「NY連銀発表の4月製造業景況指数が10.80と3月のマイナス24.6から大幅に上昇した。予想はマイナス18.0だった。ただ、6月先の景況感はまだ改善していない。」と17日、ロイター電子版が伝えた。17日、WSJ紙電子版は「米景況の予想外の改善でNY株は取引終了にかけて小幅反発した。債券が値下がり利回りが上昇した。ドルが買われた。5月3日の米FOMC会合で0.25%利上げ実施と市場は予測している。」と伝えた。17日、ブルームバーグ電子版は「①中国のEV自動車最大手のBYDが昨年4月、EV生産に全面切り替え発表後、テスラ追いつきを目指している。売り上げ利益とも急増している。テスラは値を下げたが減少した。フォルクスワーゲンは後れを取っている(left behind)。②ロシアの原油輸出が増加した。ロシアの原油減産発表に疑問符が付いた。」と伝えた。17日、NYタイムズ電子版は「日本では人口減にともない空き家が増加している。25,000ドル(330万円)で一軒家が買える話もある。買い物客が増えてきている。」と伝えた。
17日、NY市場でダウは33,987ドル、100ドル、0.30%高、S&P500は4,151と8ポイント、0.06%高、ナスダックは12,157と34ポイント、0.28%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは16.95と0.70%低下した。米10年債利回りは3.606% と0.42%上昇した。NY外為市場でドルが買われた。1ドル=134.45円、0.53%高、1ユーロ=146.91円、マイナス0.02%、1英ポンド=166.39円、0.21%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル80.86ドル、2.22%安、北海ブレントは同84.86ドル、1.08%安で取引された。金利のつかないNY金はオンス2,007.40ドル。変わらず。ビットコインは2万9,480ドル。2.73%下げた。
18日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「プーチン露大統領のウクライナ侵攻を公然と批判していた活動家のサラモルダス氏にモスクワの裁判所は17日、禁固25年の判決を言い渡した。在米の妻は「最悪のことを彼は覚悟していた。今回の判決は彼の考えが正しかったことをむしろ確認してくれた。」と語った。②スーダンでNo1とNo2の権力闘争で17日民間人が巻き込まれ130人が死亡した。」と伝えた。シンガポールCNAは「軽井沢開催中のG7外相会議で中国の台湾政策に厳しい声明を出した。しかし、日本の林外相は「中国とは気候変動などでは建設的協議を継続する」と述べた。G7のメンバー国ではそれぞれの国で問題のレベルは異なる。フランスは現在台湾に議員団を派遣している。一方、米駆逐艦ミリアス(Milius)が台湾海峡を通過した。中国政府は猛反発した。」と伝えた。韓国KBSは「韓国と日本が5年振りに安全保障会議を開催した。日本と歴史認識では一致していない。」と伝えた。タイMCOTは「オミクロン株XBB1.16の感染スピ―ドが早い新種のウイルス感染が急拡大している。」と伝えた。ベトナムVTVは「コロナ感染が再び拡大している。ベトナム政府は人が集まる場所でのマスク着用を勧告した。」と伝えた。岸田首相が和歌山で襲われたが事なきを得た。二人の漁師の機転による。岸田首相はお礼の電話をしたそうだ。機転を利かし命を顧りみず行動される人が日本にもおられ救われた。(了)