〈サイコパス〉の研究で知られる中野信子さん。同名の著書の広告に顔写真が載っているので見た人も多いことだろう。もちろんご本人はサイコパスではないはずだが、BS朝日「ザ・インタビュー」という番組によると、かなり変わった子だったようだ。
空気読んだりする(忖度する)ことが苦手だったため、学校では浮いていてたそうだし、親御さんからも腫れ物に触るような扱いを受けていたらしい。あっけらかんと話をしていたが、それはそれでツラかったろうと思う。
知能指数148とかで、教科書などの中身が絵として記憶できるらしい。それを頭の中でズームすることで、テストでは常にいい成績だったとのこと。周りの皆が低い点なので「満点とらないという何か暗黙の了解でもあるのですか」と聞いて引かれたことがあるらしい。
僕も親から「扱いにくい子だ」と言われてきたし、仲間外れにされることも多かったように思う。皆が知っているのに僕だけ知らないことがあるといったような。
教科書を絵で記憶することはできなかったが、田舎の学校だったとは言えあまり勉強しなくても成績はトップクラス。さすがに高校生になるとそうも行かなかったが。
知能指数はどこかで測定されたと思うが、誰も教えてくれず。いつだったか、ネットで知能テストをやったら「160」なんて出たことがあるけど、どこまで信頼できるのやら。(自分で言っているからさらに信憑性低いし)
ところで、サイコパスの可能性が高い職業としては、次のものがあるらしい。確かに企業や政治のトップなんか、時に血も涙もないようなことしないといけないだろうし、独裁的なところもあるようにも思う。
最高経営責任者 (CEO)、弁護士、メディア関係者 (テレビ、ラジオ)、セールスマン、外科医、
ジャーナリスト、警察官、聖職者、シェフ、公務員
逆にそうでない職業は次のとおりとのこと。なるほど、仕事が人を作る、とはよく言われるけれど、それなのかも。
介護助手、看護師、セラピスト、職人、美容師/スタイリスト、
慈善活動家、教師、クリエイティブ・アーティスト、医師、会計士
羽生永世七冠を始め、偉大なことを成し遂げた人物はどこか風変わりなところがあるもの。そうでない人たちからはイジられたりするけれども、中野さんが頑張って脳科学者になったように、メゲずに自分の性分を生かせばいいのだろう、と思う。
〈カル・エル〉ほどではないにせよ、皆何かしら使命を持って生まれてきたはずだから。
…ちょっとまた話がデカくなってしまいました。