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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

テレビの未来

2011-06-12 10:05:33 | 科学/考察
 
 まだCMは見ていないが、今月2日の夕刊に、東芝のテレビ〈REGZA〉で「タイムシフト」というのが載っていた。福山雅治の写真付きで。

 これ、過去30時間分を遡って見ることができるらしい。フライトレコーダーやドライブレコーダーの応用のようだ。今のビデオでも録画しながら別の番組を再生できるし、ハードディスクの或る部分で、30時間なら30時間分、前の録画を消去しつつ新たに録画し続けていくのだろう。
 M(メガ)やG(ギガ)を超えてT(テラ)バイトの記憶容量が可能になったのか。今後はその上の、P(ペタ)やE(エクサ)ということになっていくことだろう。そうすると30時間と言わず1年あるいは何10年という記録が可能になるわけで、果たして見る時間があるのだろうか、という心配とともに、ナマで見る意味がなくなってくるような気もする。
 テレビ局は、いつ見られるとも知れない番組を延々と放送することになるのかも。そうすると「視聴率」は一体いつ集計すればいいのか、分からなくもなる。

 一方、テレビ画面の方はさらに研究が進められていて、ハイビジョンの16倍の画素数を持つ〈スーパーハイビジョン〉というのが、そのうち出てくるらしい。
 段々と目が肥えていき、元に戻れなくなる…。
 

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