ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ10連騰、それは米国経済が本格的回復に向かい始めた現れだ:シュナイダ―恵子氏:

2013-03-15 10:26:45 | 経済学
15日放送ワ―ルドWaveMorning(学校で教えてくれない経済学)


スペキュレーション(Speculation)のラテン語の本来の意味は遠くを眺めることである。英和辞典には①深く考えること、②空論、③投機と出て来る。スペキュレーター(Speculator)を引くと①思索家、理論家、空想家、②投機家、相場師、山師とある。哲学者は深く思索する代表的人物とされているが、スペキュレーションと聞いただけで「投機」と読み、忌避する。遠くを眺めることであることを忘れている。円が売られ、それはアベノミックスの成果と喧伝されているが、水平線の彼方にはドル高の浪がしらが見始めたので、本来のスぺキュレーターがドルをせっせと仕込んでいるに違いないと、勝手に想像している。

3月13日付けのWSJ紙電子版に『Firing Up a Stronger Dollar』のタイトルで、LiamDenning記者が「アメリカの原油輸入額は、ピーク時の2005年、米消費の60%を占めていた。2014年、それが32%へ減ると米エネルギー省が発表した。10年前、アメリカ企業は争って天然ガスの輸入基地建設に走っていた。シェールガス革命で彼らは今、輸出の話題でもちきりだ」と記事冒頭に書いていた。最大の効果はアメリカの貿易赤字削減に現れる。原油輸入コストはピークGDPの3%を超えていた。現在、それは1.7% であると記事は続く。持ち出しが減る一方で収入が増える。アメリカは双子の赤字、つまり財政の赤字と貿易赤字を抱えていた。特に貿易赤字はアメリカに為替レート変更を余儀なくさせた。70年代の日本たたきはその一例に過ぎない。膨大な貿易赤字解消のめどが水平線の彼方に見え始めて、この先ドル買い戻しの動きが静かに進行していくとの見方が増え始めた。

15日朝放送の米ブルームバーグは珍しく時間を割いて、米ル―財務長官とのインタビューを紹介、彼は米議会の予算審議のプロであるが、財務省就任後もいままで、全く存在感を示していない。何故彼を選んだのか疑問の声も出ている。今、猛烈に勉強している。アメリカの財務長官はどういう仕事をするかと言えば、金融の外交官である。最初の訪問国に中国を選んだ。米中関係はアメリカにとって最重要課題だから当然だと解説していた。ケリー国務長官は最初の訪問国にドイツを選んだ。余談ながら安倍首相は就任後最初の訪問国にアメリカを選んだがアメリカに断られアジアに変更したと伝えられる。

一方、14日、NYダウは前日比83ドル高、14,539ドル、10連騰で史上最高値を更新した。NY原油(WTI)はバレル93.07ドル、NY金はトロイオンス1,590.60ドルだった。NY外国為替市場では、小動きで、1ドル=96.11円、1ユーロ=124.99円だった。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「ダウ連騰は、アメリカ経済が本格的回復へ向かい始めたからだ。2013年のGDP成長率見通し1.5%増を3%増へ修正する動きも見られる。ただ、雇用はまだ弱いとバ―ナンキは思っている。今後の米FOMCの動きを注目している」などと解説していた。

米国は、財務長官にロ―・キ―の人物を選んだ。それは米国の自信の表れかもしれない。(了)

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兵法に学ぶ鍼灸術:3月24日の「臨床実践塾」の内容です

2013-03-15 09:14:44 | 診断即治療と虹彩学
昨日に続き3月24日の臨床実践塾の内容です。
今年から『七星論入門』が鍼灸学校の教員養成学科の教科書になりましたので、このような方法も具体的に、細かく教えていきます。

痛みの少ない刺鍼法
 巨針の刺鍼は素早く
 弾入刺鍼は素早く
(浮管刺鍼がよい)
 回転刺鍼は素早く
 皮膚引き刺鍼はゆっくり
 鍼管押圧刺鍼はゆっくり
 押し込み刺鍼はゆっくり

症状に応じた鍼灸用具
 古代九鍼には、鑱鍼(ざんしん)、員鍼(えんしん)、鍉鍼(ていしん)、鋒鍼(ほうしん)、鍼(ひしん)、員利鍼(えんりしん)、毫鍼(ごうしん)、長鍼(ちょうしん)、大鍼(たいしん)とありますが、局所療法として発展したものが多い。則ち、症状の出ているところに刺鍼や施術を行なう方法です
 七星論での人体構造と病機や経絡を考えると、毫鍼、巨鍼、長鍼、鋒鍼(三稜鍼)、鍉鍼、皮内鍼(円皮鍼含)、大鍼(火鍼)があれば間に合うもので、技術的にもそんなに難しいものではありません。

※火鍼は少し太い中国鍼でも可

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日本人の多くを袋小路に追い込んでいるのは心のデフレのせいだ(学校で教えてくれない経済学)

2013-03-14 10:29:21 | 経済学
フランス、ルモンド紙が、キリシタン武将、明石掃部の末娘、明石レジ―ナ、日本名、明石亜矢という女性が、慶長のジャンヌダルクとして活躍していたとして、映画「レ・ミゼラブル」の宣伝を兼ねた特集記事の中で取り上げたと、月刊タブロイド紙、JoanCode(国際淀屋文庫発行、発行人、佐藤正人)が最新号で紹介している。明石亜矢は、伏見深草の酒蔵での宣教医師フェレイラ神父による大坂の女性患者の切開手術を手伝った。彼女51歳の時、記念すべき日本人初の上級外科医として、オランダ最古の大学、ライデン大学の記録に名をとどめている。2013年、ヨーロッパは明石亜矢を高く評価したと書いた。新島八重の活躍が今NHK大河ドラマで紹介されている。しかし、八重より300年前、関ヶ原の戦いなど戦乱の世を生き抜き活躍、外科医として命を全うした日本人の存在を誇りに思う。

日本ということでは、アベノミックスの成果が喧伝されている。身近な例ではWSJ紙電子版でも毎日のように日本関連の記事が掲載されているが底流では冷めた見方が多い。3:11のフクシマ事故ではマイナスイメージとして伝えられる一方、津波、原発事故後もパニックになることなく冷静に対応した日本国民のスタイルが高く評価された。直近では2020年、東京オリンピック招致を巡って、先日、IOC委員会視察を受けた。14日ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」に出演した二宮清純氏は,招致の課題は①熱意、②交渉力、③国内組織の連携を挙げた。小倉和夫氏は①科学技術、②身体障害者も同じとのメッセージを日本が世界に発信出来るかが課題と指摘していた。3月13日、朝日朝刊で、哲学者、内山節氏は「金融緩和でデフレ脱却の期待は幻想に過ぎぬ」と切り捨て「マクロ政策だけの視点では人間それぞれの生き方は見えてこない。」と話していた。今多くの日本人を袋小路に追い込んでいるのは、日本人の多くが心のデフレに陥っているからだと勝手に思っている。

14日放送のワ―ルドWaveMorningではスペインTVEが、アルゼンチン出身のベルゴリオス枢機卿が266代目の法王に選ばれフランチエスコ1世と呼ばれる。5回目の投票で白い煙が上がった。イタリア系移民の子、穏健派に属する。76歳という年齢と同性婚など様々な問題に対して、今後どのようなメッセージを発信出来るのか10万人を超えるカトリック信者は注目していると紹介していた。その他シンガポールCANは日本がいつTPP交渉参加を表明するか注目されるとしたあと医薬品、私的財産問題など未決定事項を多く残していると指摘していた。オリンピック招致同様、国の①熱意、②交渉力が問われるだろう。

13日、NYダウは、米小売り堅調が相場を救い、前日横ばいの5ドル高,14,455ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=96.09円、1ユーロ=124.54円で取引された。NY原油【WTI】はバレル92.52ドル、NY金はオンス1,588.30ドルと小動きだった。様子見気分が強く、米株は史上最高値を更新しているが上値は重いとの見方は多くなった。

熱意の有無で物事の成否は決まる。交渉力も結局は熱意だ。心のデフレ克服が肝心だ。(了)

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欧州は天気も景気も大荒れ、地球は一つだから、日本も無縁ではない(学校で教えてくれない経済学)

2013-03-13 10:05:41 | 経済学
英BBCが13日朝放送で、この先イギリスの景気は悪くなり、三番底を迎えるとの見方が増えていると伝え、テレビ画面に出た17歳の少年が「少しでも切り詰めるようにしている」と語っていた。オズボーン財務相は「赤字が削減されれば景気は回復する」と云ったが、赤字削減のための財政削減と景気回復は相容れないとの見方が大勢と解説していた。一方、フランスF2は、オランド大統領は「財政赤字削減の目標達成は困難」と大統領就任後初めて認めたと伝えた後、「ことし年末にフランスの財政赤字はGDPの3.7% を占める。しかし、大切なことは改善に努力することです。」という言葉を繰り返したと紹介していた。オランド大統領の支持率は大統領就任後60%台だった。現在は30%台に急落している。

ヨーロッパ関係では、近着のニュ-ズウイーク誌日本版は「お笑い芸人の躍進でイタリアは再選挙?」という見出しで、ポール・エイムス記者が「新政党,五つ星運動率いるべッべ・グリッロは、特権階級に噛みつきながら、環境保護派の票がはなれるまでは愛車はフェラーリだった。矛盾に満ちた男だ。」と書き「そんな男がイタリア政治を麻痺させることがあれば、世界第8位の経済大国がギリシャのように破綻する。そうなればユーロ圏のみならず世界経済もイタリアの有権者の選択に泣かされる。」と記事を結んでいた。

13日朝6時台放送の米ブルームバーグに出演したディ―ラ―、GroriKozlowski氏は「安全資産への投資としてドルが買われているが、このまま紙幣を刷り続けていけばどうなるか。ユーロ圏を見れば、イタリア、ポルトガル、ギリシャでは不安定なままだ。」とドル独歩高を懸念していた。ユーロ圏が弱みを抱えている状態では、アメリカの景気回復も手放し出来ないと冷静に見ていた。12日のNYダウは前日比ほぼ横ばいの2ドル高14,450ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、ドルが対ユーロ、対円で売られた。1ドル=95.91円、1ユーロ=124.97円で取引された。ドルが売られた後、NY原油【WTI】はバレル48セント高、91.54ドル、NY金はトロイオンス13.71ドル高の1591.50ドルで取引された。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「米議会とホワイトハウスとの間で予算期限切れを巡る協議が不調に終わったと伝えられ、利益確定の動きが出たが影響は限定的としてNYダウはあと戻し横ばいで高値圏をキ―プした。外国為替市場では、日銀副総裁候補に民主党が反対したと伝えられたあと、円買い戻しが出た。余りにも急激なドル高・円安の動きが続いていたが、日銀の今後の実際の政策を見極めたいとの空気から円買い戻しが出た。」と解説していた。

ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」でフランス、パリは3月には例を見ない大雪、一方、ポルトガルは洪水。不安定な気候が続いていると紹介していた。地球はひとつ。日本も無縁でない。欧州は天気も景気も大荒れが続いていることを頭の片隅に置いておきたい。(了)

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お金は一番臆病な生き物だ。生き残るために常に安全な場所を探している

2013-03-12 10:03:22 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「水仙の花がみんな笑っている」と同窓のH氏の奥様が、昨日のスケッチを見ておっしゃったと今朝、嬉しいメールをもらった。描き手の気持ちが絵に出ていたのかもしれない。動物も植物も、もちろん、人もだが、春の訪れを心待ちにしている。植物は土中の温もりに反応して春の準備に入ることが素人園芸ながらだんだんわかってきた。その一方で、12日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで、ヨ―ロッパの北部は春の陽気から一転して真冬の気候に逆戻りしたと伝えていた。ロシアRTRはシベリア、ノボシビルクス近郊での突然の猛吹雪で少なくとも12名が車の中でなくなったと伝えていた。日本でも天候急変による同じような痛ましい事故が先日伝えられたばかりである。

ドイツZDFと英BBCがフクシマ原発事故現場から20キロ圏内に入り、事故後2年目を淡々とレポ-トしていた。日本では余りにも情緒的な情報が氾濫している。取材に同行したYukiteruNakaさんと画面に名前が出た原子力技術者は流ちょうな英語で「元住んでいた家に戻りません。」と答えていた。ドイツZDFは廃炉にするまで少なくとも30~40年かかる。瓦一枚一枚手拭きしている除染作業、廃棄物は庭先に埋める様子を映像で見せつけられると彼らはパニックを起こす。記者は声も出ない。英BBCは世界で最も汚染された、フクシマ原発第4号機です。コンクリートの建物で防護されていません。手つかずのまま放射能汚染が進んでいるとアナウンスした。日本全土が放射能汚染されていると思うに違いない。

ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーでは、「日本国債売り」スタンスを一貫して取り続ける米ヘッジファンド、ハイマン・キャピタル、カイル・バス代表をインタビューして「日本国債は新政権の元、急拡大する。人口減少に伴い税収減、社会保障費拡大で国債相場は5~6年待たずして急落する。」と話す場面を映していた。一方、アメリカ年金ファンド、マイケル・ロスボウ氏は「日本国債は唯一の安全パイの投資先です。」と際立った対照を見せていた。足元の日本国債の利回りは一時0.6% を割った。一方、米国債の利回りは世界の資金が株式に流れて値下がりが続き、11日NY債券市場では2.061% へ上昇、日米金利差拡大でドル買い・円売りの流れを作っている。

週明け11日のNY市場は、NYダウが先週末比50ドル高,14,447ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=96.52円、1ユーロ=125.84円で取引された。NY原油(WTI)はバレル92.06ドル、NY金はトロイオンス1,577.80円といずれも小動きだった。米ブルームバーグ、MattMiller記者は「住宅市場堅調を材料に、住宅関連銘柄が買われ、相場全体をけん引した。」と話した。商品担当のAlixSteel記者は「商品から株式へ資金が流れて商品市場は冴えない。」と話した。債券担当のJulicHyman記者は「債券から株式に資金が流れ、10年物、30年物共に値下がりし、利回りが上昇した。」と解説していた。

お金は一番臆病な生き物だと常々思う。生き残るために常に安全な場所を探している。(了)

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水仙・第二弾(スケッチ&コメント)

2013-03-11 23:28:11 | スケッチ


水仙・第二弾

江嵜企画代表・Ken




昔「春よ来い」というタイトルのNHK朝ドラを見たことがある。春はもうそこまでと思いきや、さに、あらず、人生も同じで、なかなか思うようには運ばない。3月はじめから月末にかけての気候は特にそうだ。三寒四温とはよくいったもので、土曜日はポカポカ陽気、日曜は、こちら神戸は、一転して、午後から冷雨である。

キズイセンと呼でいいのか、正式の名前は知ないが昨年秋、球根を植えていた水仙が一斉に開花をはじめた。背丈はせいぜい15センチほどだが、若魚が跳ねるように花を付けていた。土曜日に軽くスケッチしていた。

前日の雨が効いたのか、今日お昼前、例の更地に出かけたら、わずか一日で描き込めないほど花を腕一杯に広げて、自己主張丸出しで、踊るように咲いていた。

水仙を描いていると、突然、声がした。振り返ったら、猫対策、大変でしょうと、まるで10年の知己のように、相好を崩して話かけてくる年の頃50前後の男性ではないか。阪神青木駅南の青木市場で肉屋をしていた。18年前の震災で市場が全焼、店をたたんだ。猫の話そっちのけで震災当時の話になった。

神戸の人間は1.17である。神戸もひどかった。福島の方は3.11である。どこが違うか。神戸は津波の被害はなかった。決定的に違うのは放射能である。3:11の時から2年経った。状況は悪くなる一方だとテレビ、ラジオで伝えられる。胸が痛む。

猫の話に戻る。ガソリンの廃液を猫が嫌がるから撒かれたらどうかと親切にアドバイスしていただいた。件の紳士は猫は嫌いではないと断った上で、猫に餌をやる輩は許せないとまるで自分自身のことのように怒っていた。

猫に罪はない。しかし、せっかくご機嫌で咲き始めた水仙の上で日向ぼっこされるのはいただけない。(了)

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Docomoのxperiaに替えました

2013-03-10 05:50:53 | 情報や案内及び雑談


スマホをdocomo替えまして、「変更のお願い」を送っても、跳ね返される場合が多いので、連絡がつかなくなった方は、お手数ですが、パソコンのメールか電話でのご一報をお願い致します。

よろしくお願い致します。

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津波警報100回全て逃げた。しかし、津波は来なかった。101回目も逃げて欲しい:気象庁予報官

2013-03-09 10:32:29 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


1ドル=100円へ宗旨替えする専門家が次々出て来たと3月8日付けのCNBC電子版が書いていた。同記事によれば円は金曜日の8日、1ドル=95.45円と対ドルで昨年11月中旬から18%値下がりした。NicholasSmith,CLSA日本担当ストラテジストは「100円までの円安を止める触媒が見当たらない。」と話した。RayAttril,豪国立銀行、為替ストラテジストは2013年末に80円台後半まで円安が進むと予測していたが「Kurodaは10数年量的金融緩和を言い続けて来た。彼はある朝、ベットから飛び起き、おれは見方を変えたと言いそうにない。」と話し、年末95円、来年100円へ修正したと書いていた。

一方、9日放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は、今週のWSJ紙から注目記事として①NYダウはいつまで上がるか、②ヴェネズエラ、チャべス死去後の石油相場、③中国全人代での中国政策の3本を取り上げた。①については、最高値更新後はNYダウは値下がりするという見方が結構あった。しかし、バ―ナンキは米国の景気回復が確実視されるまで量的金融緩和がつづけるとして、債券から株式に資金をシフトしてきている。②は、世界石油生産の2.8%占めるヴェネズエラが増産を始めるかどうか。エクソンは撤退を決めている。イラクは増産している。石油相場にマイナス材料が多いと指摘した。③は、全人代で経済見通しを年7.5%と発表した。これは輸出重視から内需拡大、国内安定に向けて軸足を移した現れだ。2建目の家に増税など住宅バブル抑制のための具体的措置も発表したと、WSJ紙記事は指摘していたと紹介していた。

8日のNY市場では、2月の米雇用者数が前月比23万6,000人増加を材料に、NYダウは前日比67ドル高14,397ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、ドルが対円、対ユーロ共に買われ、1ドル=96.02円,1ユーロ=124.83円で取引された。NY原油【WTI】はバレル91.95ドル、NY金はトロイオンス1,576.60ドルと小動きだった。9日朝6時台放送の米ブルームバーグに出演したストラテジスト、GarKozcowsky氏は「米予算の3月27日期限切れ以降、株は大きく売られるだろう。特に円相場の動きに注目している。日銀が新体制に変わる。今後円安へ揺れていくと予想している。」とコメントしていた。

9日のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は
「2月の米雇用数が節目の20万増を突破した。失業率が7.7%へ低下した。米景気回復を受けてドルが買われ、一時、1ドル=96.50円までドル高・円安が進んだ。麻生財務相がル―米財務次官と電話したとの情報で円が買い戻された。イタリア国債格下げニュースでユーロが一段と売られた。米小売りデ―タ、ミシガン大消費者信頼感指数を注目している。14,15日にEU首脳会議が開かれる。ドルが買われ易い地合いが続きそうだ。」と話した。

津波警報100回共逃げたが津波は来なかった。101回目の警報も逃げて欲しいと気象庁の予報官が3:11,2年目を控えて力説していた。「好事摩多し」とは含蓄のある諺だ。(了)

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白梅と山茶花(スケッチ&コメント)

2013-03-08 22:38:28 | スケッチ


白梅と山茶花

江嵜企画代表・Ken




ご近所のYさん宅の路傍に咲いている山茶花をひと枝切ってもらって描いたのは、早いもので1月9日だった。本画に仕上げるまでに今一度描いておきたいとおもい、再びYさんに先日声をかけた。

Yさんはご自宅で草木染めの教室を開いておられる。その時は、授業中だったこともあり、このたびは、ご主人に山茶花のつぼみを一枝切ってもらった。ありがたいことに、裏庭に白梅が咲いています。よろしければ、一枝いかがですかと水を向けられ、二つ返事でお願いして、白梅の小枝をいただいて帰宅した。

部屋の中はさすがに暖かい。2~3日で一気に開花、つぼみだった白梅も一斉に花をつけた。頃はよしと、白梅と山茶花を二本並べてガラス瓶に入れ、お昼過ぎから彩色して仕上げた。

自宅マンションから徒歩12~3分のところにある綱敷天満神社で、梅が満開よ、と、マンションにお住まいのさるご婦人から聞き、昨日出かけた。こちら神戸は4月の陽気で、一気に開花したようだ。結構な人が梅を楽しんでいた。梅の次は桃、おっかけ桜が咲く。後しばらくは三寒四温だろうが、春はもうそこまで来ていることを実感する。(了)

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米雇用改善が確認されれば、1ドル=97円が視野に入る:新生銀行、政木貴子氏、

2013-03-08 09:34:44 | 経済学
8日朝放送「モーニングサテライト」(学校で教えてくれない経済学)


『若さを保つ秘訣は何ですか』とある紡績工場で聞かれたプーチン大統領は『食事は控えめ適度な運動をすることでしょう。』と答える場面を、8日朝放送のロシアRTRが映した。ロシアがWTO加盟で新たなラウンドに入ったと伝えた後、プーチン大統領は「透明性をさらに高め、近代化を進め、手頃な価格で提供することが求められる。」と話していた。一方韓国KBSは「ウオン高が進んでいるが、値段を上げれば売れなくなる。国の為替政策が決まらないため、中長期的対策が打てない」と語るある製造業者をテレビ画面に映していた。新閣僚が一人も決まっていない。円安、ドル安が進んでいる。このままでは今年目標の2.8%成長も疑わしい。世界が改善の方向の中、韓国だけがストップしていると伝えた。

韓国関係では、8日のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、パク大統領の念願の「未来創造科学省」創設が野党の反対と閣僚に指名したキム・ギョンフン氏の辞退に発展した。パク大統領は、世論を味方にして接戦を制して大統領になったが、最近の世論調査でも下降気味だ。パク大統領は大学の専攻は電子工学。技術開発がなければ、韓国の将来はないと氏の著書にも書いている。その意味でも新しい省庁の設立、科学開発に対する思い入れは相当なものだ。一方、北朝鮮が、朝鮮戦争当時の休戦協定を白紙に戻すとの強行発言した。竹島をめぐっては、歴史をチエックすべきと発言、日本に対する警戒心をあらわにしたなどと塚本壮一ソウル支局長が解説していた。

一方、7日のNY市場では、NYダウは、前日比33ドル高、14,329ドルと新高値を更新した。米ブルームバーグ、MattMiller記者は「米雇用情勢の改善で、市場に楽観的空気が広がっている。」と解説、商品担当のAlixSteel記者は「木材相場が回復、住宅市場改善を裏付けた」と話した。当番組に出演したストラテジストPhilStreible氏は「金曜発表の2月雇用数は16万3,000増と予測している。失業率が改善すればしばらく株高は続く。しかし、それが裏目に出れば、株価は下げ、その日が続落のはじまりになるかもしれない。」と話していた。NY原油【WTI】はバレル1.13ドル高、91.56ドル、NY金相場はオンス1,574.80ドルだった。7日付けのCNBC電子版では米景気が中長期的に見て緩やかながら上昇トレンドに入った。安全パイとしての金の魅力が相対的に低下して来ているとの専門家の見方を紹介した。NY外国為替市場では、1ドル=94.80円、1ユーロ=124.24円で取引された。

今後の為替見通しについて、8日朝5時45分から放送のテレビ東京「モーニングサテライト」に出演した新生銀行、政木貴子氏は「米雇用改善が確認されればさらにドル高が進む。目先1ドル=97円 、その先1ドル=100円も視野に入る。今後、米国経済がゆるやかに改善する。日本政府、日銀の動き次第であるが、リーマンショック以前の水準、1ドル=124円と昨年高値1ドル=80円割れの半値戻しの流れと大胆にドル高・円安を予測していた。

特に年をとってからの食べ過ぎが一番いけない。何事も腹七分目がよろしいようだ。(了)

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