ＮＹ市場、ＦＯＭＣ控えて様子見、次期英英首相最有力候補、ジョンソン前英外相、テレビ討論に出ず、一方、習主席、主席就任後初、20，21日に北訪問と韓国ＫＢＳ（学校で教えてくれない経済学）

FOMC会合を18日に控えてＮＹ市場は様子見、ダウは22ドル高、26,112ドルで取引を終えた。ナスダックは7,845ドル、0.1%高、Ｓ＆Ｐ500は2,889と0.1％高小動きに終始した。NY外為市場でもFOMCを控えて様子見、1ドル＝108.56円、1ユーロ＝121.83円で取引された。英次期首相候補のテレビ討論会が17日開かれた。次期首相最有力のボリス・ジョンソン前外相は不参加だった。英国の合意無きEU離脱不安が尾を引き、英ポンドが続落した。対円では1ポンド＝136.12円で取引された。NY原油（WTI）はバレル51.93ドルと続落、NY金はオンス1，342.90ドルへ小幅下げた。

18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「ボーイング737ＭＡＸ機事故がパイロットの操縦ミスが原因だと主張するボーイング社とエチオピア航空機との間で非難の応酬が続いている。ボーイング社は事故機の運航を事故後停止している。パリで開催中の世界航空ショーで17日開かれた記者会見でボーイングCEOは「犠牲者のご遺族に謝罪する」と述べた後「今は事故原因究明に集中したい。」と話すにとどめた。」と伝えた。

18日朝放送のドイツZDFは「ドイツで住宅不足から住宅価格が上昇している。不動産住宅税引き上げが連邦議会、州議会で討議されているがそれぞれの州議会での決定を優先する方向だ」と伝えたあと「ドイツは排ガス規制対策が遅れている。ドイツの二酸化窒素排出制限１立方ミリ当たり50マイクログラムを大きく超えたままだ。」と伝えた。18日朝放送のドイツZDFは「イラン原子力庁は17日、2015年核合意で決められた低濃縮ウラン貯蔵制限枠を超えると発表した。核合意協定で欧州に歩み寄れというイランの脅し文句だ」と伝えた。18日朝放送のカタール、アルジャジーラは「6年間拘留されていたモリス元エジプト大統領が17日死亡した。エジプト初の文民大統領だった。公判中意識を失い倒れそのまま死亡した。糖尿病を患っていた。家族は拷問を受けた結果だと話している。」と伝えた。

18日朝放送のフランスF2は「パリ航空ショーが開催されているが機内で廃棄されるプラスチックゴミに関するシンポジウムが開かれた。機内食で世界全体で500万トンのプラスチック容器が使われているがほとんどがゴミ処理されている。英国の一部の航空会社がリサイクル処理しているに過ぎない。」と伝えた。フランスF2は「1950～99年期間のトマトの成分分析結果が明らかにされた。カルシウムマイナス16％、ビタミンマイナス72％、鉄分は半分以下になっていた。土を使わない栽培の増加が原因と見られる。全てが安く作ることが最優先された結果であると専門家はみている。」と伝えた。18日朝放送のスペインTVEは「国連は17日、2050年世界の人口は97億人、女性1人が生む子供の数は2.5人が2.2へ減る。 平均寿命が72.1歳から77.1歳増え同時に高齢化が進む。人口は中国、北米などで減る。ナイジエリアなどは倍以上に増える。」と発表した」と伝えた。18日朝放送の韓国KBSは「習主席が20，21日、キム北朝鮮委員長の招きで北朝鮮を訪れる。習政権後初。具体的中身はない。Ｇ20大阪会議を控えて対トランプカードと見られている」と伝えた。（了）