本日午後、参議院の行政監視委員会にて、以下のように、村木厚子さんの参考人質疑が行われました。検察庁の不祥事についてです。
午後三時四十分 第四十三委員会 (分館四階)
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査
検察不祥事と行政監視システムの在り方に関する件
参考人・元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 村木 厚子君
内容は、会議録がネット公開されますので、注目です。公開されたらすぐに記事にしようと思います。
武田康弘
以下は、産経ニュースです。
厚労相元局長・村木さん「可視化、全過程にすべきだ」 参院委
2011.4.18 21:58
元局長の村木厚子さん
厚生労働省の文書偽造事件で無罪が確定した元局長、村木厚子さん(55)が18日、参院行政監視委員会に参考人として出席、検察が試行を始めた特捜部の取り調べの録音・録画(可視化)について「一部では冤罪はなくならない。全過程にすべきだ」とあらためて訴えた。
可視化をめぐっては、法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」が範囲拡大を提言し、江田五月法相の指示を受けた笠間治雄検事総長が一部事件での全過程試行を表明している。村木さんは「改革が進んでいくのでは、と大きな期待をしている」と述べた。
江田法相も「調書(の存在)が公判であまりにも重すぎるのが問題」と指摘。「刑事司法の在り方全体を変えていきたいので、新たに議論する場を設ける」と説明した。