両方の仙腸関節が痛い
先日、
「両方の仙腸関節が痛い」という方が来られました。
腰椎後弯(脊椎後弯)みたいです。
昔は「寝腰」なんて言ったのですが、今は違うようです。
脈診や脊椎診をしてから、仙骨診をしたら、原因がわかりました。
仙骨診とは、仙骨の歪みを診る診断法で「七星鍼法」に含めています。
その仙骨診で、仙骨の歪みがあれば、それを矯正する鍼をします。
そうすると、仙腸関節の痛みは消失します。
「両方の仙腸関節が痛い」となれば、腰椎後弯を考えるのが一般かも知れませんが、仙骨を診たほうが早く解決できます。
このような症状をネットで調べてみると、
「学校での机の位置が悪い」とか
「家事をしている姿勢が悪い」みたいなことが書かれています。
それもあるかも知れませんが、それは過去の問題になるので、発症している方にそんな事は言えません。
ですから、まずは筋骨を整えることを考えます。
筋骨を整えるには「機能解剖学」が役立ちます。
機能解剖学を調べると、筋肉や腱の伸縮、関節の動きなどがよくわかるからです。
この方の治療は、仙腸関節での歪みを整え、それから巨鍼療法をしました。
そして、
「どうですか痛みは」と聞くと、
「あ、痛くないです」と言います。
それで症状に対する治療は終りです。
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4月23日の臨床実践塾では「筋骨・関節の治療」をしますので、筋骨や関節に痛みや異変のある方がいましたら、ご協力ください。
勿論「無料です」
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新城針灸治療院:06-6765-7622 へご一報お願い致します。
治療日は、木、金、土の10:00~19:00です。
木、金、土以外はお電話番号を留守録していただければ当方から連絡させて頂きます。
よろしくお願い致します。 m(__)m