思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「わたし」として生きる  染谷裕太

2011-04-14 | 恋知(哲学)
「わたし」として生きる (染谷裕太)

学校の道徳はもちろん、会社でもテレビでも新聞でも、
人に親切にするとか、人に迷惑をかけないとか、
他者をたてることは教えられても、
自分がどのように思い、考えるかということの重大さを教えられたことは
たしかなかったと思います。
あったとしてもそれは弱く、「自分の意見を持とうね」とか
「周りに流されないように」とかその程度のもので
「わたし」が生きているのだ、ということをハッキリと
自覚させられるものはありませんでした。
「わたし」が生きているのだ、ということをハッキリと意識させられたのは
タケセンの塾※のみです。

誰かに親切にしたり、気遣ったりするのは良いことだけど
そうやって他者を思っているのは一体誰なのか?・・・。
出発点となっている「わたし」を自覚せずに、他者を先立てたら
一体「わたし」はどこにいってしまうのか。
そうやって自己欺瞞をし、それが当然のようになると
口先では他者のためといいつつ、
心の奥底では自分ためという、乖離がおこり、
他者のためどころか、その逆になるのではないか。
宗教の勧誘なんかが典型だと思います。
消せないはずの「わたし」を消した上で言う
「あなたのため」という言葉の気持ち悪さ。


※ タケセンの塾=『白樺教育館』の「ソクラテス教室」
コメント (2)
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仙台空港の早期復旧は、小沢一郎さんの尽力による。

2011-04-14 | 社会批評

全日空のトップと交流のある知人からの話です。
仙台空港の復旧はゴールデンウイーク明けの予定でしたが、
それでは復興が遅れ困るので、思案し、小沢さんに相談したところ、すぐに動いてくれ昨日の復旧になったとのことです。

「小我」の人が上位者となる日本では、真の実力者は嫌われるようで、マスコミは何も報じません。
官治主義を守る検察庁、マスコミ、自己保身の政治家たちは、小沢一郎さんへの「人物破壊」の攻撃(世界に例を見ない)
をいつまで続けるのでしょうか。


武田康弘
コメント (22)
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