「ミシガン大7月消費者信頼感指数(速報値)が72.6(6月:64.4)とポジティブサプライズ、1年先の期待インフレ率は3.4%(予想:3.1%・6月:3.3%)の発表の後、NY外為市場でドルが買い戻された。」と14日、ロイター電子版が伝えた。WSJ紙電子版は「金融株業績堅調は米国経済がソフトランディングの可能性を示唆した。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「①ハリウッド俳優組合がAIは我々の命を奪おうとしていると抗議、脚本家組合も63年振りの同時ストに入った。②モディ印首相がフランス独立記念日に招待された。インドはフランス最大の武器輸入国である。③人民元相場が弱い。背景に中国経済の回復を促すために中国人民銀行の利下げ意向が影響している。」と伝えた。来週発表される経済データでは17日、中国の4~6期のGDP統計、18日の米7月小売り高、19日の日本の訪日外国人数、21日の日本の6月、消費者物価が注目される。
14日、NY市場でダウは34,509ドル、113ドル、0.33%高,S&P500は4,505と6ポイント、0.04%安、ナスダックは14,113と24ポイント、0.18%安で取引を終えた。モルガンスタンレー、ウエルズファーゴなど一部金融の4~6決算好調もNY株は全般様子見した。NYダウは113ドル値上がりしたが、ユナイテッドセールフォースが480ドル、7.24%高、1銘柄でダウを213ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは13.34と1.98%低下、米10年債利回りは3.830%と1.89%上昇した。NY外為市場では1ドル=138.80円。0.57%高,1ユーロ=155.87円、0.58%高、1英ポンド=181.73円、0.24%高と対主要通貨で円が売られた。NY原油(WTI)はバレル75.27ドル、2.11%安、北海ブレントは同79.63ドル、2.13%安で取引された。NY金はオンス1,959.30ドル、0.23%安、ビットコインは3万216ドル、3.92%反落した。
15日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「①ハリウッド労働組合がストに入った。映画製作の遅れに影響が出て来る。AIが俳優、関係の職場を奪うとの危機感が背景にある。②英ロンドンGATWICK空港950人が待遇改善を求めて13日、ストに入った。今のところ空港便に遅れは出ていないが長期化すれば混乱が予想される。」と伝えた。シンガポールCNAは「①ジョコ、インドネシア大統領は、東アジア、アセアン首脳会議で挨拶「皆さんが集まったのは解決したいからだ」と米国国務長官、王毅中国政治局員、ラブロフ露外相等アセアン10国代表とともに出席の場で語った。ミヤンマー問題含め具体的進展はかった。」と伝えた。王毅氏は記者団の台湾問題での質問に「台湾は中国の国内問題だ。」と繰り返した。一方、今回の会場で王毅氏が穏やかな表情で様々な国の代表と言葉を交わす場面が見られた事が目立った。」と伝えた。韓国KBSは「①連日の大雨で土砂崩れの被害が多発している。②アセアン全体会議では①協力②安全保障、③イノベーションの3点が焦点となった。」と伝えた。ドイツZDFは「今日連邦選挙でどの党に入れるかの世論調査で政権党SPD13%、緑の党16%、CDU20%と出た。特にAfd20%が目立つ。」と伝えた。フランス2は「モディ首相はラサール戦闘機24機、原子力潜水艦3隻購入を決めた。」と伝えた。(了)