画・江嵜 健一郎
第105回全国高等学校野球選手権、兵庫大会予選二回戦で母校甲陽学院対尼崎北との試合が7月11日(水)にベイコム野球場であり楽しみにして出かけた。
当初午後1時開始だったが前の市西宮対洲本の試合が二度のタイブレークの大熱戦で1時間以上遅れてプレーボールとなった。
ベイコム野球場はJR神戸線尼崎駅から線路沿いに西に向かってほぼ1,500メートル歩いたところの尼崎市総合運動公園の一角にある。以前にも母校が出場した時に2,3度来た。
二度雨天延期で11日の試合となった。この日は朝から炎天下だったがスタンドには立派な屋根があり助かった。野球部員ののお母様がたが応援席にメガホン、うちわ、冷たい物としてこの日は試合開始前にAQUARIUS、暑さ対策として3回終了のタイミングで休憩が入るが、カルピスWaterが配られた。
甲陽野球部OB会会長の岡田さんが会場をスケッチしていた小生を見つけられたのか「お元気そうで」とわざわざ声をかけて下さった。先年、淡路での試合で図らずもご縁を頂いたお陰である。「甲陽だより」に甲陽野球部の歴史を掲載予定とのことで楽しみである。甲陽学院は全国中等野球大会時代の優勝校で知る人ぞ知る歴史がある。阪神甲子園球場の隣に学校があり春夏の全国大会には母校の運動場は出場チームの試合前の練習場として使われ、その都度、全国に紹介されていた。
前置きが長くなった。肝心のこの日の試合は味方のエラーをきっかけに5回に8点取られ勝負は決した。7回に2点を返し7回コールドは免れたが8回2点を尼崎北に入れられ万事休す。8回コールドで甲陽学院野球部の夏は終わった。5回エラーした選手は一年生と聞いた。彼の貴重な経験は必ず将来に生きて来る。来年以降の成長の糧としてほしい。
会場で配られたうちわに「気炎万丈」、105回、106回、107回野球部とあり、裏には「甲陽学院のうた」(竹中郁作詞、清水修作曲)の♪大地のほとり われらをつつむ♪で始まる歌詞が紹介されており、元気をもらった。
今年の夏はことのほか蒸し暑い。今朝12日、NHK/BS「ワールドニュース」で上海「東方衛視」が「上海では11日に梅雨が明けた」と放送していた。日本にも本格的な猛省襲来が予想される。睡眠を十分とって何とか乗り切りたい。(了)