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伏臥での骨盤矯正
顎関節症の治療は、基本的に骨盤矯正をすればいいのですが、場合によっては脊椎まで矯正しなければ整えることができません。
ですから、骨盤と脊椎を一気に整える方法として「骨格矯正鍼」を使うことがあります。
骨格矯正鍼は、骨盤の軽い歪みなら指でもできますが、きつい歪みなら鍼を使わないと難しいです。
手技療法での骨盤矯正もいろいろな方法がありますが、私が試したところでは「骨格矯正鍼」のほうがはるかに効果的です。
しかし、鍼での骨格矯正は、手の甲に刺鍼して、神経を刺激する方法なので、矯正力はあっても、瞬間的にはちょっと痛い。
ですから、顎関節症を治療するときには、骨盤の歪みから整えることを考えるのですが、鍼の嫌いな方や怖がりの方には「鍼」は使いません。
先日、「モノを噛むと奥歯が痛い」と言う患者さんを新・頸椎矯正法で治療して、割り箸を噛んでも痛くないほどまで治りましたので、
「次に歯の問題を抱えた患者さんが来たら、新・頸椎矯正法を使おう」と考えていました。
新・頸椎矯正法なら、痛みもなくて楽に治療できるからです。
たまたまですが、そんな時に顎関節症を訴える方が来られましたので、先に新・頸椎矯正法で治療することにしました。
症状は、「痛くてモノが噛めないので、おむすびも食べられない」と訴えていました。
そこで、新・頸椎矯正法で頚椎を矯正してみたら、
「顎を開けても痛くなくなりました」と言ってくれたのですが、
「だけど、口を大きく開けると、右の顎がカクンと鳴ります」と何度か口を開け閉めしながら訴えてきました。
これは、骨盤矯正をせずに頚椎だけを矯正したからです。
と言うのは、カイロプラクティックでは、骨盤と頭蓋骨は連動していると考えられており、「骨盤の歪みは頭蓋骨の歪みになる」と云われます。
その理論と実技には私も賛同していますので、「頭蓋骨や頚椎だけを調整しても、何らかの症状は残る」と考えているし、その通りになります。
ですから、その患者さんも、そのようになったわけです。
そんな理由から、顎関節症を治すには、骨盤矯正が絶対必要と思うのです。
そこで、今度は骨盤の歪みを診て、指で行う矯正鍼をしました。
そして、確認してもらうと、
「あ、鳴らなくなりました」と言うので、それで顎関節症の治療は終りました。
そして、仕事が済んで帰宅したら、知らない人からLINEが来ているのです。
誰だろうと名前を見ると、きょうの顎関節症の患者と同姓同名です。
そして、よくLINEを読んでみると、
「○○です。きょうはありがとうございました。おかげさまで、久しぶりに美味しく晩御飯を食べました。嬉しかったです」と書かれているのです。
「えっ? 誰?」と思いながら、返信してみたら、さらに返信が来て、やっとその方だったことがわかりました。(^_^;)
というのは、この方とのやり取りは、いつも電話でやり取りしていたからです。
さらに、この方は70半ばの方ですので、失礼とは思いましたが、「まさかLINEを使うとは考えてなかった」のです。
(私もそう思われているかも知れない・笑)
しかし、この新・頸椎矯正法は、使えば使うほど治療範囲が広がってきますので、ほんとに楽しいテクニックです。
そして、 12月23日(日)の臨床実践塾 で予定している「仰・伏臥での骨盤矯正」と合わせると、患者さんをいちいち寝たり起きたりさせなくても、パッパと治療ができます。
若い患者さんなら多少動かしてもいいのですが、高齢の患者さんだと、
「はい立って、今度は座って」言うのは気兼ねするのです。

伏臥での骨盤矯正
顎関節症の治療は、基本的に骨盤矯正をすればいいのですが、場合によっては脊椎まで矯正しなければ整えることができません。
ですから、骨盤と脊椎を一気に整える方法として「骨格矯正鍼」を使うことがあります。
骨格矯正鍼は、骨盤の軽い歪みなら指でもできますが、きつい歪みなら鍼を使わないと難しいです。
手技療法での骨盤矯正もいろいろな方法がありますが、私が試したところでは「骨格矯正鍼」のほうがはるかに効果的です。
しかし、鍼での骨格矯正は、手の甲に刺鍼して、神経を刺激する方法なので、矯正力はあっても、瞬間的にはちょっと痛い。
ですから、顎関節症を治療するときには、骨盤の歪みから整えることを考えるのですが、鍼の嫌いな方や怖がりの方には「鍼」は使いません。
先日、「モノを噛むと奥歯が痛い」と言う患者さんを新・頸椎矯正法で治療して、割り箸を噛んでも痛くないほどまで治りましたので、
「次に歯の問題を抱えた患者さんが来たら、新・頸椎矯正法を使おう」と考えていました。
新・頸椎矯正法なら、痛みもなくて楽に治療できるからです。
たまたまですが、そんな時に顎関節症を訴える方が来られましたので、先に新・頸椎矯正法で治療することにしました。
症状は、「痛くてモノが噛めないので、おむすびも食べられない」と訴えていました。
そこで、新・頸椎矯正法で頚椎を矯正してみたら、
「顎を開けても痛くなくなりました」と言ってくれたのですが、
「だけど、口を大きく開けると、右の顎がカクンと鳴ります」と何度か口を開け閉めしながら訴えてきました。
これは、骨盤矯正をせずに頚椎だけを矯正したからです。
と言うのは、カイロプラクティックでは、骨盤と頭蓋骨は連動していると考えられており、「骨盤の歪みは頭蓋骨の歪みになる」と云われます。
その理論と実技には私も賛同していますので、「頭蓋骨や頚椎だけを調整しても、何らかの症状は残る」と考えているし、その通りになります。
ですから、その患者さんも、そのようになったわけです。
そんな理由から、顎関節症を治すには、骨盤矯正が絶対必要と思うのです。
そこで、今度は骨盤の歪みを診て、指で行う矯正鍼をしました。
そして、確認してもらうと、
「あ、鳴らなくなりました」と言うので、それで顎関節症の治療は終りました。
そして、仕事が済んで帰宅したら、知らない人からLINEが来ているのです。
誰だろうと名前を見ると、きょうの顎関節症の患者と同姓同名です。
そして、よくLINEを読んでみると、
「○○です。きょうはありがとうございました。おかげさまで、久しぶりに美味しく晩御飯を食べました。嬉しかったです」と書かれているのです。
「えっ? 誰?」と思いながら、返信してみたら、さらに返信が来て、やっとその方だったことがわかりました。(^_^;)
というのは、この方とのやり取りは、いつも電話でやり取りしていたからです。
さらに、この方は70半ばの方ですので、失礼とは思いましたが、「まさかLINEを使うとは考えてなかった」のです。
(私もそう思われているかも知れない・笑)
しかし、この新・頸椎矯正法は、使えば使うほど治療範囲が広がってきますので、ほんとに楽しいテクニックです。
そして、 12月23日(日)の臨床実践塾 で予定している「仰・伏臥での骨盤矯正」と合わせると、患者さんをいちいち寝たり起きたりさせなくても、パッパと治療ができます。
若い患者さんなら多少動かしてもいいのですが、高齢の患者さんだと、
「はい立って、今度は座って」言うのは気兼ねするのです。