ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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「桜は日本人の心を幸せにします」と森田りえ子画伯語る:3月7日付け読売朝刊インタービューで

2013-03-07 10:43:49 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『春の代表ですから、桜を描いた作品は多いんですよ。50点くらいあります。花のない時期に一度、つぼみの頃にもう一度、満開になって又、計3度、写生します。花がないのに写生するのは、木の骨格を知るためです。桜の花から不思議なオ―ラのようなものが出ているんでしょう。私も写生していてつよく感じます。ことし11月にブータンに行きます。国王にはお土産に桜の花の絵を差し上げます。日本の花といえば桜ですから。』などと語る日本画家、森田りえ子さんのインタビュー記事が、3月7日付けの読売朝刊に出ていた。「花がないのに写生するのは木の骨格を知るためです」という言葉が特に印象に残った。

第二次世界大戦時、アメリカ在住の日本人から、アメリカのラジオ放送をまとめて、当時の大本営本部に情報を送っていた人がいた。どの村から何人、どこの港に何人と放送していた。出征兵士の様子が居ながらにして分かった。日本にその都度連絡した。日本からの反応はなかったと昔、不覚にも名前は忘れたが、NHKラジオ深夜便で聞いた記憶がある。話に飛躍があるかもしれないが、絵を描く姿勢に限らず、日々の何気ない、立ち居振る舞いの中にこそ、国や人それぞれの全体像を垣間見ることが出来ると常々思う次第である。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから1日が始まる。今朝の放送では、シリア内戦が始まって以来、難民の数が100万を突破したと、カタール、アルジャジ―ラ、ドイツZDF、英BBCが難民の半数が子供と悲惨な現状を紹介していた。ドイツZDFは隣国ヨルダンでの取材で、ヨルダン国王が、ヨルダンは最早難民受け入れの限界を超えたと語る様子を伝えていた。日本では、安心して水が飲める。安心して呼吸が出来る。この当り前のことが、いかにありがたいことか、日本人はすっかり、そのありがたさに気づかなくなったようだ。
今朝放送の上海RTSでは5日からはじまった中国の国会に当る全人代2日目の全体会議で、中国ではいま環境汚染問題が深刻な被害をもたらしつつあるとして、雲南省代表が、経済成長より環境問題がはるかに重要だ。環境問題への対応を疎かにすれば、経済成長を妨げ、人民ひとりひとりの生活に齟齬を来すと訴える様子をテレビ画面に映していた。

一方、6日のNY市場では、予想外に改善したと伝える民間調査機関ADP雇用統計を材料に、NYダウは、前日比42ドル高、14,296ドルと新高値を更新した。NY外国為替市場では、米景気回復期待の高まりと株高から債券が売られ、10年債利回りが1.939% まで上昇、ドルが買われ、1ドル=93.98円1ユーロ=121.93円と円安が進んだ。NY原油(WTI)は在庫増から売られバレル90.43ドルへ下げた。NY金は変わらずのオンス1,574.60 ドルだった。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した米国野村証券、後藤祐二朗氏は「2月米雇用数が20万を仮に超えればドル高・円安がさらに進むだろう。」と解説していた。

春はもうそこまで。清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき。与謝野晶子。森田りえ子画伯は先の記事で紹介、「桜は日本人の心を幸せにします。」と話していた。(了)

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NY史上最高値更新、「明日以降出るデ―タ次第で相場は簡単に値下がりする:米ディ―ラ―、

2013-03-06 09:42:58 | 経済学
ポルカル氏:6日朝放送米ブルームバーグ(学校で教えてくれない経済学)


米連邦政府の強制歳出削減で世界の海が海賊の天国になる。近着ニューズウイーク誌日本版でゲ―ブ・コリンズ(チヤイナ・サインポスト共同設立者)は「今年度の削減額850億ドル(約7兆8,000億円)の半分は国防費カットで対応される。原子力空母トルーマンのペルシャ湾派遣延期、同リンカーンは整備延期される。世界の石油供給の30% が通過するペルシャ湾の安全を二の次にした。アメリカが頼りにならなければ日本や韓国が軍備増強に走る。パワーバランスが中国に有利に働く。」と書いた。一方、6日朝放送のワ―ルドWaveMorningで香港ATVは「5日開幕の中国全人代で、中国は、軍事費を前年比11.7% 増やす。それは、攻撃のためではない。地域の安定のためで、近隣を不安に陥れるものでは一切ない。」と引退前の最後の演説で温家宝氏首相は話したと紹介した。

6日朝放送の中国CCTVは全人代での温家宝首相演説を詳しく紹介、ここ5年間で中国は世界の金融危機を救った。年7.5%前後の安定した成長を目標とすると述べた後、今後取り組むべき課題として①環境問題、②経済の安定的発展、③農民と一般市民との格差解消、④科学開発、⑤行政改革などと並べ、特に環境問題の取り組みを強調していた。ドイツZDFは冒頭に全人代での温首相演説を紹介「中国の経済成長の恩恵を受けていない人々との間に格差が生まれるなど多くの後遺症が出てきた。そのため①環境破壊への対応、②機会均等を挙げた。社会不安が起こる危険性を習新体制が憂慮している表れ。」と解説していた。

ドイツZDFは、強制的財政削減無視して5日NYダウは前日比125ドル高、14,253ドルと史上最高値を更新した。これがバブルなのか、安定した取引なのか意見が分かれている。アメリカ経済の先行きに楽観的見方が増えて来たことと金利が安いことで国債を売り株に乗り換えている。ドイツDAX株価指数大幅高など欧州株上昇もNYダウを助けた。ただ、世界経済の実態と遊離していると専門家の見方を紹介していた。一方、米ABCは、NYダウが2007.10.9日以来、5年半振りに新高値を更新したと紹介の後①住宅市場が回復し、原料、建設資材含め幅広い分野で恩恵が拡大している、②低金利が安定的に推移することが米FRB見解で確認された、③米消費者の信頼感指数が改善したことが背景だと解説した。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「米景気指数ISM非製造業指数が予想を上回って改善したことが背景だ。為替市場はもみ合いに終始した。新規失業者保険申請件数は減る傾向にある。アメリカ経済の回復は米雇用改善が今後も続くかどうかであろう。」と解説していた。NY外国為替市場で、1ドル=93.34円、1ユーロ=121.77円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高、バレル90.81ドル、NY金先物相場はほぼ横ばいのトロイオンス1,574.60ドルだった。

米ディ―ラ―KennyPolcari氏はNYダウは史上最高値を更新したが明日以降出て来るデ-タ次第で簡単に値下がりすると今朝放送の米ブルームバーグに出演して話していた。(了)

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虫も人も同じ、この先、景気は良くなると体感することが肝心(学校で教えてくれない経済学)

2013-03-05 09:57:42 | 経済学
3月5日は啓蟄。啓は「ひらく」。蟄は「土中で冬ごもりしている虫」。大地が暖まり冬眠していた虫が春の訪れを感じ穴から出てくる。「菰はずし」を恒例の行事としているところは多い。「虫出しの雷」は俳句の季語。立春を過ぎてはじめての雷のこと、とヤフーブログに出ていた。ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで、パリも2月は日照時間が例年の半分以下だったが3月に入って晴天が続いている。一方、南アメリカは、今年の夏は猛暑の日が多く、ブラジル、リオデジャネイロで46℃を記録したと解説していた。素人ながら、今年の日本の夏は猛暑と、予見しているのかなと思いながら聞いていた。

5日朝放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、神子田章博記者が東風日産を現地取材、トップ含め6000従業員100%中国人で運営、究極の現地化と紹介、昨年9月に起こった日本品排斥デモの際、陽玉龍、工場長以下幹部が集まり、「我々は中国メーカーだ。自分たちの工場だ。国籍は関係ない。一つの組織である。家族のようなものだ。」と呼びかけ危機を乗り切った。その一方で日本からベテランの現場班長を中国に送り新人教育を継続している。中国モデルが他の海外の工場にも確実に浸透していると解説していた。生産管理を任されている20年勤務のベテラン課長は「会社の力になれるのは素晴らしいことだ。」と話す様子を画面に映していた。自分自身の問題だと受け止めた瞬間から、意欲も湧いてくる。気持ちの持ち方ひとつで良くも悪くも簡単に変わると教えていると感じた。

5日朝放送の中国CCTVは3月5日から全人代が始まると伝え、記者会見の場で、釣魚島問題を質問された報道官は「中国は話し合いによる解決を一貫して伝えている。行動がなければ中国はお返しをしなければならない」と答えていた。5日付けのWSJ紙電子版でChrisDieterich記者は「4日、中国株が3.7%急落した。これは二軒目の住宅購入に規制をかける政策を発表した結果である。」と書いていた。4日朝放送のモーニングサテライトに出演したエコノミスト、中国専門家は「全人代の関心の高い課題は①社会保障、②腐敗防止、③所得分配、④医療改革、⑤住宅保障である。釣魚島ではない。」と解説していた。

4日、週明けのNY市場では、NYダウは38ドル高、14,127ドルで取引を終えた。為替市場では、1ドル=93.51円、1ユーロ=121.76円で取引された。NY原油(WTI)がバレル90.12ドル、NY金はオンス1,572.10ドルだった。4日付けのWSJ紙電子版は「中国株安は無視、欧州金融不安再燃、予算強制削減の米議会の動きに反応しなかった。午後の取引時間、イエ―レンFRB副議長が金融緩和政策継続発言受けて値を戻した。」と先のChirisDieterich記者が書いていた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三井住友銀行、柳谷政人氏は「3月8日発表の2月の米雇用統計を注目している。予測の16万増を超えれば、ドルが買い直されると見る。現状一方的円売りはなくなった。」と話した。

虫は大地の温度を体感して出てくる。この先景気は良くなると体感することが肝心だ。(了)

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楽しい出版記念パーティの写真が届きましたよー! \(^O^)/

2013-03-05 07:36:11 | 情報や案内及び雑談
2月24日に開催した出版記念パーティの写真ご届きました。


集合写真でパチリ


サーヤちゃんによる花束贈呈は、顔が見えないところがミソ?


張先生の奥さんが、アリランを唄ってくれました。
積極的な奥さんで、その日一番の人気者になりました。
顔出しは許可を貰ってあります。(^―^) 

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反日でも親日でもない。中国雑誌「知日」が,中国で月10万部売り上げ人気

2013-03-04 17:54:01 | 経済学
(Asahiニュ-ススター、3月3日放送)(学校で教えてくれない経済学)


Asahiニ―スターの番組を久しぶりに見た。二人の人物、一人は、雑誌「知日」発行人、毛丹青氏、今一人は、(株)リブセンス社長、村上太一氏(26)の言葉が特に印象に残った。毛氏は、雑誌「知日」最近号「猫特集」が大ヒット,10万部を売った。一方、村上氏は、 昨年10月、最年少25歳で日本の株式市場一部上場を果たした。求人広告でお祝い金2万円、成功報酬型求人という手法をとって成功した。

テレビのスイッチを入れた時には、既に放送が始まっていた。「猫特集」の舞台は、3.11で被害を受けたある島に80匹の猫がいる。住民より多い。野良猫がこんなにも幸せに暮らしている日本という国は、人間も幸せなのではないのかというアイデアがふと浮かんだ。中国では所得格差が広がって来ている。富裕層の間ではペットブームが起こっている。雑誌「知日」は2011年12月発刊、一部35元、日本円換算で430円は決して安くない。中国の高級レストランでのランチ代程度と、毛氏は解説した。同誌は順調に部数を伸ばし、1年で平均5~6万部にまで拡大した。「猫特集」が爆発的に売れた時、日中が尖閣問題で一触即発状態の時だった。当時、日本関係の書籍が中国の本屋の店頭から姿を消したという報道があった。事実は違ったと語るテレビ画面に写る、してやったりの顔が印象的だった。

雑誌「知日」の編集長は中国人、毛氏ひとり日本に居る。カメラマンをテーマごとに日本に呼ぶ。「電車特集」も人気だった。読者層は、18~35歳と若く設定した。中国には日本文化を高く評価するコアな読者は多い。現在「寺特集」の取材を高野山で進めている。中国のお寺は金キラ。中国人が日本のお寺を訪れると中国のお寺の原風景に出合ったように感じる。中国料理は調味料で仕上げる。日本料理は素材そのものを大事にする。日本文化は感性の文化である。日本を訪れる中国人観光客は尖閣問題以前は月20万だった。現在7万へ激減した。しかし、日本を訪れる中国人は、必ず復活すると毛氏は話した。

一方、村上氏は26歳、俗に言う「失われた20年」に大きくなった世代である。早稲田大学1年の時、職業広告事業を起業化した。日本社会では一度失敗するとノ―・チャンスにする。起業化を妨げる風土がある。そんな中、ベンチャー企業を支援する大学に入れたのは幸いだったと村上氏は話した。氏は、日本の経営者が書いた本をいままで60冊以上読んだ。一番印象に残っているのは小倉昌男氏だ。ク―ル宅配便を成功させた。小さく始め、徐々に大きくしていった。今では当り前だ。創業時は当り前でなかった。次にポカリスエットの大塚製薬社長だ。会社の受付に日本列島を逆向きにした地図が掛けてあった。スエットは汗。汗をブランド名に選んで商売に仕建てた。世の中の常識と反対側にチャンスはある。そんな経営に憧れると村上氏は話した。お祝金を出すアイデアもそこから生まれた。

世界大恐慌を経験した人物がその後の世界をリードした。失われた20年を経験した若者が日本を変えるかもしれない。反日でも親日でもない。雑誌「知日」の成功も興味深い。(了)

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免疫力が落ちると風邪をひきやすい、米予算強行削減に市場に免疫力、2日朝放送のCNBCテレビ

2013-03-02 10:45:35 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米予算強制削減に対して、市場に免疫力がついてきた」と2日朝5時台放送のCNBCが、NYダウが、1日の取引で、一時前日比50ドル近く上げ、史上最高値更新にあと一歩に迫った相場の地合いを説明していた。1日付けのWSJ紙電子版でAndrewAckerman記者は「3.55兆ドルの米連邦予算の2.4% 削減のインパクトは大きい。このところの株価の推移を見ていると、アメリカ人が強制削減の影響を無視している証拠だ。防衛予算が強制削減で最大のインパクトを受ける。経済活動にはさほどの影響を及ぼさないと見られる。」と書いていた。2日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は「削減は一斉に始まらない。暫定予算の期限切れの今月27日までスローモーション画像が続く。自分がその時どこにいるかだとの指摘が多い。ただ、軍事に影響は出ることと議会の動きに国民自身がどう出るかがポイントだろう。」とコメントした。

1日のNY市場で、NYダウは前日比35ドル高,14,089ドルで取引を終えた。2日朝6時台放送の米ブルームバーグは「強い米経済データが出た。ヨーロッパ、中国からのニュ-スも相場を支えた。米予算強制削減の動きはここ6週間の間に織り込まれた。」と解説していた。
NY外国為替市場で、堅調な米経済指数を受けてドルが買われ、1ドル=93.56円、1ユーロ=121.83円で取引された。NY原油(WTI)はバレル90.68ドル、NY金はオンス1,571.60ドルと値下がりした。ドルが対円、対ユーロで共に値上がりした結果だと1日付けのWSJ紙電子版にMattJarzemsky記者が書いていた。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「ISM製造業指数、ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に良かったことが予算強制削減によるマイナス面を打ち消した。米景気指数改善がドル相場を押し上げ、ドル買い・円売りが一気に加速した。先行きについては4日発表のISM非製造業指数、地区連銀報告、米雇用統計、7日のECB理事会を注目している。」と話していた。先日のバ―ナンキFRB議長の議会証言でも、日本がデフレ克服のために思い切った政策転換する動きにエ―ルを送っていた。バ―ナンキ議長は米失業率が6%に下がるまで量的金融緩和を続けると発言していた。

2日朝放送のワ―ルドWaveMorningで中国CCTVは「釣魚島は中国固有の領土である。日本の外務省は国際世論をミスリードしている。安倍首相は戦略的互恵関係を構築すると言っているが、実際に行動することが大事だ。」と外務省、華報道官が発言していた。中国関連では2日付けの読売朝刊によれば、「2月28日に閉幕した党中央委員会第2回総会で人事案が承認され、5日に開幕する全人代で正式に選出される。中国外相に、元駐日大使、王毅氏が起用される。」と書いていた。日中関係の先行きにも影響を及ぼす人事と思われる。

免疫力が落ちると簡単に風邪をひく。生後1ケ月間赤ちゃんが病気にかかり難いのは免疫力のお陰だといわれる。過度の期待は禁物だが予算強制削減に免疫力の話は面白い。(了)

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米予算強制削減、今日明日は問題ないが、最大の関心事は国防予算削減:米時間2月28日夜朝放送の米ABC

2013-03-01 10:12:12 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


早いもので今日から3月。旧暦では1月19日、まだまだ冬の気配は続きそうだ。3月1日、ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」では、北から寒い空気が降りてくる。西高東低の冬型の気候が再び訪れる。ソウルは氷点下4℃、一方南ヨーロッパ、ポルトガルで大雪と解説していた。上海RTSは、有害物質で汚染された空気が華北を襲った。特に北京はひどい。WHO基準の12~24倍と言われる。そこへ北から黄砂が追い打ちをかけた。黄砂はこれから増える。中国で第18回全人代がはじまる。新体制は大気汚染にどう取り組むのだろうか。

ロシアRTRが、プーチン、オランド、ロシア、フランス首脳会談の様子を紹介、プーチン大統領が、「フランス語の響きは綺麗ですね」と持ち上げ、フランスのロシア支援に感謝、その上で、フランスのマリ侵攻には理解を示した。ところが「シリアはテロとの戦いではない。ウオッカなしで話し合えない。」と一線を引いて共同記者会見でプーチンが話す場面を映していた。二ユーズウイーク誌日本版最新号では、「世界の警察官を目指すフランス」のタイトルで「アメリカ顔負けのリーダー振りを発揮するフランスの意欲と限界」の小見出しをつけ「現地の内戦を解決するような成果は上がっていないと書いたあと、米ブルックリン研究所のブルース・ライデルは「フランスを巻き込めば,誰もが後に続く。イギリスやドイツを先に誘うと、フランスは反発する。国外で力を示せる同盟国は本当に少ない。昔はイギリスも出来たが今はフランスだけだ。」と話したと書いた個所が一番面白かった。

1日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーでアメリカが向こう10年間で4,870億ドル(約44兆8,000億円)国防費削減が決まっている。3月1日付けで米予算の強制削減が実施されれば8兆円削減されるが、内国防費4兆円が3月末で使えなくなる。グリナ―ド米作戦本部長が議会で厳しい表情で証言する様子を紹介していた。米ABCも米予算強制削減を取り上げ、当面市民生活に支障はないが、長引けば国防費削減の与える影響は深刻だと解説した。先の日米首脳会談でのオバマさんの最大の関心事は、日本の防衛費増額、それを安倍さんの顔を見て確めることではなかったのか。アメリカ軍は欧州に75,000,日本50,000、韓国37,000、アフリカ中東66,000 が配備されていると先の「世界の扉」は紹介していた。アメリカは一人でも多くのアメリカ人を一刻も早く引き揚げたい。

一方、2月28日、NY市場では、米経済指数好調のなか堅調に推移したが、予算強制削減で上院、下院が提出した法案がいずれも否決されたことを受けて上げ分を全て下げ、NYダウは前日比20ドル安、14,054ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル92.07ドル、NY金はオンス17.50ドル安、1,577.70ドルだった。米ブルームバーグ通信は、「ドルが上げて、原油、金相場が下落した」と解説していた。外国為替市場では1ドル=92.05円、1ユーロ=120.89円で取引された。イタリア総選挙の余波は表面的には落ち着いたようだ。

ワ―ルドWaveMorningに嵌っている。テレビ画面の人の表情と言葉が面白いからだ。(了)

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