神経根、及び第1腕心経根に障害が出ても、上肢に異変が出てきます。
このブログで、前に紹介した頚椎癒合の患者さんは、第5・第6間の椎間板に問題がありましたが、その方が訴えていた上肢関連の症状は、
① 手の痺れ
② 上腕後面・外側・前腕・小指など強い痺れと痛み
③ 肩甲骨が取れそう
④ 左五十肩
等々でした。
ですから、頚椎を調整しても肩関節の動きが良くなるわけです。
そして、この方は大円筋が硬くなってましたので、自分で大円筋を解してもらうようにしました。
大円筋の硬さは、急に軟らかくすることができないからです。
と、話はそれで終わるのではなく、肩関節の可動域が悪い場合は、僧帽筋や大胸筋や広背筋なども硬くなっている場合が多く、さらに上肢の筋肉群にも異変が出ている場合があります。
ですから、特に、上肢の筋肉群は肩関節に与える影響が強いので、上肢の筋肉群も調整しておきます。
手法はそんなに難しいことはなく、肘関節や手関節などから矯正していけばいいです。