★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

国語研究室合宿(笑)1

2011-06-04 23:01:54 | 大学

×尾の施設に着いたのである。

 
外に出て写真を撮るのである。


忍び寄る影


K先生の娘さんと鳴き声で対戦する猫

毎年のように夜は乱れた感じというか爛れた感じのどんちゃん騒ぎ(画像省略)

一定のペテン──チェーホフと国枝史郎

2011-06-04 07:29:38 | 文学

それに、もう一つ大事なのは、作品には明瞭な、ある決った思想がなければならんということだ。なんのために書くのか、それをちゃんと知っていなければならん。でなくて、一定の目当てなしに、風景でも賞しながら道を歩いて行ったら、君は迷子になるし、われとわが才能で身を滅ぼすことになる。(「かもめ」)


貴郎、ペテンに掛かったのよ。ええそうとしか思われないわ。でもどうしてこんなペテンに? いいえさ佐伯とかいう大詐欺師が、どうしてこんな変なペテンに、引っかけなければならなかったんでしょう? 儲かることでもないのにね。かえって大変な損をするのに。これには奥底があるんだわ。そうとしきゃア思われないわ。恐いわねえ、どうしましょう。返していらっしゃいよ、さあ直ぐに。(「銀三十枚」)