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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

世界のお祭り W杯

2006-06-11 09:12:56 | サッカー
 開会式・・・オリンピックの時もそうだが、無事に式典が行なわれているのを見ると、何だかホロッとしてしまう。少なくともそこだけは、平穏だから。ジョルジーニョやブランなど、懐かしい面々が出てきたのも嬉しい。彼らのおかげで過去の大会は盛り上がったのだし、また今回も、名もないスタッフやボランティアの尽力があっただろうと思う。
 開幕戦「ドイツ対コスタリカ」・・・2得点のクローゼ(体が重そう)やワンチョペも素晴らしいが、ドイツ主将のシュナイダーをほめたい。相変わらず精力的に動き回って、多くのチャンスを作り出していたから。

 翌日に再放送はあるし、録画することもできるのだが、やはり試合はナマで見たい。ナマで見る/見ないで結果が変わるわけではないが、“その場”に居たいのだ。
 でも考えてみれば、真夜中でもナマで見られるだけいいか。時差が逆なら、昼間に試合が行なわれるわけだから、そう毎日は見られない。
 ところで、ピッチやベンチに居る人間は当然試合に影響を与えるだろうが、スタンドで、あるいはテレビで応援する人間はどこまで試合に影響を及ぼすのだろうか、とよく考える。遠く離れてはいても、それはまったくのゼロではないだろう。極端な話、日本でテレビ応援するのが1人もいないとしたら、選手の士気は落ちてしまうに違いない。僕らの応援、ppmあるいはppbのオーダーかもしれないが、影響はあるだろう。

 もひとつところで、世界で一番面白いスポーツはサッカーだろうか。個人的には野球が一番知的なスポーツだと思っているが、ルールが単純なだけ、サッカーの方がわかりやすくて人気があるのだろう。さらに面白いスポーツだって、考えれば出来るかもしれない。
 話は飛躍する。ワールドカップは地球上の話だが、どこかの星でも、同じような世界大会が開かれているのだろうか。手足が2本ずつ、というのは生物として合理的な本数だから、サッカーみたいな競技は、他の惑星でも行なわれている/いた可能性は高い。
 アニメやゲームでありそうな話だが、異星人同士の対決というのもあっていい。ただし、体格や体力の差は、日本人と外国人のそれとは、比較にならないほど大きいだろう。たとえばネコみたいな生物から進化した異星人なら、ものすごく俊敏だろうし。その前に、会場の重力をどうするか、という問題もある。

 …現実に戻ろう。日本はあすオーストラリアと。勝ち負けはともかく、「ほー、日本というのはいいサッカーをする」あるいは「日本人はただの頭でっかちではないんだ」と世界に思わせれば。テレビの前で、ppbながら応援したい。
 そうそう、W杯を2年ごとに、という案もあるそうだが、反対! こんな楽しいお祭り、4年に1度がちょうどいい。

PS.サッカーを題材に面白半分で書いたショートショートを去年載せていますので、良かったらどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/shinob_2005/d/20050213

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