★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

鹿の井出水・水神さんを真冬に訪ねる(香川の神社6-2)

2018-01-24 17:20:37 | 神社仏閣
高松のくせにこの寒さは何なのでしょうか。最高気温が二度ぐらいのようです。開田高原かっ



冬空寒すぎっ



買い物に行った後、鹿の井の水神さんを訪ねました。夏に見たように、勧請されたのは最近なんですが、祠自体は昭和六年に建てられたみたいです。

ところで、こういう寒い日には、映画「書道ガールズ」なんかはいかがでしょうか。四国中央市の書道部の話です。書道家の父をもつ美少女がほかの美少女(三人)とへたれ男子(三人)と一緒に、「書道パフォーマンス」をやって町おこしみたいな雰囲気を作る話です。部員不足で困っているところからはじまる、部活譚の基本的なあれなのですが、どうみても、この美少女軍団に人が群がらないという恐ろしく「美少女に簡単になびかない硬派」の高校の話です。お話の主題自体はありふれているのですが、…

成海璃子(美人部長)
桜庭ななみ(明るい美人部員)
山下リオ(家族が病気の不幸な美人部員)
高畑充希(KYで眼鏡ッ子である意味ださい子扱いなのだが、よく見たらただの美人部員)
小島藤子(元不登校の子で、暗い子キャラなのであるが、よく見なくてもただの美人部員)

金子ノブアキ……(ただの顧問)

ただの、芸能事務所じゃないか。

かわいそうだったのは、書道家の頑固親父。娘がいまいちな才能であるのを見抜き、彼なりにがんばって指導していたところ、娘は部活のみんなと友情を暖めて「お父さんにはわからんよ」などと反抗期。お父さん、大丈夫です、娘の頑固なところはあなたにそっくり!

田舎の部活の話は意味もなく共感してしまう私であるが、――この手の話が問題だと思うのは、地方の衰退というのは、もっと精神的、知的に悲惨な出来事だからである。しかし個々の人間の魂の堕落に比べれば、地方の堕落など最後までよくわからないものだ。――まあそんなことはどうでもいい。とりあえず、この美少女たちは、愛媛大学いや×川大学に進学してほしい。さすれば当然所属は、うちの国語研究室である。間違っても、×応とか×畿とか、早×田とかいうでかいだけの田舎大学に進学しないでほしい。山下リオは、書道の先生になりたいらしいので、特に…