ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

右の中足趾節関節辺りがピキッと痛む(6/60の臨床実践塾準備)

2019-06-23 13:51:00 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




写真で赤く塗った辺りの部位が痛む 



中足趾節関節を人体惑星試論(通称・七星論)で観ると、火(心・小腸)経になります。
しかし、この方の場合は、中足趾節関節より少し上方の辺りでしたので、
「これは長母趾伸筋の過緊張による中足趾節関節の歪みだろう」と考えていたら、

「外反母趾ですか?」という質問が返ってきましたので、

「まだ外反母趾にはなっていないけど、そのままだと外反母趾になる可能性はありそうですね」と返事をした。そして、

「でも、これって簡単に治るし、養生をしてもらうと大丈夫ですよ」と言い、続けて、

「ちょっと写真撮らせてくれない?」とお願いして写真を撮らせてもらった。

実は、この症状は「足関三穴」で簡単に治ることを知っていたので、そのまま足関三穴で治療をしました。

そして、

「どうですかね、痛み?」と聞くと、足の趾を上下に動かしたりしてから、

「はい。全然大丈夫のようです」と言う。

この場合の足関三穴は、基本的な方法で対処しましたが、この部位から少し外側に痛みが出ていたら、別の刺鍼法を使っていたと思います。
基本は同じ何ですが、刺鍼法が変わってくるのです。

つまり、足関三穴は、

① 部位(術者の指の感覚が要求されます)

② 刺鍼方向(解剖学的知識が要求されます)

③ 置鍼の時間(術者の経験が要求されます)

なども考えて行うわけです。
というと難しそうに聞こえますが、そんなに難しいことはありません。
しかし、足関三穴で治した部位を維持させるには、症状を消した後の治療が大切です。

たとえば、この方の症状を経絡で考えますと「肝経」が浮かんできます。
即ち「肝経の異変」と考えるわけです。
これを人体惑星試論では「経筋腱収縮牽引」という理論で考えていきます。

経筋腱収縮牽引とは、臓腑に関係する経絡、筋肉、腱が収縮して、牽引現象を起こし、いろいろな症状が発生していると考える理論です。
その理論を考えたのは、もうずいぶん昔の話ですが、右腕が挙げ辛いという方がいまして、その方の足趾を観ますと、上に跳ねあがっていたのです。

つまり、右半身全体が縮んだ感じになっていたわけです。
そこで、

「これは肝と関係がある」と考えたので、肝経で治療しましたら、その症状が治まってきたのです。
それから、臓腑と身体の歪みの関係に注目するようになり、

① 肝なら右半身に、
② 心や心包なら左上半身に、
③ 腎なら対応する側の半身に

と考えながら理論を組み立てていったのです。
そして今回、足関三穴の診断法(評価)と治療法を組み立てるときも、その考え方が基本にあり、経筋腱収縮牽引の原理を組み入れてあるのです。
ですから、この方も、もちろん肝経の治療もしました。

それをすることで、再発を防ぐことが出来るからです。
特に、スポーツ選手にとっては、再発防止策は必須です。
再発防止策は、治療法以外にも大きなポイントがありますが、それは 今回の臨床実践塾 で解説させて頂きます。

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ラウンドワン株主総会風景(スケッチ&コメント)

2019-06-23 08:12:39 | スケッチ



ラウンドワン株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



認知症対策の一つとしてJR三宮駅前にあるさるボーリング場で神戸市が実施しているボーリング教室を卒業してからいつの間にか2年たった。月2回同じマンションに住むご婦人仲間らとご機嫌で通っている。

教室に通っていたとき仲間の一人が株式も上場しているよと教えてくれた。当時はいい加減に聴いていた。ところが最近は平日いとわず予約できない日もある。要するに賑わっているのである。年初に設備を一新した。ファン層の拡大にきめ細かく努力している会社だなということが分かってきた。

調べてみると当社は売り上げに占めるボーリングの比率は4分の1で、ゲームなどアミューズメント事業に力を入れている。アミューズメント事業では、客の「交流会」や友人や家族で楽しんでもらえるスポッチャ事業と称して幅広い年齢層を念頭に客に「集まる場」を提供、リピーターを増やして売り上げを伸ばそうとしていることもだんだん分かっ来た。

「教室」時代の仲間が株式も上場しているよと耳打ちしてくれたのをきっかけに細やかながら100株株主になった。6月22日(土)午前10時半からJR大阪駅に隣接する会場で当社第39期株主総会が開かれ楽しみにして参加した。会場の様子をいつものようにスケッチした。

後で分かったが1,400人は入るという会場がほぼ満席だった。髪の色で年齢を識別できないが、いまどき「グレー」が占拠する会場がほとんどだが、この日の会場では「黒」が目立った。若いご婦人の姿も結構目についた。

なかでも印象に残ったのは当社の社長さんの立ち居振る舞いである。一言で言えば、生き生きしている。当期業況報告含め14,5人画次々手を挙げる出席株主相手の質疑応答を1人で取り仕切った。メモを見たり、後ろに控えたスタッフを覗き込んだりしない。正に歌舞伎役者の立ち回りそのものといった風情だった。

日本国内の人口減少はこの先はっきりしている。米国などへの出店を次なる成長ドライバーとして位置づけ、米国に32店出店、キッヅ無料キャンペーン、キッヅプレーゾーン導入やゲーム機を充実させ、早期に国内規模なみの売り上げ・利益を確保したい。今後は中国やロシア、その他アジア地域への出店を検討していると力を込めた。

足元の業績は当期売り上げ1,013億円、営業利益114億円、年配当20円、当期売り上げに占める比率ではボウリング24%、アミューズメント49%、ローラースケートやバッティングセンターなどスポーツ体験を楽しめるスポッチャ事業が13%、カラオケ10%となっている。

人生にはまずは添うてみよという名言がある。この先波乱万丈の時代が想定される現代社会では「一寸先は闇」という言葉が真実味を帯びてきた。月2回のボーリングを楽しみながら当社の発展を密かに期待したい。

大阪は「南」が今特に賑わっているが、「北」の梅田界隈もなかなかの賑わいで、週末のせいもあるがごった返していた。今週末に迫ったG20大阪開催で警備が強化されピリピリしている。なにごともなくまずは終わって欲しいと祈りながら帰路についた。(了)

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