1ドル=137円台へドル安・円高進む(学校で教えてくれない経済学)
「米4~6期のGDPが前年同期比2.4%増と4期連続で増加した。設備投資、個人支出増加が寄与した。米利上げ継続懸念が再燃、27日、NY株価は反落した。一方、ECBが27日、政策金利を0.25%引き上げ年3.75%と発表した。日銀が政策決定会合で長短金利を操作するイールドカーブ対応の見直しを検討し0.5%上限を弾力化すると伝えられた後、NY外為市場で一時、1ドル=138.77円までドル安・円高が進んだ。」と27日、ブルームバーグ電子版が伝えた。
ブルームバーグ電子版は「中国の泰剛前外相が就任後わずか7か月で解任された。習氏の権力基盤のほころびが露呈した。人民銀行新総裁に潘功勝氏が任命された。中央委員でなかった人物が選ばれた初のケースである。習国家主席が「忠誠心より専門知識を優先した」と専門家は見ている。」と伝えた。
27日、NY市場でダウは35,282ドル、237ドル、0.67%安、S&P500は4,537と29ポイント、0.64%安、ナスダックは14,050と77ポイント、0.55%安で取引を終えた。恐怖指数
VIXは14.41と9.25%上昇した。米10年債利回りが4.040%へ4.00%上昇した。NY外為市場で1ドル=139.49円、0.52%安、1ユーロ=153.11円、1.50%安、1英ポンド=178.49円、1.65%安で主要通貨に対して円高が進んだ。NY原油(WTI)はバレル79.84ドル、1.35%高、北海ブレントは同83.45ドル、1.08%高で取引された。NY金はオンス1,944.40ドル、1.30%安、ビットコインは2万9,147ドルと0.70%安で取引された。
28日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「世界気候機関は2023年は1940年から世界の気温を観測開始以来最も暑い7月を迎えていると発表した。バイデン米大統領は地球温暖化防止のために闘うと述べた。ドウテーテル国連事務総長は「我々は諦めずに対応しなければならない」と述べた。大気中のCOC2を吸収するテクノロジーを活用して温暖化に向けた解決策を進めている研究機関がある。一方、ブリテッシュガス(BG)が4~6月決算で増収増益を発表した。企業と株主だけが恩恵を得ていると怒りが出ている。スナク英首相はBG社は温室効果ガス防止で社会に貢献していると擁護した。」と伝えた。
シンガポールCNAは「オースチン米国務長官はニュジーランド訪問、クアッド加盟を促した。一方、マクロン仏大統領はパプア二ュ~ギニアを訪問、アジア太平洋安保障で協力関係強化を強調した。」と伝えた。韓国KBSは「ユン韓国大統領は70年まえ韓米は共に戦った。70周年式典に参列した韓米の元兵士に勲章が授与された。しかし、朝鮮半島は終戦ではない。休戦状態のまま続いている。」と伝えた。フランス2は「ギリシヤでの山火事が収まらない。気温は最高47℃から30~32℃に下がった、」と伝えた。インドNDTVは「インドがコメ輸出を禁止後、アメリカのスーパーはコメの販売を一家族一袋に制限した。」と伝えた。一人でも多くの日本の若者が日本人も地球の中で生活していることを分かって欲しい。(了)