『バーバー』~THE MAN WHO WASN'T THERE(2001)アメリカ
監督・脚本:ジョエル・コーエン 制作・脚本:イーサン・コーエン
出演:ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マイケル・バダルコ、キャサリン・ボロウィッツ、スカーレット・ヨハンスン
今年のアカデミー賞の話からコーエン兄弟の話になってケイトから借りた1本。
2枚組でカラー版とモノクロ版が選べる。公開時はモノクロ版だったらしいが、
せっかくだから?カラーで見てみた。
静か。とっても静かないい映画。
まだ人々の間にまともな心の交流があった'50年代の小さな田舎町が舞台。
フツーの仕事と、フツーの家庭を持つ、なんら特徴のないフツーな男の日常が
妻の浮気と、床屋で聞いたドライ・クリーニングの儲け話とが結びつき、
何気なく書いた脅迫状からはじまって、次第にフツーじゃなくなってゆく様子を
まるで他人事のようにモノローグで語られてゆく。
軽い気持ち?ではじまった事件が、次から次へと連鎖して、どーなってしまうのか
話の展開に引き込みつつ、途中にロズウェル事件の要素も混ぜたりするイタズラが
コーエン兄弟らしい遊びで楽しい。
少女の弾くベートーベンの『悲愴』がBGM。
いまやいろんな映画で引っ張りだこのスカーレット・ヨハンスンが今作では
まだまだ初々しい(まあ、ストーリーでは実はかなりワルいコだったりするんだけどw
元アンジェリーナ・ジョリーのだんなだったビリー・ボブ・ソーントンがとにかく渋い。
つねに煙草をくわえて、ニコリともしない無口な男ながら、少女をピアニストにして
ツアーマネジャーになろうなんて夢を描いたりする情熱も秘めてる。
特典は撮影現場の写真は見たけど、コメンタリーや、未公開シーン、
インタビュー等は見なかった。映画で充分。
監督・脚本:ジョエル・コーエン 制作・脚本:イーサン・コーエン
出演:ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マイケル・バダルコ、キャサリン・ボロウィッツ、スカーレット・ヨハンスン
今年のアカデミー賞の話からコーエン兄弟の話になってケイトから借りた1本。
2枚組でカラー版とモノクロ版が選べる。公開時はモノクロ版だったらしいが、
せっかくだから?カラーで見てみた。
静か。とっても静かないい映画。
まだ人々の間にまともな心の交流があった'50年代の小さな田舎町が舞台。
フツーの仕事と、フツーの家庭を持つ、なんら特徴のないフツーな男の日常が
妻の浮気と、床屋で聞いたドライ・クリーニングの儲け話とが結びつき、
何気なく書いた脅迫状からはじまって、次第にフツーじゃなくなってゆく様子を
まるで他人事のようにモノローグで語られてゆく。
軽い気持ち?ではじまった事件が、次から次へと連鎖して、どーなってしまうのか
話の展開に引き込みつつ、途中にロズウェル事件の要素も混ぜたりするイタズラが
コーエン兄弟らしい遊びで楽しい。
少女の弾くベートーベンの『悲愴』がBGM。
いまやいろんな映画で引っ張りだこのスカーレット・ヨハンスンが今作では
まだまだ初々しい(まあ、ストーリーでは実はかなりワルいコだったりするんだけどw
元アンジェリーナ・ジョリーのだんなだったビリー・ボブ・ソーントンがとにかく渋い。
つねに煙草をくわえて、ニコリともしない無口な男ながら、少女をピアニストにして
ツアーマネジャーになろうなんて夢を描いたりする情熱も秘めてる。
特典は撮影現場の写真は見たけど、コメンタリーや、未公開シーン、
インタビュー等は見なかった。映画で充分。