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天突穴と雲門穴の位置
先週から、下記のような症状があると訴えて来た方がいました。
1、 鼻が詰まる感じがする
2、 鼻水が喉お奥に張り付いた感じがする
3、 肩甲骨間が凝る
4、 左胸がシクシク痛む
5、 むせる感じがする時がある
こういう場合、鍼灸では、「天突」への刺鍼をすることもあるのですが、天突を使うのは対症療法的で、私はあまり好きじゃない。
ちなみに、天突の治療効果としては、いびき、過呼吸、呼吸困難、喘息、気管支炎、咽頭炎などと書かれており、風邪で喉がやられたときなどにも使います。
しかし、実際には、天突よりも恥骨上部への刺激の方が治療効果は高いものです。
そこで私は、雲門を使いますが、雲門の効能は、「肩こり、五十肩、肺の異変で反応が出ている場合に用いるとよく効きます。
つまり、咳や喘息、胸痛といった呼吸器疾患の治療ですが、最近時々使うのは、大腸や肛門の異変にも使っています。
これは、「肺・大腸」という表裏肝経を利用したものですが、大腸経のツボを使うよりも治療効果は高いものです。
そして、この方の症状にも、「雲門に千年灸」を使うことにしました。
「前回の、雲門への千年灸で、だいぶ楽になった」と言われたからです。
治療が済んでから、鼻やのどの状況を聞いたら、
「ほとんどいいようです」と言ってくれたので、それで治療を終了しました。
本人もそのように言ってるし、六臓診をしても大丈夫そうでしたので、多分これでOKだと思います。
天突穴と雲門穴の位置
先週から、下記のような症状があると訴えて来た方がいました。
1、 鼻が詰まる感じがする
2、 鼻水が喉お奥に張り付いた感じがする
3、 肩甲骨間が凝る
4、 左胸がシクシク痛む
5、 むせる感じがする時がある
こういう場合、鍼灸では、「天突」への刺鍼をすることもあるのですが、天突を使うのは対症療法的で、私はあまり好きじゃない。
ちなみに、天突の治療効果としては、いびき、過呼吸、呼吸困難、喘息、気管支炎、咽頭炎などと書かれており、風邪で喉がやられたときなどにも使います。
しかし、実際には、天突よりも恥骨上部への刺激の方が治療効果は高いものです。
そこで私は、雲門を使いますが、雲門の効能は、「肩こり、五十肩、肺の異変で反応が出ている場合に用いるとよく効きます。
つまり、咳や喘息、胸痛といった呼吸器疾患の治療ですが、最近時々使うのは、大腸や肛門の異変にも使っています。
これは、「肺・大腸」という表裏肝経を利用したものですが、大腸経のツボを使うよりも治療効果は高いものです。
そして、この方の症状にも、「雲門に千年灸」を使うことにしました。
「前回の、雲門への千年灸で、だいぶ楽になった」と言われたからです。
治療が済んでから、鼻やのどの状況を聞いたら、
「ほとんどいいようです」と言ってくれたので、それで治療を終了しました。
本人もそのように言ってるし、六臓診をしても大丈夫そうでしたので、多分これでOKだと思います。