(学校で教えてくれない経済学)
「3月の米PPI(生産者物価指数)が前月比0.5%低下した。先週の米新規失業保険申請件数が23.9万件(前回:22.8万件)と増加した。年内に利下げ開始観測から13日、NY株は値上がりした。ドルが売られ金相場が値上がりした。」と13日、WSJ紙電子版が伝えた。ブルームバーグ電子版は「LHMF(エルメス・ルイビトン)の売り上げが急増した。中国人のぜいたく品買いが復活した。13日、株価が883.9ユーロ、5.65%高、年間で40%値上りした。オーナーのオルト氏の資産が株価上昇で2,000億ドル(26.6兆円)を超えた。」と伝えた。
13日、NY市場でダウは34,029ドル、382ドル、1.14%高、S&P500は4,146と54ポイント、1.33%高、ナスダックは12,166と236ポイント、1.99%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは17.78と6.86%低下した。NY外為市場では1ドル=132.69円、0.32%安、1ユーロ=146.58円、0.19%高、1英ポンド=166.20円 、変わらずで取引された。NY原油(WTI)はバレル82.34ドル、1.10%安、北海ブレント、同86.27ドル、1.21%安で取引された。NY金はオンス2,054.40ドル、1.45%高で取引された。ビットコインは3万74ドル、0.63%高で取引された。
14日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①米機密文書漏洩事件に関連して21歳の米軍勤務の容疑者を逮捕した。米国政府にとって随分ばつの悪い事態に発展して来ている。今回漏れた極秘情報の多くはウクライナ戦争に関連していた。ワシントンポスト紙は「(容疑者は)外国の機関に関心もない。政治的意図はなかった。友情を深めるためのものだったと仲間の一部は話している。」と伝えた。過去2010年のウイキリークスはじめ機密情報のリークは75万件に上る。今回の問題点の一つは若い人物が簡単に最高機密情報にアクセス出来たことだろう。②バイデン米大統領は北アイルランドのあとバイデン家のルーツのアイルランドの祖母の生家のある町を訪れた。「お帰りなさい。バイデン」のプラカードに迎えられた。一方、機密情報漏洩に記者団から聞かれたバイデン氏は「現在捜査を行っている」とのみ答えた。③1960年代「ミニスカート」ブームを起こしたファッションデザイナーのマリー・クワントさん(93)が亡くなった。」と伝えた。
シンガポールCNAは「中国が台湾沖合地域での飛行制限を発表した。日本政府は中国の説明を強く求めた。地図を見れば当然だろう。日本領土の多数の島が含まれている。中国は具体的なコメントを出していない。②北朝鮮が13日午前7時23分ごろに日本海にICBM2発を発射した。通常の角度なら米本土に届く6,000キロ飛行可能と見られるが角度を上げ1,000キロ点に落とした。注目は今回固体燃料であることだ。操作が簡単。発射のタイミング。場所が把握しにくい。北に利点が多い。今後この種のミサイル発射が増えることが予想される。」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮が固体燃料を使ったICBMを「東の海」に向けて発射した。繰り返される怖れがある。」と伝えた。問題は日本である。アラームが遅れた。落下場所を間違えた。岸田首相は「極めて遺憾である。」と恒例のコメントを出した。(了)