104.55円まで戻す、NY原油バレル46ドル台へ続落(学校で教えてくれない経済学)
「英国残留派コックス議員が銃撃され、死亡、衝撃広がる、容疑者逮捕」の見出しで、17日付けブルームバーグ電子版でThomasPenny記者らが連名で書いた。同記事によれば「英イングランド北部、ウエストヨークシャーで16日、英国のEU残留を支持するジョー・コックス下院議員(労働党)が男に銃撃され、その後死亡した。事件が伝わると、英国内で衝撃が広がり、残留派と離脱派の両陣営とも予定されている国民投票を前に、活動を停止した。コックス議員(41)は昨年、下院議員に初当選、EU残留の熱心な支持者だった。前日の15日、夫のブレンダン・コックス氏が2人の子供と共にテムズ川を走るモーターボートの上で「残留」と書かれた旗を掲げアッピールしていた。IMFは英国のEU残留に関するリポートの公表を延期すると発表した。オズボーン財務相、カーニー総裁も哀悼の意を表した。両氏は予定されたスピーチをキャンセル、予定より早く夕食会を後にした。カメロン首相は『我々は偉大なスターを失った。コックス議員は思いやり溢れ、広い心を持ち活動する偉大な議員だった』と語った。英紙ガーディアンによると、犯人は犯行の際、移民受け入れに反対、「ブリテン・ファースト」と叫んだ。国民投票の結果が悪影響をもたらす可能性があるとの見方を背景に株価が下げていた。それがこの日は持ち直した。」と書いた。
「16日、米国株式市場は6日ぶりに上昇した。英国のEU残留・離脱をめぐる見方に変化が起きていることが背景にある。英下院コックス議員が集会中に銃撃され、搬送先の病院で死亡した。来週行われる国民投票ではEU残留が支持される可能性が高いとの見方が強まっている。NYダウは92ドル高、17,733ドルで取引を終えた。」と17日付ブルームバーグ電子版でJosephCiolli記者が書いた。16日、NY外為市場ではドルが売られ一時円相場は1ドル=103.56円をつけていた。あと戻し、1ドル=104.25円、対ユーロでは、1ユーロ=117.04で取引された。日銀が追加緩和を見送り円高が加速した。要因は英国の国民投票だったとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン、通貨ストラレジスト、ニール・メラー氏は話した。」とブルームバーグ、AnoojaDebnath記者が書いた。16日、NY原油(WTI)先物相場は6営業日続落、バレル46.21ドルで取引を終えた。世界経済の失速懸念を示す中央銀行が相次いだ。イエレン米FRB議長は前日、政策金利据え置きを決めた要素の一つとしてEU離脱の是非を問う国民投票を挙げたとブルームバーグ,MarkShenk記者が書いた。NY金先物相場はほぼ横ばいのオンス1,284.65ドルで取引を終えた。
一方、16日付けのWSJ紙電子版によればWSJ紙は16日付け社説で「低成長の現実を見誤った。FRBは金融政策による景気刺激策効果を過大に評価してきた。7月利上げはおろか、今年いっぱいの利上げさえむつかしくなった」と書いた。15日のWSJ紙電子版でArieaGross氏は「米フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた殺戮は恐ろしい悲劇だったが、前例がなかったわけではない。1917年7月のある晩、イリノイ州イーストセントルイスで少なくとも100人のアフリカ系米国人が射殺された」と寄稿したと伝えた。インターネットの発達で瞬時に世界の情報が飛び交う怖い時代に突入したことを実感する。(了)
「英国残留派コックス議員が銃撃され、死亡、衝撃広がる、容疑者逮捕」の見出しで、17日付けブルームバーグ電子版でThomasPenny記者らが連名で書いた。同記事によれば「英イングランド北部、ウエストヨークシャーで16日、英国のEU残留を支持するジョー・コックス下院議員(労働党)が男に銃撃され、その後死亡した。事件が伝わると、英国内で衝撃が広がり、残留派と離脱派の両陣営とも予定されている国民投票を前に、活動を停止した。コックス議員(41)は昨年、下院議員に初当選、EU残留の熱心な支持者だった。前日の15日、夫のブレンダン・コックス氏が2人の子供と共にテムズ川を走るモーターボートの上で「残留」と書かれた旗を掲げアッピールしていた。IMFは英国のEU残留に関するリポートの公表を延期すると発表した。オズボーン財務相、カーニー総裁も哀悼の意を表した。両氏は予定されたスピーチをキャンセル、予定より早く夕食会を後にした。カメロン首相は『我々は偉大なスターを失った。コックス議員は思いやり溢れ、広い心を持ち活動する偉大な議員だった』と語った。英紙ガーディアンによると、犯人は犯行の際、移民受け入れに反対、「ブリテン・ファースト」と叫んだ。国民投票の結果が悪影響をもたらす可能性があるとの見方を背景に株価が下げていた。それがこの日は持ち直した。」と書いた。
「16日、米国株式市場は6日ぶりに上昇した。英国のEU残留・離脱をめぐる見方に変化が起きていることが背景にある。英下院コックス議員が集会中に銃撃され、搬送先の病院で死亡した。来週行われる国民投票ではEU残留が支持される可能性が高いとの見方が強まっている。NYダウは92ドル高、17,733ドルで取引を終えた。」と17日付ブルームバーグ電子版でJosephCiolli記者が書いた。16日、NY外為市場ではドルが売られ一時円相場は1ドル=103.56円をつけていた。あと戻し、1ドル=104.25円、対ユーロでは、1ユーロ=117.04で取引された。日銀が追加緩和を見送り円高が加速した。要因は英国の国民投票だったとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン、通貨ストラレジスト、ニール・メラー氏は話した。」とブルームバーグ、AnoojaDebnath記者が書いた。16日、NY原油(WTI)先物相場は6営業日続落、バレル46.21ドルで取引を終えた。世界経済の失速懸念を示す中央銀行が相次いだ。イエレン米FRB議長は前日、政策金利据え置きを決めた要素の一つとしてEU離脱の是非を問う国民投票を挙げたとブルームバーグ,MarkShenk記者が書いた。NY金先物相場はほぼ横ばいのオンス1,284.65ドルで取引を終えた。
一方、16日付けのWSJ紙電子版によればWSJ紙は16日付け社説で「低成長の現実を見誤った。FRBは金融政策による景気刺激策効果を過大に評価してきた。7月利上げはおろか、今年いっぱいの利上げさえむつかしくなった」と書いた。15日のWSJ紙電子版でArieaGross氏は「米フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた殺戮は恐ろしい悲劇だったが、前例がなかったわけではない。1917年7月のある晩、イリノイ州イーストセントルイスで少なくとも100人のアフリカ系米国人が射殺された」と寄稿したと伝えた。インターネットの発達で瞬時に世界の情報が飛び交う怖い時代に突入したことを実感する。(了)