(学校で教えてうれない経済学)
米企業決算(23年1~3月)がまちまちの結果、19日のNYダウは値下りした。②FOX
ニュースは米大統領選報道で名誉棄損で訴えられていたが、原告のドミニオンに7億8,750万ドル(1060億円)を払い和解した。③ベージュブック(米地区連銀報告書)は「米銀行2行の破綻を記載。景況感は横ばい継続。」と発表した。」と19日、WSJ紙電子版は伝えた。FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「3月の英消費者物価指数が10.1% 増、食料品:19.2%増。英中銀に利上げ圧力となる。」と伝えた。日本関係では、ロイター電子版は「19日、日本政府観光局は「(22か国集計)(推定値)3月の訪日客数が181.7万人(2月:147.5万、1月:149.7万)、3ケ月合計で479万人(コロナ前2019年1~3月期の65%)。韓国:46.6万、台湾:27.8万、米国:20.3万がべスト3.米国はコロナ前を上回った。」と伝えた。
19日、NY市場でダウは33,897ドル、79ドル、0.23%安、S&P500は4,155と横ばい、ナスダックは12,167と13ポイント、0.11%高で取引を終えた。米企業業績と5月2,3日開催の米FOMCでの利上げ継続予測が重しとなっている。恐怖指数16.42と2.44%低下。
米10年債利回りは3.589%と0.47%上昇した。NY外為市場ではドル堅調。1ドル=134.67円、0.43%高、1ユーロ=147.56円、0.31%高、1英ポンド=167.51円、0.55%高で取引された。英ポンドは3月英インフレ率が2月に続いて10%を超えた。イングランド銀行に利上力となる。一方、利回りが上昇するとこのところ上げていたこともあり、金利のつかない金相場の頭を抑える。NY金はオンス2,006.50ドル、0.65%安。ビットコインも2万9,234ドル、3.77%安で取引された。
20日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①3月の英消費物価指数が10.1%上昇した。ジャガイモ19.3%高、豚肉25.4%高、スープ33.65高と食料品の上昇が目立った。中銀の金融政策に圧力がかかる。一方、賃金上昇がインフレに追いついていない。お金の値打ち低下を意味する。イギリス単独での対応は難しい。②FOXニュースが7億8,000万ドル払って和解した。FOXは事実でないと知りながらウソをついていたことを認めた。トランプ前大統領は認めようとしない。」と伝えた。シンガポールCNAは「オースチン米国防長官はフィリピン政府は軍事基地を米軍との共同使用で新たに4箇所増やし計9か所で合意したと発表した。中国は「台湾問題を理由に米軍基地拡大に利用している」と反発した。比外相は「フィリピン独自の対応であり台湾問題と無関係だ。」と語った。③韓国は殺傷力のある武器供与はしないと表明していた。19日、ユン韓国大統領は「人道支援に限定しない。」と語った。ロシアは韓国に方針転換したと警告した。④北朝鮮は核攻撃能力向上を目的に軍事偵察衛星打ち上げを予定している。」と伝えた。韓国KBSは「ユン韓国大統領が「ウクライナへ人道支援固執は難しい」と言明した。最悪の事態の場合としながらも殺傷力のある武器供与を排除しなかった。ユン大統領は4月26日から訪米、バイデン米大統領と会談する。アメリカに誠意を示す狙いがあると見られている。」と伝えた。「どうする日本」が日々問われている。日本人一人一人に曇りなき目で見ることが求められる。(了)