ＮＹ株続伸、米債券が買われ10年物米債利回りが一時2％割れ、ＮＹ外為市場でドルが売られ、一時、1ドル＝107.20円とドル売り・円買い進む（学校で教えてくれない経済学）

米FRBが7月にも利下げに踏み切るとの見方が米金融市場で一気に台頭した。20日NY債券が買われ10年物米国債利回りが一時2％を割った。外為市場でドルが売られ1ドル＝107.31ドル、1ユーロ=121.18円で取引された。一方、イランが米国の軍事ドローンを撃墜したとトランプ米大統領がツイート、NY原油（WTI）がバレル56.88ドルへ5.8％急騰した。NY金はオンス1,392.30ドルと高値圏を維持した。

20日付の英フィナンシアルタイムズ電子版は「①イランがホルムズ海峡上空を飛行中の米スパイ機を撃墜した。トランプ米大統領は「イランは大きな間違いを犯した」とツイートし田。イランとアメリカは核を巡りルーレットを演じている。」と伝えた、③次期英保守党党首、英首相を決める第4ラウンドでジョンソン前外相とハント外相2人が決選投票に残った、ゴーブ環境相は僅差で敗れた、④アップルは20日、トランプ関税がアップルの幅広い製品に被害を及ぼしていると警告した、⑤ウオルマートが中国、ブラジル、メキシコ、インドでの小売り店ネットワークで多額の賄賂を贈り競争を制限したとして2億8,200万ドル（約300億円）を支払うよう命じられ受諾した、⑥ヒマラヤの雪が急激に溶けており、南アジアの2百万人が日々の飲料水危機に直面している」と伝えた。

20日付のWSJ紙電子版で「①米10年物国債利回りが2％を割った。米株Ｓ＆Ｐ500は20日、新高値を更新した、②イランが米偵察機ドローンを撃墜した。イランと米国の間で戦争勃発の懸念が出て、原油が高騰した、③米上院が22件のサウジアラビアへの武器販売停止を求める決議案を可決した、サウジ接近をはかるトランプ政権に打撃となる、④ボ―イングはパリ航空ショーで737ＭＡＸ機の販売より安全性を強くアッピールした、⑤習主席はキム北委員長と20日、会談、米国との関係修復を確認した、⑥ヒマラヤ氷河が温暖化の影響で溶け南アジアで飲料水不足危機に直面している、⑦米FRBが金融緩和政策に舵を切るとみて香港1.2%,上海2.4％、日本0.6%欧州株0.4％高と揃って値上がりした」と伝えた。

21日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「EU次期委員長はじめ次期リーダーの人選が難航している。マクロン大統領とメルケル首相との対立が続いている。メルケル首相は「EU内で多数の支持を得られる人物がもっともふさわしい」と述べた。EU内部で多数の支持を得られる人物は見つかっていない。次期ＥＣＢ議長も決まっていないが最大の案件はＥＵ次期委員長の人選だ」と伝えた。21日朝放送のドイツARDは「イランが偵察機を地対空ミサイルで撃墜した。ロウハニ大統領は「イランは戦争するつもりはないが、戦争する準備は出来ている」と語った」と伝えた。21日朝放送の中国CCTVは「習主席が20日、ピョンアンに到着、キム委員長と会談した。双方はアメリカとの対話の必要性を確認した」と伝えた。21日朝放送の韓国KBSは「習・キム会談が20日ピョンヤンで行われ、米朝会談の早期再開実現で意見が一致した。一方、米国務省は「北朝鮮、中国、ロシアなどの人身売買の実態報告書を発表した。習キム会談の日が選ばれた」と伝えた。（了）