（学校で教えてくれない経済学）
「米6月PPI(生産者物価指数)が前月比0.1%増（予想:0.2%増）と3年振りの低い伸びにとどまった。前日CPI(消費者物価指数)の伸び率鈍化データ発表に続いてインフレ率鈍化を裏付けた。タカ派のブラード、セントルイス総裁が13日辞任した。一方、米FRBはインフレ率2.0増を目指している。13日、NY市場は7月利上げの後、米FRBは忍耐強く動く（利上げをしない）と見てS&P500株価指数は節目の4,500ポイントを超えた。NY外為市場ではドルが売られた。米追加利上げ継続期待で売られていたスエーデンクローネと日本円が買われた。」と13日、ブルームバーグ電子版が伝えた。
13日、NY市場でダウは34,395ドル、47ドル、0.14%高、Ｓ&P500は4,510と37ポイント、0.85%高、ナスダックは14,138と219ポイント、1.58%高で取引を終えた。恐怖指数
VIX葉13,61と0.52%上昇した。米10年債利回りは3.766%と2.55%低下した。NY外為市場では1ドル=138.06円、0.31%安。一時、137.92円までドルが対円で売られた。ユーロ=154.98円、0.58%高、1英ポンド＝181.33円、0.82%高で取引された。NY原油（WTI）はバレル77.22ドル、1.94%高、北海ブレントは同81.66ドル、1.93%高で取引された。NY金はオンス1,965.00ドル、0.17%高、ビットコインは3万Ⅰ，466ドル、3.57%高。EUが現物型ピットコインETFを2023年末にも認めるとの一部情報で買われた。
14日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①スナク英首相は英公務員給与を6.5%引き上げる。財源は各省庁の経費削減で賄うと13日、表明した。教員ストは来週17日にも予定されておりストが賃上げでスト停止になるか未知数だ。②フランス南部や特にギリシアを熱波が襲っている。昨年、欧州全体では熱中症で6万人が死亡した。今年は増えると見込まれる。ドイツZDFは「ドイツの大きな中国依存はドイツのリスクである。中国はパートナー、ライバル、人権侵害3つの課題を抱えている。13日、独連邦議会で討議された。フランス2は「モディ印首相が13に国賓として招かれた。印度はラサール戦闘機含めインドはフランスの大のお得意さんである。シンガポールCNAは「①タイ国会は上下両院による新首相選出投票を行った。「前進党」党首のピタ氏が立候補したが327票と過半数374に達しなかった。19日に再投票を予定している。第二党の貢献党が候補を出すかどうか。先行きは不透明である。②ドイツは中国依存が大きいため対中国政策見直しが求められるが経済界はデカップリング（切り離し）は出来ないようだ。③北朝鮮が火星18型ミサイル実験に成功した。5月の実失敗に顔を見せていなかったキム主席は笑顔を見せた。一方、米空軍機が韓国上空を飛行。米原子力潜水艦を韓国に寄港した。40年振りである。④中国の今年１～6月貿易額が前年同期比2.1%増加したð。」と伝えた。タイMCOTは「タイで新首相投票で前進党党首ピタ候補が過半数に達せず19日再投票を予定している。上院で多数欠席者が出た。」と伝えた。ベトナム国営テレビは「①12日、ベトナム日本外交関係樹立50周年式典が水上にＬED電球に飾られた会場で開かれた。②ベトナム伝統衣装のアオザイ振興はベトナム文化再興と外国人観光客双方の利益となるため力を入れる。」と伝えた。（了）
