将棋の羽生永世七冠と囲碁の井山七冠に、国民栄誉賞が与えられる方向だという。
井山氏も凄いが、タイトルすべてで永世の称号を得るとは、羽生さんは何という凄さだろうと思う。今後同じような「永世七冠」は、もう現れないんじゃないのか。
今年は他にも、大相撲の横綱・白鵬が優勝回数を40の大台に乗せたし、男子100m走では桐生選手が日本人初の9秒台を出してくれるし、また今朝ほどは、サッカーのレアル・マドリードが世界一の連覇を果たしてくれるし、何とも記念すべき一年になった。
もちろん、王選手がホームラン数で世界記録を塗り替えた時も「記念すべき」だったし、札幌冬季五輪で日の丸飛行隊が金銀銅独占した時もそうだったけど、この2017年という年はまた格別。
もう少しスパンを拡げてみると、東京五輪に大阪万博、愛知万博、日韓W杯にミレニアム(世紀替わり)にも立ち会えたし、もう少し生きていれば2回目の改元そして再び東京五輪を目にすることができる。
それから、C・ロナウドとメッシが競い合う世界というのも、なかなかないかも。
ひどい災害や事件はいつの世もあるけれど、何ともいい時代に生きたことか。
そうそう、中学生棋士・藤井君を忘れちゃあいけない。史上最年少で名人にでもなれば、それもまた「記念すべき一年」となることだろう。