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米FTC、独禁法違反調査をフエイスブック、アップルで開始、関連株急落、一方、安全資産として米債券買い加速、10年物米債利回り一時、2.075%へ下落、2017年9月来最低へ

2019-06-04 08:50:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


週明け6月3日、NYダウは乱高下のあと4ドル安、ほぼ横ばいの24,819ドルで取引を終えた。ナスダックはFTC、連邦裁がフェースブック、アップルに対する独禁法違反調査に入ると伝えられたあと6~7%安と急落、全体でも1.6%下げた。S%P500は0.3% 安だった。6月3日付WSJ紙電子版は「オンラインショッピングへの急激なシフトからモール市場の低迷が加速している。モールは新しい顧客を求めてもがいている。モール最大手のアベルコロンビー&フィツチの売り上げは株式公開後最大幅の26%減少した。婦人服大手モールのJ・TILLは売り上げが前年比53%減った」と伝えた。

米中貿易テンションの高まりから安全資産として米債券が引き続き買われた。10年物米債券利回りが一時2.075% と2017年9月来最低水準まで下げた。リセッション入りの指標とされる短期債券利回りが長期債利回り、例えば10年物債の利回りを上回る逆イールド現象がこのところ続いている。NY外為市場は利回り低下と一部FRB高官が年内利下げを示唆したことを受けてドルが売られた。対円で1ドル=108.07円、1ユーロ=121.49円で取引された。NY原油(WTI)は世界経済鈍化懸念に加えて対メキシコ関税5%引き上げの6月10日実施発表から原油需要減とみてバレル52.85ドルへ続落した。一方、ドル先安感と資産の逃避先として資金シフトしたNY金市場はオンス1,329.95ドルへ値上がりした。

6月4日朝放送NHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「3日間の予定で英国を訪問したトランプ米大統領がエリザベス女王と会見した。失礼な言動はしませんでした。女王と馬車で移動するなど一部の予定は安全上の理由から取りやめになった。3日のデモは歓迎グループも反対グループも控えめだった。4日は1万人規模の抗議デモが予定されている。」と伝えた。ドイツZDFは「トランプ米大統領が3日間の予定で英国を訪問した。4日には短時間、メイ首相と会ったあと、ジョンソン前外相との会談が決まっている。ジョンソン氏はEUからの強硬離脱派である。一方、トランプ氏はロンドン市長を早くも負け犬呼ばわりした。エリザベス女王は国家元首としての威厳を保ってトランプ氏と対面した。いま英国はEUからの離脱、トランプ関税引き上げ、イラン、ファ―ウエイと問題が山積している。これはエリザベス女王が相手でない。4日に予定しているメイ首相の仕事である。」と伝えた。

ドイツZDFは「連立パートナーSPD党首,ナーレス氏が退任の辛い挨拶を3日、行った。党首選までのつなぎ役として3人を選んだ。CDU/CSUはSPDとの連立を引き続き望んでいるとCDU党首のクランプ・カレンバウアー氏は語った。しかし、シュルツSPD副党首はCDUとの連立を望んでいないことを3日の記者会見であからさまに述べた。」と伝えた。ドイツZDFは「30年前の6月4日、天安門広場で学生中心の民主化を求めるデモが7週間続いた。民主化を恐れた中国共産党はデモ隊を襲撃し1万人以上が犠牲になったと伝えらえる。一方、東ドイツでは民主化を求める動きが天安門事件の起こる前からみられた。一連の流れが、1989年のベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一につながった」と伝えた。(了)

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