ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

寝違いの治し方 (1月26日臨床実践塾)

2020-01-15 13:33:55 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。


 
ビフォー           アフター



Facebookにも書きましたが、昨日の朝に電話が入りました。
「首が回らないので、何とかしてくれませんか」という電話です。

ところが、香里園で仕事の打ち合わせがありましたので、
「香里園から帰るのが3時ごろになると思いますので、3時半ごろになりますが、いいですか?」と聞いたら、
「はい。その時間に行きます」と返事が来たので、休日診療をすることになりました。

彼は、時間通りに来られたので、治療を始めたのですが、脈を診てから脊椎診をしたら納得できました。
上の左の写真です。
誰でも納得しますよね。首が右に寄るくらい歪んでいるのですから。

それで、
「最近では珍しいくらい歪んでいるので、ブログ用に写真を撮らせてくれませんか」とお願いしたら、

「いいですよ」と快諾してくれました。

さて「治し方」ですが、方法はいろいろあります。
ただ、この写真を見ただけではわかりませんが、屈曲と「捻れ」が混ざっていたのです。
捻れが混ざるのは、構造的な原因ですので、仕方がありませんが、面白い事には、

・捻れを取れば屈曲も取れるし
・屈曲を取れば捻れも取れるのです。

ですから、ベッドに座ったままで、七星特殊鍼法の「回旋鍼」で捻れを取りました。
「回旋鍼」というのは、人体に起こった捻れを矯正する鍼で、去年開発したばかりの手法です。
そして、

「どうですかね、ちょっと楽になったと思いますが‥‥」と言うと、首を動かし、

「あ、はい。ちょっと軽くなっています」と答えてくれました。

しかし、上部脊椎の屈曲はまだ取れていません。
ですから、「ちょっと軽くなった」となったわけです。
こういう場合は、巨鍼を使うと一発で治るのですが、血液の汚れがありましたので、巨鍼は使わないことにしました。

このような症状の場合は、経絡を整えるだけでも軽くなるのですが、体に出た歪みは、各部に「波及」していきますので、「軽くなった」と言われても、それだけで終わると、すぐに再発します。
軽くするだけなら、肩を揉んでも軽くなるからです。

ですから、「どこに波及しているのか」を考えながら治療を進めていくのですが、この方の場合は、なんとなんと、左の下腿後部(アキレス腱)にまで波及していました。
これを取っておかないと再発しやすいのです。

これは鍼を使うと簡単に取れますので、「脊柱診」(脊柱を整える鍼)と同時に取っておきました。
しかし、まだ問題があります。

その根本原因となる臓腑の調整です。
骨格の歪みや筋肉のヒズミというのは、ほとんどが臓腑が原因になっていますので、臓腑の異変も整えておかないといけないのです。

この方の場合は、「肝」が原因でしたので、
「肝臓が疲れているようですよ」と言うと、

「やっぱり! 奥さんに首が痛いと言ったら、とりあえず飲むのを止めておきましょうか、と言われました。あははは」と話していました。

そこで、ちょっと可哀そうと思ったので、

「普段は何を呑まれていますか?」と聞いたら、

「焼酎かウイスキーが多いですね」と言うので、

「焼酎を湯割りで1杯程度なら大丈夫ですよ」と言うと、

「ビールはダメですよね」と言う。

もちろん、焼酎の湯割りだけにするように話したのですが、お酒の好きな人は、
「これはダメです」と言うと、

「あれはどうですか?」
「これはどうですか?」
と、アルコールの種類を聞いてきます。

これは気を付けないと、「これはいいですよ」とか「あれもいいですよ」と言うと、これを1杯、あれも1杯と、結局4~5杯も呑んでしまう人がいるからです。

呑みたいんですねー。
私も酒豪のほうでしたので、気持ちはわかります。(^_^;)

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NY市場、様子見で、急落後、小幅高、米中貿易協議「第一段階」成立も、米大統領選挙は依然として大きなリスクを残すとブルームバーグ電子版(学校で教えてくれない経済学)

2020-01-15 11:48:13 | 経済学
「米大統領選まで対中国関税を引き下げない」とのトランプ発言のあと14日のNY株式はダウ28,938ドル、32ドル、0.2% 安で取引を終えた。アップル株が312ドル、1.2%安はじめハイテク株売り、一方、好決算期待のJPモルガン、138ドル、1.2%高はじめ金融株買いでダウは下げ分をカバーした」と14日付けロイター電は伝えた。ロイター電は「米国が3回継続して利上げ後、当面、利上げしないと米FRBは明らかにした。米大統領選で民主党候補に誰が決まるか相場は織り込んでいない。米FRBの利上げなしの陰に隠れたリスクは見過ごせない」と書いた。14日NY外為市場では10年物米債券利回りが低下、ドル円は1ドル=110円突破の後下げに転じ、1ドル=109.96円、1ユーロ=122.37円、1英ポンド=143.20円と円高が進んだ。NY原油(WTI)はバレル58.38ドル、NY金はオンス1,547.15ドルとほぼ変わらずで取引を終えた。原油、金相場の動きは、中東情勢の当面鎮静化が背景にある。一方、米国が中国を為替操作国認定から解除後、人民元が1ドル=6.884元へ昨7月来の高値まで値上がりした。中国は現在3.1兆ドルの外貨をドル中心に保有している。

14日付けブルームバーグ電子版は長文の記事を掲載「米中協議は「第一段階」の貿易協定を15日調印するが中国を為替操作国からはずすなど一部に戦術的修正がみられるのみで対中国関税は米大統領選まで据え置きを明言、知的財産権保全など戦略的変更は一切ない。トランプ大統領は足元に上院での弾劾裁判を控えている。スレイマニ司令官暗殺のあとイランには追加制裁を米国は発表、対イラン強硬政策を堅持、イラン問題、中東情勢に解決の道筋は見えていない。一方、中国は目先、米中「第一段階」米中貿易協定締結を歓迎しているが、ウイグルなどに見られる人権問題には厳しい姿勢を堅持している。習近平は国の最高権力者の地位を確立した。2022年に新たな後継者選びの機会が訪れる。習氏がどのような行動に出るか不明だ。香港での民主化デモに加えて蔡総統が5月に就任することが今回の台湾総選挙で決まった。中国は台湾を省としか認めていない。今回の台湾総選挙の結果は習主席の権力基盤に打撃だ。一方、国内問題では、14日、李克強首相は演説の中で2020年のGDPを5.9%増と減速を明言、巨額の債務問題を抱えていることを併せ語った。」と伝えた。

中国関連で14日ロイター電は「チェコのプラハ市が上海と結んでいた姉妹都市関係を当面解除すると発表した。チンジマン、チェコ大統領は一部都市の問題である。中国との関係には全く影響しないと語ったが4月の訪中をキャンセルした。中国がチェコと投資関係で計画通り実行しなかったことが指摘されている。」と伝えた。14日のロイター電は「北朝鮮は韓国に北朝鮮観光客増加に向けて「秋波」を送っている。対北制裁解除を狙うためとみられる。韓国政府は北の動きを歓迎する談話を発表した」と伝えた。

「秋波」とは①美人の涼しい目元。女性の媚を含んだ目つき。②秋のころの澄んだ波。転じて自分の利益のため相手の関心を引こうとする行為。」とヤフーのブログに出ていた。いま日本はどこの国に「秋波」を送ろうとしているのだろうか。はっきりと見えない。(了)

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