(学校で教えてくれない経済学)
「7月の全米建設業協会(NAHB)指数は56と6月から1ポイント上昇したと18日発表した。7月に「住宅価格を引き下げたと回答した業者」の比率は22%と6月の25%、5月の27%、ピークだった昨年11月の36%から低下を続けている。」と18日、ロイター電子版が伝えた。18日、ブルームバーグ電子版は「米6月小売り高は前月比0.2%増加した(予想:0.5%増・5月:0.5%増)。一方、飲食店、自動車ディーラー、建設、ガソリンスタンドを除くコア指数は前月比0.6%増(5月:0.3% 増・予想:0.3%増)を記録した。力強い労働市場とインフレ圧力の緩和が米国の消費を支えている。」と伝えた。WSJ紙電子版は「①18日、NYダウは360ドル値上りした。52週移動平均を抜けた。銀行の堅調な決算が相場をリードした。②異常な熱波が地球を(burn)焼き焦がしている。18日、米国の多くの病院で吐き気を催したり昏睡状態のまま患者が担ぎ込まれた。③米兵が朝鮮半島の南北境界線を許可なく超えたあと北朝鮮側に拘束された。」と伝えた。
18日、NY市場でダウは34,951ドル、366ドル、1.06%高、S&P500は4,554と32ポイント、0.71%高、ナスダックは14,353と108ポイント、0.76%値上りした。個別銘柄ではゴールドマン・サックス、337.27ドル、3.08%高、1銘柄でダウを66ポイント押し上げた。マイクロソフトが359.49ドル、3.99%高、90ポイントダウを押し上げた。恐怖指数VIXは13.30と1.34%低下。米10年債利回りは3.780%と0.29%低下した。NY外為市場で1ドル=138.82円、0.03%安、1ユーロ=155.91円、0.07%安、1英ポンド=181.00円、0.17%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル75.62ドル、2.21%高、北海ブレントは79.67ドル、1.38%高で取引された。NY金はオンス1,982.10ドル、1.31%高で取引された。ビットコインは2万9,720ドル、1.39%値下がりした。
19日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「猛烈な暑さが世界中を襲っている。エルニーニョ現象で海水の温度が顕著に上昇している。アメリカのデスヴアレイでは49℃を記録した。イタリアのシチリア島、サルディ―ニア島では46~47℃を記録した。英国でも40℃に近づき非常事態警報が出された。スペイン、ポルトガル、ギリシャでは連日山火事が発生している。②高級自動車メーカー、ジャガード・ランドローバーの親会社のタタモーターが英国に大規模EV電池工場建設と伝えられた。 英国ではEVバッテリー工場が余りにも少な過ぎる。③AI(Artificial Intelligence)(人工知能)の利点と弊害が日々議論されている。現段階で手を打つて置かないと手が付けられなく怖れがあるからだ。」と伝えた。シンガポールCNAは「①タイ次期首相選びが19日に決まらなければ3回目(未定)となる。第二党の党首が首相に選ばれる可能性が出て来た。②ケリー米機構問題特使が李強首相、王毅政治局委員と相次ぎ会談した。気候問題含め幅広い米中問題が意見交換された。③米兵がツアー客に紛れて北朝鮮に入った。」と伝えた。韓国KBSは「①地下道で水没したバスで死者が14人となった。警察、消防、自治体で責任の所在の議論が収まっていない。②18日、米国人が許可なく北に入った。身柄背景は不明。送還を交渉中である。」と伝えた。(了)