おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

『NPO法人まんまるママいわて』と岩手のごはん

2019年10月08日 12時41分18秒 | 岩手子育て支援
10月4日から6日まで3日間、岩手に行き、皆さんとのつながりに深く感謝し、心から楽しんできました。
今日は助産院がお産なくお休みになって、時間がとれたので、『NPO法人まんまるママいわて』のご紹介をしたいと思います。
まんまるママいわてのサイトはこちらです。

岩手の有志助産師による子育て支援の活動は、2011年3月11日の東日本大震災によって大きく変わりました。
震災直後から助産師佐藤美代子さん、八重樫重子さん達は、内陸の花巻、北上から沿岸部で被害の大きかった、宮古、釜石、大槌などの被災したママたちへの救援活動を始めます。

その活動は、被災した方々だけにとどまらず、今は産前産後の妊婦さん、お母さん全体への支援活動となり、「産前産後ケア事業」「産前・産後サポート事業」として幅を広げています。
今回の「まんまるキッチン」もその活動の一環として開催されました。
毎年、ていねいな活動報告を送ってもらっています。
   

美代子さんとは、14年前に矢島助産院で1年間の研修にいらして、初めて会いました。
8年前の大震災の日、美代子さんから声をかけていただき、ママ向け講座へ出るため、花巻に向かう大宮の新幹線ホームで地震に合い、出発はならず、自分も帰宅難民となりました。
1年後の3月にようやく花巻へ。
その後2年に一度、岩手に伺って、小さなお子さんをもつママ向け講座で一緒にごはん作りをしてきました。
『NPO法人まんまるママいわて』を起ち上げ、ケアハウスを開設しました。
5日、講座修了後に、「産前産後ケアハウスまんまるぽっと」に初めて伺い、感激でした。

スタッフの助産師さんが描いた看板です。

建物。

広々としています。

5日の夜は、持ち寄りで大宴会。
まんまるスタッフの桃子さん、幸恵さんと買い出しに行って、私も料理させてもらいました。楽しい。スタッフとの語らいも楽しい。

こんな材料で。

作ったもの。

スタッフの皆さんの料理もすごいです。
代表の美代子さんも作ります。


すごいご馳走です。

これは郷土料理でもあるそうです。

里芋を大根おろしであえたものですが、今回は、柚子や紫の菊花も入っています。
作ったのは栄養士のゆみさん。
いきのいい鰹は、ゆみさんの婚約者の方が作ってくれたそう。

広いお部屋二つをつなげて。お料理が並べられています。

スタッフのお子さんが、なんと8人。賑やかでした。

まんまるぽっとのキッチンも使いやすく、桃子さんと色々お話しながらの料理が、何度でも言います、楽しい!

講座でお出ししたおにぎりもスタッフのご実家でとれた新米でした。


大宴会が終わると、美代子さん運転で、5日の宿泊所、健考館へ。
これまでにも1回泊まったことがあります。
源泉掛け流しの温泉は、アルカリ泉。
翌朝は、釜石に向けて出発です。


4日の夜はひとりでビジネスホテルに泊まりましたが、助産師重子さんが誘ってくださり、女子会。北上の「結」というお店に連れて行ってもらいました。

やっぱりホヤ。


サラダやお刺身や、ホッケ。ご飯もビールもしっかりいただきました。




60代の女子、シアワセそうでしょ。


5日の朝は、ホテルのビュッフェ。


心のこもったお料理を沢山いただきました。

ホヤ好きだと聞いたからと、釜石のママさんが手作りホヤのマスコットくださいました。





コメント
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