(学校で教えてくれない経済学)
「クリミヤ議会は現地3月11日、クリミヤ自治共和国からクリミヤ国家として独立を宣言した。ウクライナ暫定政権との対立が益々激化して来た。クリミヤのロシア編入がまた一歩進んだ。ヤヌコビッチが失脚後2回目の記者会見を開いた。ヤヌコビッチはロシアが必要な時に限って姿を表す。ロシアはクリミヤから手をぬくことは最早できなくなっています。」と12日朝放送のドイツZDFは伝えた。ドイツZDFは「ロシアのプロパガンダが成功しつつある。暫定政権が成立するとどんな悲惨な目に遭うかを毎日のように映像で流している。バルト3国はいずれ自らの身に飛び火してくると心配をしはじめた。」と伝えた。一方、近着3月18日号のニューズウイーク誌日本版は「ウクライナ危機を特集」したが、「クリミヤの非常事態は他の地域に飛び火しない。東西のイデオロギ―対立でもない。民主化の波及を恐れるプ―チンの悪あがきだ。」とウイリアム・ドブソン(スレート誌政治・外交担当エディター)が書いていた。
一方、マレーシア航空機が消息を絶って4日目を迎えるが、新たな動きとして、「盗難パスポートを使ったのは18歳と29歳のイラン国籍の2人で、テロと無関係だと言うことが分かった。捜索範囲をマラッカ海峡まで海域を拡大する一方陸地まで範囲を広げた。手掛かりはつかめないでいる。」と香港ATV、シンガポールCNAが伝えた。豪ABCは「マレーシア航空370便は忽然と消えた。同機に159人が乗っていた中国人の家族が次々マレーシアに到着。マレーシア政府の対応にいらだちが募っている。」と伝えた。香港ATVは「一人見舞金3万1,000元(約52万円)が出る。ある中国人はカネも重要だが、家族は帰って来ない。」と悲嘆に暮れているとテレビ画面に写していた。
12日朝放送のフランスF2は東日本大震災3年と題してフクシマ・浪江町を取材「日本全体がなくなった人々に祈りをささげた。2011年3月11日午後2時46分M9の巨大地震が発生、1時間後に津波が襲った。クシマ原発は停止、現在廃炉作業を進めているが高濃度放射能の汚染水が流出が止まらない。」と伝え、ある住民は「元の場所に戻ろうとは思わない」とインタビューに答えていた。先のニューズウイーク誌日本版は『3.11から3年、風化との闘い』と題して「原発事故に見舞れた福島県では賠償金の差による被災者間の軋轢という新たな問題が浮上して来た。」と指摘、さらに「隣人関係が希薄な街づくりでは人口流失が加速、遠方に避難した若い世代が戻って来ることはないだろう。」と書いていた。
一方、12日のNY市場では、利益確定の売りが出て、NYダウは前日比67ドル安、16,351ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.767%へ下げ、NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=102.96円、1ユーロ=142.65~71円だった。NY金は0.4%高、1,346.50ドル、一方NY原油(WTI)は在庫増、中国経済先行き懸念から商品相場が全般的に売られ、バレル1.1%安、100.03ドル、一時100ドル割れの場面もあった。ウクライナ情勢に加え中国経済の先行き不透明から弱含み相場とマキシム、久野誠太郎氏は予測していた。(了)
「クリミヤ議会は現地3月11日、クリミヤ自治共和国からクリミヤ国家として独立を宣言した。ウクライナ暫定政権との対立が益々激化して来た。クリミヤのロシア編入がまた一歩進んだ。ヤヌコビッチが失脚後2回目の記者会見を開いた。ヤヌコビッチはロシアが必要な時に限って姿を表す。ロシアはクリミヤから手をぬくことは最早できなくなっています。」と12日朝放送のドイツZDFは伝えた。ドイツZDFは「ロシアのプロパガンダが成功しつつある。暫定政権が成立するとどんな悲惨な目に遭うかを毎日のように映像で流している。バルト3国はいずれ自らの身に飛び火してくると心配をしはじめた。」と伝えた。一方、近着3月18日号のニューズウイーク誌日本版は「ウクライナ危機を特集」したが、「クリミヤの非常事態は他の地域に飛び火しない。東西のイデオロギ―対立でもない。民主化の波及を恐れるプ―チンの悪あがきだ。」とウイリアム・ドブソン(スレート誌政治・外交担当エディター)が書いていた。
一方、マレーシア航空機が消息を絶って4日目を迎えるが、新たな動きとして、「盗難パスポートを使ったのは18歳と29歳のイラン国籍の2人で、テロと無関係だと言うことが分かった。捜索範囲をマラッカ海峡まで海域を拡大する一方陸地まで範囲を広げた。手掛かりはつかめないでいる。」と香港ATV、シンガポールCNAが伝えた。豪ABCは「マレーシア航空370便は忽然と消えた。同機に159人が乗っていた中国人の家族が次々マレーシアに到着。マレーシア政府の対応にいらだちが募っている。」と伝えた。香港ATVは「一人見舞金3万1,000元(約52万円)が出る。ある中国人はカネも重要だが、家族は帰って来ない。」と悲嘆に暮れているとテレビ画面に写していた。
12日朝放送のフランスF2は東日本大震災3年と題してフクシマ・浪江町を取材「日本全体がなくなった人々に祈りをささげた。2011年3月11日午後2時46分M9の巨大地震が発生、1時間後に津波が襲った。クシマ原発は停止、現在廃炉作業を進めているが高濃度放射能の汚染水が流出が止まらない。」と伝え、ある住民は「元の場所に戻ろうとは思わない」とインタビューに答えていた。先のニューズウイーク誌日本版は『3.11から3年、風化との闘い』と題して「原発事故に見舞れた福島県では賠償金の差による被災者間の軋轢という新たな問題が浮上して来た。」と指摘、さらに「隣人関係が希薄な街づくりでは人口流失が加速、遠方に避難した若い世代が戻って来ることはないだろう。」と書いていた。
一方、12日のNY市場では、利益確定の売りが出て、NYダウは前日比67ドル安、16,351ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.767%へ下げ、NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=102.96円、1ユーロ=142.65~71円だった。NY金は0.4%高、1,346.50ドル、一方NY原油(WTI)は在庫増、中国経済先行き懸念から商品相場が全般的に売られ、バレル1.1%安、100.03ドル、一時100ドル割れの場面もあった。ウクライナ情勢に加え中国経済の先行き不透明から弱含み相場とマキシム、久野誠太郎氏は予測していた。(了)