ウオレン米上院議員が12日、米FRBに利上げ停止を要請した、②ドル相場下落でスイスフラン、日本円押し上げ、③米利上げピーク近いとしてアジア株上昇、④李強中国首相、不動産対策強化、ハイテク企業と面談し支援表明、⑤ユン韓国大統領、ポーランドに武器供与表明した」と12日、ブルームバーグ電子版が伝えた。ロイター電子版は「米6月CPIが前年同月比3.0%増、12か月連続で伸び率が鈍化した。ガソリンが同26.5%減、中古車5.2%減が寄与した。コア指数は4.8%増と横ばい。予想以下だった。一方、輸送費は8.2%増、外食費は7.2%増加した。」と伝えた。FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「①米利上げ浸透で6月インフレ率が3.0%増へ鈍化した。利上げ圧力にbreathing zone(一呼吸)の余地を与え、13日、NY株は値上がりした。②バイデン米大統領はウクライナに長距離ミサイル提供に言及した。一方、ワグネルは武器を確保しウクライナへの攻撃を再開した。」と伝えた。
12日、NY市場でダウは34,347ドル、86ドル、0.25% 高、S&P500は4,472と32ポイント、0.74%高、ナスダックは13,918と158ポイント、1.15%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは13.54と8.76%低下した。米10年債利回りは3.863%と3.07%低下した。NY外為市場で1ドル=138.52円、1.31%安、一時、138.15円までドル安・円高が進んだ。1ユーロ=154.21円、0.19%安、1英ポンド=179.95円、0.86%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル75.88ドル、1.40%高、北海ブレント、同80.28ドル、1.11%高で取引された。NY金はオンス1,963.30ドル、1.35%高。ビットコインは3万317ドル、0.99%安。
13日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「G7会合で1対1でウクライナ支援を強化することで合意した。NATO首脳会議ではウクライナのNATO加盟は見送られた。一方、ウクライナは必要に応じてNATOに会合を要請し支援を求めることが出来る。NATO加盟国とより緊密な連絡を取ることが出来ることで合意した。中国外務省報道官は猛烈に反発「NATOは間違いを犯した」と述べた。」と伝えた。シンガポールCNAは「福島原発処理水放出を日本政府は決めた。日本国内でも野党議員8人が放出反対声明を出した。日本各地で処理水放出反対デモが続いている。」と伝えた。韓国KBSは「ユン韓国大統領は岸田首相と会談し韓米両国は安全保障問題でより緊密に対応する。一方、処理水問題で意見交換した。処理水モニタリングと日本からの水産物輸入禁止の継続を確認した。北朝鮮が12日、ミサイル1発を発射した。74分飛行した。1万5,000キロ可能が確認された。NATO及び西側との関係強化を確認した。」と伝えた。中国CCTVは「①今年1~6月間の船舶生産高が前年比13%増加した。13年連続で増加。世界一の地位を持続している。②南シナ海への西側の対応は歴史を顧みない、国際海洋法を無視していると批判した。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツ政府は欧州の防衛体制に関する4,000ページ報告書を発表した。ドイツはウクライナのNATO加盟は支持できない。一方、追加7億ユーロ(1,000億円)ウクライナ支援を決めた。」と伝えた。フランスF2は「物価高の影響で月末払い給与を月途中で支払い生活苦を緩和する傾向が多くの企業で見られるようになった。」と伝えた。(了)