(学校で教えてくれない経済学)
「3月の米ミシガン大学消費者信頼感指数が下方修正された。31日、米商務省の31日発表によれば、2月の個人所得が前月比0.3%増(1月:0.6% 増)、個人消費支出が同0.2%増(1月:2.0%増)、コア価格指数が前年年比4.6%増(1月:4.7%増)いずれも鈍化した。一連の物価指数が下振れした結果、インフレ懸念が緩和した。市場ではFRBが利上げ停止する時期が早まると見て、31日、NY株は上昇した。S&P500は週間ベースで昨年11月来ベストの結果となった。」と31日、ロイター電子版は伝えた。
来週はユダヤ教の祭日が5日~13日まである。復活祭前のグッドフライデーの7日は英米金融市場は休場する。政府機関は通常通り開かれ、米3月雇用統計が7日発表される。その他主要データとして米製造業PMI統計(3日)、民間SDP雇用統計(5日)が発表される。市場は利上げ停止が早いと見ている。しかし、「3月29日の金融関係者の昼食会でパウエル米FRB議長は「21日の米FOMCまとめの年内の金利水準の中央値は5.1%。あと1回の利上げを見込んでいる。」と発言した。」とロイター電は伝えた。
31日、NYダウは33,274ドル、415ドル、1.26%高、S&P500は4,109と58ポイント、1.445高、ナスダックは12,221と208ポイント、1.74%高で取引された。恐怖指数VIX
は18.70と1.68%,米10年債利回りは3.475%と2.13%低下した。NY外為市場で1ドル=132.80円,0.08% 高、1ユーロ=143.99円、0.05%安、1英ポンド=163.75円、0.39%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル75.69ドル、1.77%高、北海ブレント、同79.88 ドル、1.60%%高、NY金はオンス1,986.70ドル、0.55%安、ビットコインは2万8,462ドルと1.40%高で取引された。
4月1日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①アメリカの大統領経験者がNY大陪審で政治訴追される。トランプ前大統領は来週にも罪状認否の手続きのため4月4日にNY連邦裁判所に顔見せる。トランプ氏はツイッターに「魔女狩りだ。」と非難した。トランプ氏は昨年1月6日、米議会乱入事件で「選挙結果を覆そうとした」疑いももたれている。トランプ氏が犯罪者として手錠をはめられた姿は見られないが現代という時代を象徴する出来事であることに変わりない。②今年開かれるウインブルドンの大会でロシアとベラルーシの選手が出場する。」と伝えた。ドイツZDFは「①アメリカ史上初めての米前大統領が告訴された。トランプ氏は「政治的迫害だ」と述べた。親密な関係にあった女性に13万ドルの口止め料を払ったが申告せず選挙費用として処理したされたと告発状にある。バイデン米大統領は「政治的影響は受けない」と語った。トランプ陣営は勢いづいている。アメリカ人の60%が政治的意図があると見ている。②チャールズ英国王夫妻がハンブルグを訪問のあと帰国の途に就いた。」と伝えた。韓国KBSは「ソウルは25℃で桜が満開になった。一方、政府は予定していた電気・ガス料金値上げを当面見送ると発表した。」と伝えた。中国が海外渡航を5日解禁する。中国人訪日インバウンド動向が注目される。(了)